「遠いな…光の速さでも追いつけそうにない。それでも、それでもいつかは…」
RG 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム 3 号機 フェネクス (ナラティブ Ver.)
プレミアムバンダイ限定販売の RG フェネクス(ナラティブ Ver.)を組みました。MG/RG/HGUC 合わせて 8 体目の RX-0 です(ぉ。もしかしたら RX-78 よりもたくさん組み立てたんじゃなかろうか…。
ご覧の通り全身金メッキ仕上げ。関節以外の外装がほぼ全て金色のため百式以上にキンキラキンです。全身ウコン色の HGUC とは大違いの出来映え。それゆえ映り込みが激しく、写真撮影は難儀を極めました(´д`)。アクションポーズを取らせていろいろ撮影するのは諦めました。
6 年前に組み立てた MG フェネクス(非ナラティブ Ver.)はかなり淡いシャンパンゴールド的な色合いで、当時のガンダムフロント東京で上映されていた映像の「漆黒の宇宙が映り込み、存在感が消えて見える」雰囲気が再現されていてあれはあれで良かったですが、RG はアニメ『ガンダム NT』のイメージをそのまま配色に落とし込んだような、黄色みの強いゴールドメッキ。別作品だけど懐かしの黄金聖衣のプラモを組み立てているようで、気分が上がってきます(笑
ちなみに RG らしく同じゴールドメッキといっても部位によって微妙に配色の異なるゴールドが組み合わされていて、立体感が強調されています。
背負っている二枚の「アームド・アーマー DE」は『NT』の映像化にあたって設定が変更され、装着位置が高くなってクジャクの尾羽を彷彿とさせるスタビライザーが追加されました。
映像作品を見るとこの装着位置の変更によってフェネクスが羽を広げたときの大きさ感を拡張させるのに役立っていることが解ります。またスタビライザーには付属の針金を通して組み立て、劇中のダイナミックな動きを再現できるようになっています。
反面、アームド・アーマー DE の位置が高くなったことでプラモ的には重心が上がり、自立させるのがさらに難しくなってしまいました。が、スタビライザーに通っている針金がけっこうしっかりしたものなので、それ自体をスタンドにしてプラモを支えることができるようになっています(笑。
デストロイモードに変身。劇中ではほぼユニコーンモードで活躍していたせいかちょっと印象の薄いデストロイモードですが、金メッキの反射のおかげで青いサイコフレームがライトアップされて、ユニコーンやバンシィよりもデストロイモードのインパクトが強い。
ちなみにキットにはビームマグナムが付属しますが、劇中でビームマグナムを使うシーンがなかったので今回は持たせずに撮影しています。
「角割れ」の V 字アンテナは閉じ/開きの差し替え式。MG だと開閉ギミックがついていましたが、ユニコーンやバンシィの単純な開閉とは違いフェネクスは角の向き(角度)が変わるギミックも入っているため RG のスケールでは再現が難しかったのでしょう。
あと付属のリアリスティックデカールは金メッキに合わせて全て光沢仕様になっています。金メッキパーツに貼ると無塗装でも質感が揃ってちょうど良いんですが、バックパックや足、ビームマグナムなど非光沢パーツに貼ると違和感が半端ないのでそれらはトップコート必須と言えます。
アームド・アーマー DE の翼を広げた状態。フェネクス本体以上にサイコフレームの輝きが美しく感じられます。
1/144 スケールなのに万超えという恐ろしい価格のプラモですが、ユニコーンモード/デストロイモード完全変身(角以外)かつ全身金メッキという豪華仕様を考えればむしろ非常に満足度の高いキットでした。
ただし撮影は映り込み以上に指紋との戦いで、一枚撮ってポージングを変えたらクリーニングクロスで磨いて…とかなり疲れましたね(´д`)。
そういえば、NT のさらなる続編にあたる『閃光のハサウェイ』の劇場公開までちょうど二ヶ月になりましたね。こういう状況下でも公開延期の発表がされていないので予定通り封切られるということでしょうか。久しぶりの新作ガンダム、楽しみに待っています。
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