b's mono-log

2019/08/14 (Wed.)

旗の台 スペイン食堂 石井 その 4

「俺の胃袋が欲しているのは、胃袋がドギマギするようなパンチのあるメニューだ」

スペイン食堂 石井

旗の台の「スペイン食堂 石井」に久しぶりにやって来ました。6 月頃から東急や西武などの百貨店の催事に出店し始めたのに一度買いに行ってみたら、おいしかったけどやっぱりお店で作りたてを食べたくなったので改めての再訪。『孤独のグルメ』登場店は何度となく行きたくなる店が多いですが、ここはその中でも特にリピートしたくなるお店の一つです。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

今回は初めてカウンター席に通されました。テーブル席も落ち着けて良いけど、一度マスターの仕事ぶりを眺めながら食べてみたいと思っていたから逆に嬉しい。
カウンター上には無数のスペインワインが並べられています。スペインワイン好きとしてはいろいろ飲んでみたくなりますね。

スペイン食堂 石井

それでもこう蒸し暑いと一杯目は生ビールから始めざるを得ません。
一日分の汗を取り戻すかのように胃に染み込んでいくビール。やっぱり夏はキンキンに冷えた生ビールだね!

スペイン食堂 石井

つい先日 Twitter で「生ハム原木が家にあると~」のテンプレが話題となったセラーノハム(生ハム)。
薄切りなんてみみっちいこと言わずにかぶりつきたい気もしますが、よーく見ると蹄が付いているあたり生々しくて躊躇します(汗。でもせっかくだからこれ食べたいじゃないですか。

スペイン食堂 石井

そんなわけで、ビールのつまみ的に前菜の盛り合わせからオーダーしていきます。
例のセラーノハムににんじんサラダ、スペイン風オムレツ等のオードブル。どれもお酒によく合う前菜で、これが一度に味わえる幸せ。独りで来ていたらこの一皿とワインで満足してしまいそうな勢い。

スペイン食堂 石井

こりゃあたまらん、ということで白ワインに切り替えていきます。
この前菜ならビールはもちろんのこと、よく冷えた辛口白ワインとも相性抜群。

スペイン食堂 石井

この一瞬なんだか判らなかった一皿は、タコとじゃがいものサラダ。
濃いめのポテサラにプリッとしたタコがたくさん入っていて、アリオリソースのパンチのある味がおいしい!これは初めて食べたけど、ちょっと癖になる味。

スペイン食堂 石井

そしてこの店に来たら絶対に外せないのが長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き。
うまみはマッシュルームとベーコン、味付けはたぶんオリーブオイルとビネガーとニンニクというシンプルなものだと思うけど、この濃厚なうまさ。キノコ料理は極力避ける私だけど、これだけは別枠と断言できます。本当においしい。

スペイン食堂 石井

この流れでアヒージョ的なものがもっと欲しくなってしまったので、生ホワイトアスパラのアヒージョ。
グリーンアスパラと違ってホワイトアスパラって食べ応えがないイメージだったけど、こう料理するとグリーンアスパラではありえないほどにうまみを湛えてこんなにおいしくなっちゃうのか!という驚き。

スペイン食堂 石井

子羊のロースト パプリカソース。
くさみがほとんどなく、程良い弾力を感じるラム肉に絶妙な味付けと焼き加減。この「肉食ってる感じ」がイイ。

俺はスペインの闘牛士だったつもりが、気付けばすっかり子羊に懐柔されている。

スペイン食堂 石井

こういう肉料理が出てきたならワインは赤でないと。
私はスペインワインのお高くとまってないけど香りも味もしっかりしてる感じがとても好き。

スペイン食堂 石井

さらに肉を重ねていくスタイルで、牛ハラミステーキ。
「いかにも肉って肉」の代名詞たるハラミに、バルサミコソースの刺激がたまらない。改めて俺は今、スペインの闘牛s(ry

スペイン食堂 石井

ここに来たら食べずには帰れない料理の一つがパエリアでしょう。
いつもはイカスミや魚介系のパエリアばかり頼んでしまうところ、今回は本格バレンシアパエリア ウサギ肉入りをいただいてみました。

ウサギの肉って、ダシっぽいうまみ感やプリッとした弾力感がどことなくチキンっぽい。そういえばウサギを「羽」という単位で数えるのは仏教で獣肉を食べることを禁じられていた時代にウサギを鳥ということにして食べたことに由来する...という話を聞いたことがありますが、ちょっと納得してしまうような味。
このライス部分がスープをじっくり吸っているんだけどちょっと芯が残っている食感もまたいい。

スペイン食堂 石井

デザートその 1、ポルボロン。その名の通り、ぽろぽろ崩れてくるような食感のちょっとした甘味。
素朴な味わいが、その名の通り町の食堂っぽいこの店の身近さに通ずるものを感じさせます。

スペイン食堂 石井

デザートその 2、クレマカタラーナ。カタルーニャ(スペイン)風クレームブリュレといったところでしょうか。
表面がパリパリになるくらい焼き目をつけられた濃厚なプリン。これもまたおいしく、濃密だったこの時間を総括するようなおいしさ。


あぁ、今回も堪能しました。
それにカウンター越しだったせいか、今までよりもマスターと近い距離感でお話を伺えたのも嬉しかった。あの撮影と放送の後この店がどうだったのか、いろいろ聞かせていただきました。放送直後は混雑して体力的にキツい時期もあったけど、今はせっかく露出する機会も増えたんだからこれをチャンスと思って新しいことにも挑戦しているとのこと。催事への出店もその一環だそうです。
相変わらず腰が低くて真面目なマスターのこの前向きな姿勢に、自分ももっと頑張らないとな...と思わされました。

改めてごちそうさまでした。
機会を見つけてまたちょくちょく来ようと思います。今度はフラッと前を通りかかったときにカウンターが空いていたら、独りで飛びこんでみるのもいいかな。

関連ランキング:スペイン料理 | 旗の台駅荏原町駅荏原中延駅

投稿者 B : 23:14 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2019/05/16 (Thu.)

