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マイナポイントをスマートフォンで申し込み

今日から 7 月ということで総務省の「マイナポイント」の予約受付が開始されました。

マイナポイント事業

マイナポイント

昨日で終了した還元事業に続くキャッシュレス決済振興策の第二弾として告知されているマイナポイント。2020 年 9 月 1 日~2021 年 3 月 31 日までの期間、登録したキャッシュレス決済に対して最大 5,000 円分のポイントバックを行うというものです。マイナンバーカードの取得とマイナポイントの申し込みという二重に面倒な手順を踏んだうえで 5,000 円というのはちょっと割に合わない気もしつつ、自分の場合はどうせ日常的な決済がほぼキャッシュレスになっているんだから普通に生活しているだけで 5,000 円分戻ってくるなら…と思って申請しました。

ちなみに今回の申請のために自分のマイナンバーカードを確認したところ、電子証明書の有効期限が来年の誕生日までということに気づきました。カード自体の有効期限はさらに五年後(2026 年の誕生日まで)だけど、今まで電子申請にしか使ったことがないから更新必須と言えます。窓口に出向かなくてはならないのが面倒だなあ。

さておき、申請は先日の特別給付金申請と同様にマイナポータルおよびマイナポータル AP から行うのかと思ったら、今回はまた別にマイナポイントアプリをインストールしなくてはならないんですね。何のためのポータルやったんや…。

マイナポイント

マイナポイントアプリを起動するといきなり目に飛び込んでくるのが注意事項(何故かタイトル「システムメンテナンス情報」)。実質的なキャッシュバックがもらえると思うからへこたれずに読んでみるけど、これ一般的な商用 Web サイトだったらこの時点でめちゃくちゃ離脱するよなあ…と萎えながら進めていきます。

マイナポイント

マイナポイントの申し込みには、それに先立って「予約」という手続きが必要になる模様。予約と申し込みの違いも判らないし、そもそも「マイナポイント」とか「マイキープラットフォーム」とか謎の独自用語が多すぎる。特別給付金の申請手順にはそこまでストレスを感じませんでしたが(e-Tax で馴らされてた可能性はある)、このマイナポイント申請については自分が何のためにこの手順をやらされているのかが解らずイライラしますね…。

ともあれこの段階でマイナンバーカードを読み込んで、予約完了。

マイナポイント

続いてポイント還元を受ける決済サービスを選択します。「マイナポイント」といっても総務省から何かのポイントが直接付与されるわけではなく、利用額に応じたポイントを決済事業者のポイントサービス経由で還元する仕組みになっています。
決済サービスはかなり幅広く登録されていて、目的のサービスを自分で検索する必要があります。しかし「電子マネー」「QR コード」「プリペイドカード」の違いを説明できる日本人がどれくらいいるのか。一般的には素直にキーワード検索するのが良いでしょうね。

マイナポイント

個人的には交通系電子マネーが最も使い勝手が良いので、Suica で還元を受けることにします。
本当は今の勤務先では日常の通勤に JR を使っていないので 3 月に始まったモバイル PASMO のほうが良いのですが、

  • そもそも 3 月からリモートワークが続いているせいでモバイル PASMO をまだ使っていない
  • さらに会社方針で当面の通勤費は実費精算になり、定期代の支給がなくなった

ので、モバイル Suica からモバイル PASMO に切り替える必然性がない(;´Д`)。定期を使わなければ Suica も PASMO も利便性は大差ないですからね。
というわけで、少なくとも年内はモバイル PASMO に乗り換えることはないだろうと判断し、モバイル Suica を還元対象に登録することに。

なお Suica の場合はポイントを能動的に変換しないと Suica のチャージ残額に登録されないので、そういうのが面倒ならば PayPay のようなポイント=残高方式の決済サービスを登録したほうが、還元後すぐに利用できて手間が少ないでしょう。

それにしても既に受付が始まっているのにポイント付与方法とタイミングが「近日公開予定」とはダサすぎる…。

マイナポイント

申込情報の入力画面ではトップに「どの項目に何の情報を入力すべきか」というガイドが表示されていました。マイナポイント側の定義では入力すべきは「決済サービス ID」と「セキュリティコード」となっているため、この解説がなければ路頭に迷っていたことでしょう。

マイナポイント

入力画面こんな感じですからね。いくらポイントバックがあるといっても、こういう解りにくい手順を踏ませていてはマイナンバーカードの普及率も高まらないのでは…。

ここに入力すべき情報は、Suica の場合は JRE POINT(JR 東日本のポイント。この名称も認知度を高めるのは難しいと思う)のサイトにログインすることで確認できます。

JRE POINT

マイナポイントにおける決済サービス ID は、Suica のカード番号ではなく JRE POINT の「JRE POINT 交換番号」になります。
セキュリティコードには氏名(全角カナ)と生年月日(スラッシュなし 8 桁数字)を入力します。

マイナポイント

という手順を経て何とか申込完了。ほんの 10 分程度の手間でしたが、久しぶりにひどい UX のサービスを利用した気分。相応のリテラシがないと最後までたどり着けないのではないでしょうか。

さらにはこれ、すぐに利用開始できるわけじゃなく 9 月以降だから忘れてしまいそう。まあ Suica で合計 2 万円なら確実に利用するので問題はありません。

コメント

  1. mana より:

    こんにちは
    当方も昨日妻の分も含め申し込みしましたが
    対象業者によってセキュリティコードの入力がバラバラ
    前ページに戻る方法を間違えると
    カード読み込みからやり直しだったり

    nanacoとdカードでの申し込みだったのですが
    nanacoは決済サービスIDとセキュリティコード1が
    同じ文字列 この時点でえっ?です
    また還元法は4円単位での還元だったり
    残った分はこの事業終了後に還元とか

    dカードにしてもdポイントで申し込むのか
    クレカdカードで申し込むのか即時還元なのかそうでないのか等
    何を考えているのか理解に苦しみます

    せめて決済サービス区分ごとに還元方法統一出来ないのかと
    感じました

    • mana より:

      dポイントでなくd払いでした 失礼しました

      • B より:

        コメントありがとうございます。仰るとおりですね…。
        どうしてこういう作りになったのかはある程度想像がつきますが、それにしてもユーザー不在な感覚が否めません。
        総務省は本当にマイナンバーを普及させたいのかさせたくないのか…。
        何のための施策でどうなることがゴールなのかを考えて、そこからの逆算でサービスを作ってほしいものです。

  2. […] 還元率25%(但し還元額上限5,000円)という国の施策「マイナポイント事業」ですが、7月に入って早々に申し込まれた方がいるようですが、私もやろうとしたところ、スマホの画面に「対象事業者はまだまだ増えるよ〜(意訳)」というメッセージが出て怯んでしまい、まだ申し込めていません。(予約番号自体は発行済みです。) […]

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