FFXIV の公式ベンチがリリースされていたので、私も早速試してみました。
キャラクターの種族があらかじめ選べたので、とりあえずミコッテ(≒ミスラ)で。
うわあ、さすがに 8 年前の FFXI とはクオリティの違うグラフィック。少し前までならオフゲーでしか楽しめなかった画質がオンラインでプレイできるとは。
見るからに重そうなので、、無理は承知で自宅の自作機と最近仕事マシンにした某モバイルモンスター
一応両マシンのスペックはこちら。
自作機 | VPCZ11ALJ | |
---|---|---|
OS | Windows XP Professional SP3 (32bit) | Windows 7 Professional (64bit) |
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 (3 GHz @3.60 GHz) | Intel Core i7-620M (2.66 GHz) |
RAM | PC2-6400 DDR2 SDRAM 4GB | PC3-8500 DDR3 SDRAM 8GB |
HDD/SSD | HDD Seagate ST31000333AS (1TB) | SSD 512GB (RAID 0: 128GBx4) |
GPU | ASUS EN8600GT SILENT/HTDP/256M | NVIDIA GeForce GT 330M 1GB |
LCD | EIZO FlexScan 2461W | Full HD 1920×1080 |
この 2 機で、FFXIV のベンチマーク向けの解像度 2 種(Low:1280×720、High:1920×1080)および比較用に FFXI Bench ver.3-H で計測してみました。
自作機 | VPCZ11ALJ | |
---|---|---|
FFXI Bench-H | 8900 | 8239 |
FFXIV Bench-L | 663 | 960 |
FFXIV Bench-H | 308 | 501 |
えっと・・・。
どちらも「動作困難」つまり FFXI Bench でいうところの「練習相手にもならない」状態です。自作機のほうは GeForce 8600GT という今となってはどうということのない GPU ですが、VAIO Z のほうは GeForce GT 330M というノート PC 用としてはパフォーマンスクラスの GPU。しかもデュアルコアとはいえ Core i7 ですよ。これで「動作困難」レベルだとすると、もうゲーム用に奢ったタワー型 PC くらいじゃないとまともに楽しめる性能とは言えないのでは(実際のゲームではグラフィックオプションの変更等で、動作必須条件には達するでしょうが)。
これはもう当初は Windows 版でプレイできるユーザーが事実上かなり限られてしまうことが確定したようなもの。PC なのでハードウェア性能の向上でいずれはメインストリームクラスの PC でも楽しめるようにはなるでしょうが、当分の間は一部の PC ゲーマー以外はパフォーマンスが画一化されている PS3 版のほうが現実的な性能で楽しめるんじゃないでしょうか。
ちなみに FFXI Bench のほうでは自作機のほうが高いスコアをたたき出していますが、これはおそらく FFXI のエンジン自体が古く、GPU の性能が FFXI の要求を遙かに超えてしまったため、スコアのプロセッサ周波数に対する依存度が大きくなったからだと思われます。
私は FFXI をやめてからもう 5~6 年経ちますが、XIV でもう少しライトユーザーでも楽しめる道が用意されるならまたプレイしてみたいかも、という気持ちはありました。でも手持ちの PC で満足いくパフォーマンスが得られないからといって簡単に環境を整えられる状況でもなくなってしまったので、これはちょっと様子見せざるを得ないかなあ・・・。
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