味のレストラン えびすや 再訪

「疲れたら、うまい飯に助けてもらおう」

味のレストラン えびすや

久しぶりにやって来ました、西登戸(というか今回は京葉線千葉みなと経由)。『孤独のグルメ Season7』で巡礼した聖地のうち、是非ともまた来たいと思っていた名店のひとつ「味のレストラン えびすや」にようやく再訪することができました。

前回巡礼した際は放送前かつランチタイムだったけど、今回は放送から約一年後のディナータイム。五郎's セレクション以外にも食べてみたいメニューはたくさんあったし、そういうのを中心に攻めてみました。
なお今回は千葉勢として HAMACHI! さんにご一緒いただきました。

味のレストラン えびすや

味のレストラン えびすや

今回座ったのはドラマどおりのゴロー席!これは嬉しい。店内が見渡せるだけでなく、厨房の様子が見えて若旦那さんと軽くコミュニケーションを取りながら料理を楽しめるのもいい。

前回来たときには分厚いディナーメニューがあったのが、放送後の混雑の影響か現在はある程度限定されたメニューでの営業となっているようです。
ゴローちゃんが食べた生鮭のバター焼きを軸に、洋食屋の王道中の王道メニューの数々。どれもおいしそうです。

味のレストラン えびすや

でも俺的にはやっぱり裏面のオードブルとアラカルトメニューから攻めたい。
こっちはこっちで、この店の感じならどれも絶対おいしいに違いない品々の揃い踏み。どこから手をつけるか悩むやつ。
そしてこのアラカルトも +900 円でコースにできるのがまたいい。

味のレストラン えびすや

ま、とりあえず生ビールで乾杯。
今日も一日お疲れさまでした!最近すっかりビールがおいしい季節になりました。

味のレストラン えびすや

ここでお店からのサービスということで出てきたのが、マグロ刺の小鉢。
既に複数回来店している HAMACHI! さんへのサービスとのことでしたが、そういえば私が前回来たときも初めてなのにサラダのサービスをいただいたような。
全員にしてるわけじゃないだろうけど、こういうちょっとした心遣いが感じられるのがこの店の好きなところ。

味のレストラン えびすや

料理の方は、まずはイカのオリーブオイル揚げから。
なんだろうこの...格好つけすぎてない、気持ちのこもった感じの盛り付け。少し懐かしいよそいき感、こういうのほっこりする。

そしてイカ...何これ、おいしい!軽めにフライされた柔らかイカからオリーブオイルのいい香りが。
イカにこんな食べ方があったとは。これだけ延々と食べ続けていられそうなおいしさ。

味のレストラン えびすや

からの、生ソーセージのグリル。
生なのにグリルってどういうことだ?と思ったら、この手作り感。

香辛料が肉のうまみを引き出していておいしい。
そしてまたしても添えられた赤黄のプチトマトと飾り剥きされたキュウリの存在感。
子どもの頃、両親に連れられていったレストランのランチってこんな感じだったよな。

味のレストラン えびすや

そうすると赤ワインなんかに行ってみたくなるというものです。
ほどほどのワインをおいしい料理と一緒に、気取らずに飲める。こういう食事って幸せだ。

味のレストラン えびすや

ここで特製にんにくスープ!
アラカルトメニューをコースにしてみたわけです。

あたりに漂う、食欲をそそるニンニクの香り。
スープの表面に浮かんでいる卵黄もいい。

味のレストラン えびすや

そうそう...これですよ。
これだけを飲むためにはるばる幕張より奥まで来る価値があると言えます。

いろんな旨味をニンニクが増幅して、身体の芯からポカポカしてくる味。
これは疲れた心身に効果抜群、ニンニクパワーで元気回復だ。

味のレストラン えびすや

そこにガーリックトースト登場。
前回は放送前に来たからさすがに頼めなかった一品。

一般的にはガーリックトーストというと固めのバゲットを使うものだけど、ここのは何故かロールパン。
ふんわりした食感とほんのりした甘みに乗っかるニンニクのパンチ!めちゃくちゃうまいじゃないか。

これは目から鱗、ガーリックトーストの新境地が切り開かれた。

味のレストラン えびすや

よし、やるか。

スープをひたひたに浸して、ガーリック in ガーリック。
ガーリックの相乗効果で、これまたパワフル。だけどロールパンの甘みがこれを野蛮にすることなくまとめている。
これは柔らかいパンが正解、染み込んだ汁がジュワーっと溢れ出てくる。

今までいろんな汁やタレを白飯やパンにかけてきたゴローちゃんだけど、このガリトーはまさに真骨頂という感じ。

味のレストラン えびすや

コースメニューのサラダ。ここにも、例の赤黄プチトマト。もうこれを見ただけで微笑みが漏れてきてしまう。

前回もそうだったけど、この店のサラダはドレッシングがおいしくて、モリモリ食べられる。

味のレストラン えびすや

確実においしいと見込んでいたビーフシチュー。ほうら、見た目からしてこれですよ。

「洋食屋さん」らしい、少し懐かしくて丁寧に作られたのが伝わってくるビーフシチュー。
牛肉がトロトロに柔らかくておいしい。

そして付け合わせのニンジンとサヤインゲンのソテー、それにスパゲティ。
ニンジンのソテー、子どもの頃からの隠れた大好物だったんだよなあ。こういう甘みのあるソテーも久しぶりに食べた気がする。

洋食の付け合わせはとっても大事。
これらの味がいい店は、きっと長続きする。

味のレストラン えびすや

そして今回も食べておきたかったカニピラフ!

