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東京カメラ部撮影会

東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

Facebook のコミュニティ「東京カメラ部」の撮影会に参加してきました。スタジオでの撮影は、自分で撮ったという意味では 2 年前にシグマのイベントに参加して以来、2 回目。最近、いろいろな写真を目にする機会が増えてきて、自分でも撮ってみたいという写欲が高まっていたところでもあったので、いい機会でした。

モデルさんはいつの間にかこの blog でもおなじみになった紗々さん。モデルとして撮らせていただいたのは 3 回目ですが、改めて過去の写真を見るとこの 2 年でずいぶんと雰囲気が(良い意味で)変わりましたね…。

東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

こちらは始めて撮らせていただいた安治美穂さん。快活で健康的な女性、でも時折見せる色っぽさ、というあたりが多くの男性を魅了しそうです。


東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

モデルさんを撮る機会自体があまりない上に、身近にいないタイプの女性なので、どう切り込んでいったらいいか分からなかったのですが、あえて真正面から。それでも目線もらわないのが私らしさです(ぉ。

東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

一生懸命カメラの前でポーズや表情を決めてくれているのに申し訳ないと思いつつ、こういう「抜いた一瞬」の表情のほうが魅力的だと思ってついシャッターを切ってしまいます。私は写真に写るのは被写体ではなく自分の想いや被写体との関係性そのものだと考えているので、そういう素の一瞬を捉えられることのほうが嬉しい。

東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

でも、だからこそ、こうやって目線をもらっても怯まなくなってからが本当の勝負なのかなと。写真家の小澤忠恭氏が「人物写真はどちらかが先に高みにいて相手が登ってくるのを待ってちゃいけない。一緒に登っていって、一緒に頂点にたどり着いたときに、いい写真が撮れるのだ」というようなことを仰っていましたが、まさにそんな感じ。アマチュアの撮影会では難しいですが、被写体になる人と何らかコミュニケーションの糸口を見つけて、一緒に作り上げたときにこそ満足できる写真が撮れるのだと思います。それができたなら、それがたとえ自己満足だっていいじゃないか。

東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Sonnar T* 135mm F1.8 ZA ]

たぶん私は構図の語彙が乏しくて、他の誰かの写真を見るたびにこういう構図は見つけられないなあ、と悔しく思うことが少なくありません。でも、それはそれとして、ポートレートにおいては自分にしか撮れない表情、自分だから撮りたくなる一瞬、みたいなものを見つけていきたいかな。それができたら構図とか露出とかは二の次でもいい。相手が表情をクルクル変える人であればあるほど、それを見つける楽しみがあります。

東京カメラ部撮影会

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

こういう表情とかね(笑。

紗々さん、安治さん、スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。ポートレートはもうちょっとうまくなりたいと思っているので、機会があればまた参加したいですね。

コメント

  1. oz より:

    話を覚えていてくださってありがとう。
    いい写真です。自信を御持ちください。
    最後の三枚は相当な力量です。
    またどこかでお目にかかりましょう。

  2. B より:

    もしかして忠恭先生ご本人ですか!
    ありがとうございます。この三枚は自分でも撮っていて手応えを感じたので本当に嬉しいです。
    先日のイベントで「僕はあなたがたのことを仲間だと思っているからここまで話すんです」と言っていただき、勇気が出ました。
    必ずまたお目にかかる機会があると思います。今後のお写真も楽しみにしています!

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