カニの風味の効いた、ちょい濃いめの味付けのピラフ。
「ちょい焼き飯寄り」なあたりが、ガツガツ食べることさえ許容しそうな懐の深さを感じる。

これぞまさに、キング オブ 洋食。
揺るぎなきうまさ。

味のレストラン えびすや

さらにもう一品、豚肉の生姜焼き。
洋食屋なのに生姜焼き?ソテーではなくて?と思ったら、こっちはかなりソテー寄りの生姜焼き。

豚肉の甘みとクタクタに炒められたタマネギの甘みが相まって、これもおいしい。
生姜焼きというといかにも定食屋的なバラ肉の生姜焼きもいいけど、こういうスタイルの生姜焼きもまたご飯の消費を煽ります。

味のレストラン えびすや

デザートは自家製プリン。
ちょっと固めでぷりんとした食感に、優しい甘さがいい。

このプリン、また食べたくなりそうだな。

味のレストラン えびすや

お店の奥に、前回はなかったロケ時の写真とサイン入り台本発見。

家族経営のあたたかさがこの写真からも滲み出ているよう。
皆さん腰が低くて、お客さんにおいしい料理を提供しようという真摯な思いがこの店を作っているんだなあ。

味のレストラン えびすや

今回も最初から最後まで、どれもおいしかった。
東京からはるばる遠征してきた甲斐がありました。

他にも牡蠣フライとかスペイン風おじやもおいしそうだし、ここならナポリタンも絶対うまいはず。
そしてあの生鮭のバター焼き...あれもまた食べたいんだよなあ。

機会を見つけてきっとまた来ようと思います。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:洋食 | 西登戸駅新千葉駅千葉みなと駅

投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2019/05/06 (Mon.)

愛知県名古屋市の台湾ラーメン

「名古屋生まれの台湾ラーメン。この腹のざわめきは...何だ?」

台湾ラーメン光陽

昨年の『孤独のグルメ 大晦日スペシャル』の聖地巡礼は京都の聖地名古屋のホテルと鰻屋から最後の台湾ラーメンの聖地へとやって来ました。

「台湾ラーメン」とはいうものの、実際には台湾にそんなラーメンがあるわけではなく、ここ名古屋発祥のご当地グルメだというのが真相。台湾料理(といっても私は台北しか知りませんが)はむしろ魯肉飯や乾麺(ガンミェン)、小籠包といった辛味よりも旨味系の料理がメインなはずです。名古屋流の台湾ラーメンは近年では関東にも進出している「味仙」が起源で、ここの店主が台南の担仔麺をもとに賄い飯として作ったのが最初だと言われています(出典:Wikipedia)。

しかしここで有名な味仙とは違う台湾ラーメンの店をわざわざ取り上げるのが『孤独のグルメ』らしいところ。名古屋市の北の外れにある比良というところに、その店はありました。

台湾ラーメン光陽

台湾ラーメン光陽

大晦日の放送以来混雑しているのか、店先には最長 100 分制限の貼り紙が。
この店は予約を取っていないようで、17 時開店のところ 16:50 頃に到着してみたら既に 5 人の行列が。その後、あれよという間に行列が長くなってしまったので、早めに来て正解でした。

台湾ラーメン光陽

店内、ドラマそのまんま。
中日ドラゴンズと力士らしきサイン色紙が大量に貼られていて、そもそもドラマ以前からこの界隈では有名だったことが分かります。

今回は混んでいたのでゴロー席には座れず、カウンターに着席しました。

台湾ラーメン光陽

さあて、何を入れていこうか。
劇中でちらっとメニューを見たときから、いかにも町中華な料理名がいろいろ並んでいたのが気になっていたんだよなあ。
こういう店で食べるなら、定番メニューこそうまいに違いない。

台湾ラーメン光陽

ともあれ、何はなくとも生ビール。
ここのところ少しずつ暑くなってきたこともあって、一杯目の生ビールがうまい。

台湾ラーメン光陽

ワンタンスープっぽい柔らかめの水餃子(スープがうまい)と、

台湾ラーメン光陽

イイ感じの焦げ目が香ばしい焼き餃子から始めようじゃないか。

そうそう、こういう気取らない町中華然とした雰囲気が嬉しいんですよ。
とにかく何でも多めの油と強火、中華鍋でジャジャッとやってすぐ出てくる感じ、今はなき中華シブヤにも通ずるものがあります。

しかし大量の油が霧状になって店内に舞っていて、こりゃあ帰ったらファブリーズ必須だなという感じ(笑

台湾ラーメン光陽

厨房の中華鍋さばきを眺めていたら、目についたのがカウンター上のこの腸詰め。
見るからにうまそうじゃないですか。これください。

台湾ラーメン光陽

凝縮感ある腸詰めに濃口のタレ、そこに白髪ネギとニンニクスライス。
期待を裏切らない、ややジャンクな感じのうまさ。こういうのでいいんだよこういうので。

俺、これとビールさえあればどこまでもいけそうな気がする。

台湾ラーメン光陽

でも、ここでビールで腹いっぱいにするわけにはいかないから、紹興酒にチェンジ。
こういう濃いめ、辛めの中華にはやっぱり紹興酒がよく合う。

台湾ラーメン光陽

からの、牛すじ。

プリプリした食感の牛すじにピリ辛タレがよくしみて、これまたうんまい!
日本の居酒屋のすじ煮とはまたベクトルの違ううまさ。この味と食感はクセになりそうだ。

台湾ラーメン光陽

さらにクキ炒め。

これはニンニクの茎だと思うけど、無愛想に「クキ炒め」と名付けてしまうセンスが町中華らしくてイイ(笑
ピリ辛でちょっととろみのあるタレが茎とそぼろにかかって、これも止まらないうまさ。

それにしてもこの店の料理、どれも辛くて旨味もあって、やっぱり台湾でも中国でもない独自の名古屋中華圏を形成している。
でも名古屋人がこいつにハマる気持ち、よく分かる。

では、ここらでそろそろ本命にお出ましいただこうじゃないか。

台湾ラーメン光陽

...と思ったら、メニューから探すまでもなく壁に「五郎さんセット」の貼り紙が(笑。
その上には当然、松重さんと女将役の坂井真紀さんのサインも添えられていました。

これは選ぶ手間が省けた。よし、その名古屋式ラーチャンセットにしよう。

台湾ラーメン光陽

台湾ラーメンは辛さが選択可能。
最も辛くないのが「アメリカン」って、台湾なのにアメリカン。ていうかそもそも本来は台湾ですらないし。この意味不明なアバウト感がジワジワくる。

今回選んだのはもちろんゴローちゃんと同じく中辛。
どうしても辛さの奥地に踏み込みたくなってしまう、辛いもの好きの好奇心、冒険心。

台湾ラーメン光陽

まずは酢鶏。
ゴローちゃんセットで頼んだら劇中どおりハーフサイズで出てきたけど、こっちは二人組なんだしレギュラーサイズで頼んでも良かったかも。

酢豚みたいなトロミ、なし。でもしっかり酸っぱうまい、いいじゃないか。
ここまでピリ辛の連打連打で来ていたから、このタイミングでの酸味が心地良い。
酸っぱい鶏唐、ものすごくいい。

台湾ラーメン光陽

そして真打ち、台湾ラーメン。
十年くらい前に名古屋出張のついでに味仙で食べて以来、そうとう久しぶり。

この真っ赤なスープ、中辛でこれなら激辛はどんなことになっちゃうんだ?
とにかく混ぜたほうが良さそうだな。調子に乗ってズルズルいくとむせるやつだ。

台湾ラーメン光陽

この麺、うまい。好きなタイプ。
スープのほうも、最初の口当たりは辛さよりも旨味が勝っている感じ。これ、やっぱりおいしい。

あっ、でもジワジワと辛さがきた。辛さの時間差攻撃だ。

けっこう来る辛さにも関わらず、箸とレンゲが止まらない。うまい、辛い、うまい、辛い、まるで永久機関のようだ。
唯一無二の旨辛、台湾ラーメン。

台湾ラーメン光陽

この辛さは紹興酒じゃちょっと追っつかない。さらには汗まで噴き出してきた。
真夏のごとく水が進む。水は当然、ジョッキで。

額や首筋から汗が流れてくる感じってあまり気持ち良いものじゃないはずなのに、この汗は何故か心地良い。

台湾ラーメン光陽

とどめにピリ辛ニンニクチャーハン。

一見なんの変哲もないチャーハンだけど、この強烈なニンニクの香り!
鼻と口からニンニクが容赦なく流れ込んでくる。

これは今までのチャーハンでは経験したことのないニンニク量だ。
でも、めちゃくちゃうまい。

名古屋にはこういう図抜けたメニューがあったのか。
一度食ったらやめれない、これは禁断のチャーハンだ。

台湾ラーメン光陽

〆は五目スープ。
町中華らしいやさしい旨味に溢れた中華スープに野菜がゴロゴロ。
辛さにやられかけた舌に、これは嬉しい。落ち着きます。

台湾ラーメン光陽

ああ、食った食った。帰りの比良駅までの歩きがちょっと苦しかったくらい、腹一杯。
おいしかった~。

台湾ラーメンはもちろんおいしかったけど、あのパワフルなニンニクチャーハンに、それぞれ個性のある一品料理たち。
名古屋独自の進化を遂げた強烈な中華料理が、しっかりと土地に根付いている。
俺はまだまだ名古屋を知らない。

あんトーストにありつけなかったのだけが心残りだけど、大満足の京都~名古屋巡礼ツアーだった。
尾張名古屋、終わりよければ全て良し、か。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:ラーメン | 比良駅

■関連リンク
【Season7巡礼完了】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2019/05/04 (Sat.)

東京都文京区千石の四川麻婆豆腐

『孤独のグルメ』に出てきそうな中華料理店があるから行こうぜ!というお誘いをいただいて、巣鴨までいそいそと。

四川家庭料理 中洞

四川家庭料理 中洞

とげぬき地蔵とは反対側の、閑静な住宅街の中にある雰囲気よさげなお店。店名は「なかほら」と読むようです。

四川家庭料理というと激辛だった京成小岩の聖地を思い出してちょっと身構えるところですが、外観からは辛さよりも優しげなものを感じます。

四川家庭料理 中洞

オープンして一年足らずという新しめの店内には壁に描かれたパンダが我々を出迎えてくれます。

こういうお店にしては若めのマスターとおかみさんとアルバイトの三人くらいで営業しているようですが、おかみさんはなんと小さなお子さんをおんぶしながらの接客(!)で、客におしぼりを渡すのは背中のお子さんの役目(笑。こちらも自然と笑みがこぼれます。

四川家庭料理 中洞

メニューはいろいろあるようだけど、黒板に書かれた季節のおすすめが特にそそる。ラム肉の山椒煮やクミン強火炒め、カニミソ...魅惑ワードのオンパレードでどれにしようか迷ってしまう。

四川家庭料理 中洞

ま、とりあえず生ビールから。銘柄は最近泡推しのプレモルですが、この店のも泡の分量バランスときめ細かさがとても良い。

四川家庭料理 中洞

一品目は「やわらか蒸し鶏 濃厚旨辛ダレ」。中華はやっぱり蒸し鶏から始めないと。
その名の通りやわらかーい蒸し鶏に、四川らしいピリ辛のタレ。一般的な胡麻ダレとは違う濃い味が蒸し鶏によくしみて、これはビールが捗るやつや。

四川家庭料理 中洞

青菜の強火ガーリック炒め。
シャキシャキ感を失わずにニンニクのいい香りと旨味を移し取った青梗菜がうまい。これまたビールが進みます。

四川家庭料理 中洞

でもって気になっていた黒板メニューから「ラム肉と春雨の香り高い山椒煮」。
ラムと山椒というと強火でジャッと炒めて食べたくなりますが、煮込むとこんな感じになっちゃうのか。とろみのあるスープの中で、ラムと山椒のいい香りがお互いを引き立てあって、ラムの新たな境地を見出してくれる味。これだけでご飯三杯くらい行けてしまいそうです。

四川家庭料理 中洞

こんな料理が続いたらビールがあっという間になくなってしまうわけで、次は紹興酒ハイボールに移行します。
飲みやすさにキンと冷えたステンレスグラスの完食も相まってグイグイいける味だけど、中にリンゴの紹興酒漬けが一切れ入っていて、これを囓ってみると濃厚な甘みに浸されたリンゴがやけにうまい。思いがけないプレゼントをいただいた気分です。

四川家庭料理 中洞

中洞特製麻婆豆腐。四川料理といえば麻婆豆腐は外せません。
四川麻婆というと唐辛子でめっちゃ辛いか山椒でめっちゃ痺れるかその両方かのいずれかというイメージがあるけど、ここのは辛さは程々で旨味とのバランス良い感じ。四川といっても本場そのままではなく、日本人向けにアレンジされた家庭料理という印象を受けます。

四川家庭料理 中洞

そこにすかさず「ごはん、要りますか?」と出していただいた白飯。
そう、この辛味と旨味の前には日本人なら白飯が欲しくなる!当然のごとくミニ麻婆丼にしてかっ込める幸せ。

四川家庭料理 中洞

続いては「潰し里芋のねっとり熱々焼き 肉そぼろあんかけ」。
ホクホク、ねっとりとした里芋の熱々と、それを閉じ込めるあんかけの組み合わせ。麻婆豆腐の刺激を受けた直後の口腔にこの熱さは刺激が強いけど(汗)、四川らしからぬ旨味中心の優しい味にハートを鷲掴みにされます。

そういえば京成小岩の店でも似たような料理で「じゃがとろ」というのがあったけど、改めてこれは四川の一般的な家庭料理なんだろうなあ。

四川家庭料理 中洞

再び黒板メニューから、鶏ももとモリーユ茸の香り炒め。
この店の料理、旨味と辛味もいいけどどれも香りが良いんです。まず運ばれてきた瞬間に視覚と嗅覚で楽しんで、その後に味覚で楽しめる。まさに全身でおいしさを堪能している実感があります。

四川家庭料理 中洞

これは絶対食べておきたかった、豚スペアリブの煮込。
筋張った感じも脂っこさもなく、ひたすら柔らかい旨味の塊を食べている感覚で期待以上のうまさ。味と香りもよくしみてます。

やっぱりこの店、期待していた以上にレベルが高い。

四川家庭料理 中洞

こうなると紹興酒が欲しくなるというもので、甕出しを常温でいただきます。
本当にうまい四川料理には、やはり紹興酒が一番合う。

四川家庭料理 中洞

季節ものから春キャベツのカニミソ煮。これまた出てきた瞬間にカニの香りがふわあっと漂ってくる垂涎もの。
半分溶けてしまいそうなほど煮込まれたトロトロの春キャベツがカニミソと渾然一体となって、これはたまらん。あまりにもおいしくて一瞬でなくなってしまいました(笑

四川家庭料理 中洞

もっちり水餃子。見るからにモチモチの皮の中にギュッと凝縮された餡のコントラスト。
小皿に黒酢を垂らすとパンダの絵柄が浮かび上がってきて、目にも楽しい。

四川家庭料理 中洞

ここで紹興酒がなくなってしまったので、中国酒 三種飲み比べセットをおかみさんのお勧めで見繕ってもらいました。

左の女児紅(ニュアルホン)はスタンダードな紹興酒で安定の美味しさ。この店の料理ならどれにでも合いそうです。
真ん中は黒もち米と黒豆、生姜で作られたという客家黒姜(クージャーヘイジャン)。黒糖っぽい甘みとジンジャーの香りを感じる濃厚な飲み口はとても私好み。
右端のライチ酒は見た目の通り爽やかな甘みとほんのり酸味が食後酒としてもいけそうな感じで、どれもおいしい。

四川家庭料理 中洞

〆のご飯ものはホラホラチャーハン。王道のレシピを丁寧に作った感じが、ここまでに食べてきた他の料理と同じくこの店らしくてとても良い。変にアレンジされた創作料理よりも、こういう飽きずに食べられるスタンダードを安定して提供し続けられることが、町中華に求められているものなんじゃないだろうか。

四川家庭料理 中洞

最後は豆乳プリン。四川ってデザートにはスイーツよりも果物を食べる文化らしくて杏仁豆腐もあまり一般的ではないらしいんですが、この豆乳プリンはマスターが現地で食べたことがある味を再現してみようとして作った一品とのこと。濃いめなんだけどサラッとした味が食事の終わりにちょうど良い。

四川家庭料理 中洞

はー、最初から最後まで一つとしてハズレなくおいしかった。
丁寧に作った料理を地元の人たちに毎日でも飽きずに楽しんでほしい、そういう想いを感じる店でした。

本当に『孤独のグルメ』に取り上げられてもおかしくないクオリティだと思うけど、あまり有名になりすぎてほしくない気もします(笑。
ウチからだと巣鴨ってあまり近くないんですが、他にも気になるメニューはたくさんあったし、何度となく訪れたい店。

機会を見つけてまた食べに来よう。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:四川料理 | 巣鴨駅千石駅駒込駅

投稿者 B : 18:43 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2019/04/29 (Mon.)

京都府京都市のぐじの土鍋ご飯

「よーし、決まった。京都大文字炭火焼き大会、いこうじゃないか」

京都

世の中は史上最長のゴールデンウィーク...ということで、この期間を利用して私は昨年の『孤独のグルメ 大晦日スペシャル』の聖地探訪のため京都へとやって来ました。

最近関西方面への出張がめっきり減ってしまって、京都も思い起こせば懐かしいな。三年前に来て以来か。あのときは桜が満開だった。
聖地巡礼としても同じ大晦日スペシャルの聖地である柴又のうな重以来だから、けっこう間が空いたことになります。でも遠征系の聖地巡礼は過去いずれも料理・道中ともに楽しかった思い出しかなく、今回も期待を胸に新幹線に乗ってきました。

梨門邸

今回の目的地たる京都の聖地は、劇中では何もない住宅街にぽつんとある店...という体でしたが、実際には銀閣寺の参道や「哲学の道」のすぐ傍にあり、立地的には悪くないんじゃないの?という場所。そこにきてこの雰囲気のある店構えに縄のれん、これは見るからにうまそうだとドラマを観た瞬間に確信していました。

開店時間に合わせて予約を取っていたところ、他にも開店待ちのお客さんあり。この日は予約だけで満席、しかも一日一巡しかお客を取っていないようで、基本的に予約必須と考えたほうが良いでしょう。

梨門邸(なしもて)

梨門邸

中央の焼き台を囲むコの字型のカウンター。座席は十席のみ。そしてこの何とも言えない落ち着いた、それでいてカウンターの内外の距離が近い雰囲気。俺の直感が、この店は「当たり」だと言っている。
マスターは先代からこの店を受け継いで以来、女将さんと二人でこぢんまりと営業しているそうです。

梨門邸

ま、何はなくともビールから。
生ビールはサッポロと琥珀エビスから選べるのがうれしい。琥珀エビスの深みのある味わいが、この店に雰囲気に似つかわしい。

梨門邸

そこに出てくる、お通し三種。
左から、冷奴を山椒で味付けたもの、蕪と水菜とツナ(?)を少し酸っぱめに煮たもの、それに油揚げと大根の煮物。
一つ一つが丁寧に作られていて、どれもが一品料理としてちゃんとうまい。特にこの大根...それほど煮染めたようにも見えないのに、じわあっと味がしみていて心にしみる美味しさ。これだけ大皿でおかわりしたくなる。

東京では出合わない、この小さな一手間。まさに京のおばんざいって感じ。

梨門邸

じゃあ、お品書きをじっくりと選ぼうじゃないの。
土鍋ご飯、素材は日替わりだろうけどお目当てだった甘鯛(ぐじ)がちゃんとあった!遠征してきてこういう巡り合わせものにちゃんと遭遇できると、日々を誠実に生きてきて良かったと思える。

梨門邸

さておき、まずはマスターのお勧めだった初鰹の刺身から。
切る前から見るからにうまそうだった鰹を目の前の炭火で表面を軽く炙ってからお造りにしてくれます。

炭火の香りが、鰹本来のうまみを何杯にも高めてくれるかのようなうまさ。これは素晴らしい、「舌鼓を打つ」とはこういう状態のことを言うのだろう。

梨門邸

続いておつまみ的にそら豆の炭火焼き。
ホクホクした食感と甘みがいい。

初鰹とそら豆、初夏の旬を京都のこの店で堪能できる幸福。満ち足りていることを実感します。

梨門邸

そこにちょっと変わり種、とまとの炭火焼き。

火傷しそうなほどのアツアツとまとを頬張ると、洋食とは全く種類の異なるとまとの味わい。
とまとにはこんな表情もあったのか。酸味のある香ばしさ、面白いな。

梨門邸

箸が止まらん、胃袋がもっと寄越せと叫んでいる。
というわけで、れんこんの炭火焼き。

これは期待通り、あっさりとしつつホクホク感もある絶妙なうまさがビールを引きつけます。
繊細さと大胆さの融合。家で焼いてもこの味には絶対にならないだろう。

梨門邸

さらにアスパラ。

どれもこれもシンプルな炭火焼きなのに、焼き加減がそれぞれ絶妙に素材のうまさを引き出している。
炭火焼き、奥が深い。あの、焼き台のマジックか?いや、大将の炭火遣いだろう。

梨門邸

焼き台の上に整然と並べられた食材が、それぞれに然るべきタイミングで場所を移されたり、火から上げられたり、蓋をして蒸し焼きにされたり。

カウンターの中央に陣取るこの焼き台は、まさに大将というマジシャンのテクニックを見せるステージのようだ。
見ているだけで楽しめる。眺めているだけで、酒が進む。

梨門邸

そしてついに焼き上がってきた、もち豚ロースの炭火焼き。
おおお...豚、分厚い。

ネギをまとった豚ロース。もち豚そのものの肉の甘みとうまみを炭火とネギ、それにタレが三位一体となって引き立てている。
このネギとタレ、最高。鋭いパンチがボディに食い込んでくる。

これは文句なしにうまい。

梨門邸

新玉ねぎの炭火焼き。
普段なら脇役や引き立て役に徹するような玉ねぎも、ここの炭火にかかるとそれだけで甘さを引き出されて、一気に主役級に躍り出る。

この玉ねぎもめちゃくちゃうまい。
京料理、おそるべし。

梨門邸

こんなん出されたら日本酒しかあり得ません。
メニューに立山の文字を見つけたらば、富山人としては頼まざるを得ない。そしたら竹筒に入って出てきました。

まさかこの京都でふるさとの味に、しかもこんな乙な飲み方で巡り合えるとは。

梨門邸

そうすると富山繋がりで白えびのかきあげが食べたくなるというもの。

でも一般的に富山界隈で食べられる白えびのかきあげって殻ごと揚げるから、おいしいんだけど殻が口の中に刺さって痛いのと表裏一体なんですよね。
それに対してこの店のかきあげは殻や髭を取ってから揚げてあるようで、ふっかふか。こんな幸福な白えびのかきあげ、富山でもそうそう食べられんぞ。

梨門邸

このかきあげに合わせるのは万願寺とうがらしの炭火焼き。
みずみずしさを保ったまま焼かれた万願寺の甘みがじゅわっ、と噴き出してきて、これもうまい。

梨門邸

そこからいきなり洋食方面に転換して、デミグラスソースのハンバーグ。これも炭火焼き。

炭火焼きなのにほわほわ食感のハンバーグに、ちゃんと炭火の香ばしさ。そこに絶妙なうまさのデミグラスソース。なんじゃこりゃ、そのへんのハンバーグ専門店が裸足で逃げ出しそうなほどうまい。近所でランチをやってたら毎日でも通うレベル。

くうう、たまらん。

梨門邸

いかんいかん、あまりのうまさに我を失ってしまった。
ここは竹の子の木の芽焼きをいただいて自分を取り戻そう。

そうそう、これですよ。
炭火でじっくりほっこり、たまらないな。

梨門邸

日本酒を続けているとどんどん我を失っていきそうだったので、ここらで焼酎にスイッチ。麦焼酎「つくし」の黒をロックで。

京都の夜を堪能してる俺。うまい料理と向き合える時間は、何事にも代えがたき幸せ。
食べ終わるのが名残惜しい。

梨門邸

さあ、ラストスパートで土鍋ご飯、いこうじゃないか。

まずは鶏ごぼうの土鍋ご飯。期待に違わず、鶏肉とごぼうのうまみがご飯にじっくりと染みわたっている。
ああ、優しい。うまさが心にしみてくる。

梨門邸

そして最後においでなすった、御大登場。
甘鯛(ぐじ)の土鍋ご飯。

蓋付きで出てくるこのもったいつけた感がなんともニクい。
いかなるや、ぐじごはん。

梨門邸

おおおおお、美しい。
雅な風情漂う、この紅色。

土鍋から立ち上ってくる香りの時点でもう既にうまい。

梨門邸

おお、おおおおお、これはまた。うまいなあ...。

土鍋炊きの銀シャリと炊かれると、もはや無敵のうまさ。
ぐじの優しいうまみがご飯に移って、しみじみとうまい。日本人で良かったという感情が自然と湧いてくる。

梨門邸

最初から最後まで、例外なくどれもうまかった。
これだけうまい料理と落ち着いた雰囲気、そりゃあ話と酒が弾むわけだ。

京都の味の長い歴史が、ここには温かく引き継がれている。
感謝の気持ちしかない。

ああ、いい晩飯だった。
次に京都に来る機会がいつかは分からないけれど、そのときはまたこの店に来たい。

本当にごちそうさまでした。

関連ランキング:炭火焼き | 元田中駅茶山駅出町柳駅

■関連リンク
【Season7巡礼完了】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2019/04/12 (Fri.)

渋谷百軒店 とりかつ CHICKEN

夕食どきに渋谷界隈におりまして。

学生時代にはしょっちゅう遊びに来ていた渋谷も、近年はもう具体的な用事がない限り来ない街になってしまいました。だからこんなときに入りたい店もパッとは思いつかないという。渋谷、俺がちょっと飯を入れていくような店ってもうないのか?...と考えつつ、足が向かっていたのがこちら。

とりかつ CHICKEN

道玄坂を登っていったところにある百軒店(ひゃっけんだな)です。センター街とかヒカリエとかの店に一人で入るのはちょっと気が引けるけど、この辺は若者の街渋谷とはちょっと雰囲気が違う。この辺ならありかrな...。
ただしこの辺りは一本入ると完全にラブホテル街で、この歳になってもこういうところをうろつくのは躊躇します。

百軒店の代名詞といえば『孤独のグルメ』原作にもちらっと登場している喜楽だけど、この日はあいにくの定休日。ならば、ということで見つけたのがこちらのお店。

とりかつ CHICKEN

とりかつ CHICKEN

喜楽の横の狭い路地を上っていったところにある定食屋。ここ、実は 22 年前の『孤独のグルメ』初版本の表紙にも看板が描かれているんです。

4594021379

少なくとも 22 年以上、いやこの雰囲気から察するに間違いなく 30 年以上、昭和の時代からこの地に存在し続けているであろうこのお店。しかも、どうやら当時から値段は変わっていないらしい。渋谷の街中で小綺麗なチェーン店に入るよりこんなところのほうが絶対面白い、ここにしよう。

でもここ、一体どこから入るんだ...?

とりかつ CHICKEN

最下層が飲食店になっている古マンションの一角が店舗になっていました。向かいのスナックらしき店からはカラオケの歌声が聞こえてくる。この雰囲気、完全に昭和。
ここまで来たからには入ってみようじゃないか。すいませ〜ん。

とりかつ CHICKEN

店内はほぼカウンター、それに申し訳程度にテーブル席がひとつ。そして扉を開いた瞬間にむわあっと包み込まれる油の匂い。

カウンターの中では「おばちゃん」と呼びたくなる店員さんが二人、世間話をしながら定食をこしらえている。チェーン店でアルバイトがくっちゃべっていたら店を出たくなるところだけど、この世間話はなぜかそれ自体がお店を形作る要素の一つに思えて、逆に心地良い。初めて来たはずなのに、昔から知っている田舎の近所の店に来たかのような気分。

とりかつ CHICKEN

メニュー、達筆。
なるほど、好きな揚げ物を組み合わせて定食を作れるのか。オトコノコとしては心踊る文字列が並んでいる。

さあ、どれにしようか?

とりかつ CHICKEN

迷いに迷った挙句「人気定食」にあったとりかつ、ハムかつ、コロッケの三品にさらにアジフライを加えた四品定食に決定。
こういうところに初めて来たからには、まず定番から試してみるに限る。

とりかつ CHICKEN

まずはアジフライから。なんだか今日は無性にアジフライが食べたい気分だったんだ。
近年ハイレベルなアジフライを探し求めてきた身からすると小ぶりで「普通」な感じのアジフライだけど、ここのは薄めのサクサクした衣がいい。アジも柔らかくしっとりとしていて、日常的にこんなアジフライが食べられれば十分でしょう、というクオリティ。うん、おいしい。

とりかつ CHICKEN

そしてコロッケ。このフワフワした揚がり具合、これはレベル高い。
目の前で揚げたてのフライ定食が食べられる幸せ。

そんな折、ラストオーダー時間ギリギリにも関わらず電話がかかってきて、持ち帰り弁当十個の注文が入った模様。
この時間から...?と思ったけど、他のお客さんとおばちゃんとの会話によると「これくらい大したことないわよ」とのこと。さすがこの地で(たぶん)何十年もフライを揚げ続けてきたベテラン、頼りになるなあ。

とりかつ CHICKEN

ハムかつ。厚すぎず薄すぎず、これぞハムカツというオーソドックスな一品。

とんかつとは違う濃いめのハムの味とプリッとした食感が、なんだか学生時代に戻ったかのような気分にさせる。
これはご飯が進む味。

とりかつ CHICKEN

最後は店名にもなっている、とりかつ。
やや小ぶりながら柔らかくてジューシー、これはおいしい!
さすが、店名を冠するだけのことはある。ついおかわりしたくなるレベル。

おいしい揚げ物って食感が軽いものですが、ここのフライも胃にもたれる感覚がなくて、いくらでも食べられそう。学生向けっぽい価格設定の店だけど、むしろ胃的に揚げ物が厳しくなってきた年代にこそ嬉しい店かもしれません。
これはいい店を知ったな。今度はメンチとか、カニクリームコロッケなんかも試してみよう。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:定食・食堂 | 神泉駅渋谷駅

投稿者 B : 22:45 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2019/02/22 (Fri.)

青山シャンウェイ 銀座店 その 2

年明けは出張続きでできなかったので、先日ちょっと(だいぶ)遅めの新年会でこちらに行ってきました。

青山シャンウェイ 銀座店

青山シャンウェイ 銀座店

昨年 11 月に続いて二回目の訪店。外苑前の本店は本当に予約が取れないし、この銀座店もオープン半年でもう空席のない店になりつつありますが、こっちのほうがまだ予約はしやすい。銀座の喧噪からちょっと外れた立地というのもイイ。今後利用する機会が増えそうです。

青山シャンウェイ 銀座店

まあ、まずは乾杯から。今年もよろしくお願いします!(遅

最近は飲みに来てもビール飲むのは一杯程度に控えてるんですが、やっぱり乾杯のビールはうまい。

青山シャンウェイ 銀座店

今回は飲み放題つきのコースでした。
まずは冷菜六種盛り、前回よりも人数が多いのでポテサラの盛りがすごいことになっています(笑。

この冷菜だけでひとしきり飲めそうなくらいどれもおいしい。個人的には豚とカシューナッツの黒酢仕立てがすごくツボ。これだけで何杯でも飲めそうです。

青山シャンウェイ 銀座店

生ビールがサックリ蒸発してしまったので(ぉ)上海ハイボールに移行。紹興酒ベースのハイボール、中華屋に来た実感が湧きます。

青山シャンウェイ 銀座店

そこに登場するのが蛤と韮の炒め物。蛤も韮もうまいけど、それらのうまみを吸ったスープが一番うまいんじゃないのこれ。
蒸し鶏やスペアリブのインパクトに押されがちだけど、実はこういう魚介のうまみを活かした料理がこの店の真骨頂じゃないかという気がします。

青山シャンウェイ 銀座店

さらに定番蒸し鶏。長時間蒸して骨まで丸ごと食べられる鶏に、この葱醤油ソース!
鶏肉にしっとりとしたうまみが浸透していくらでも食べていられそう。何度食べても飽きずにうまい。

青山シャンウェイ 銀座店

飲み放題だとつい調子に乗っていろいろ飲んじゃいます。いつもは割と紹興酒ばかり飲み過ぎてしまうので、今回はあまり濃くないお酒中心で(笑

こちらは無農薬レモン丸ごと 1 個生レモンサワー。長い名前の通り、レモンの酸味がガツンと来る濃いサワー。しかもこれだけレモンがあれば「中身」をおかわりすることで何杯でも楽しめる。濃い味の料理もこの濃厚レモンサワーで味覚をリセットしながらいくらでもいただけます。

青山シャンウェイ 銀座店

そして大本命、毛沢東スペアリブがここで登場!
いつも以上にインパクトのあるこの高さ。この店はやっぱり大人数できた方が楽しいのかもしれません(笑

例によってビニール手袋を使って手づかみでいただきます。
相変わらず辛い!そして熱い!でもウマイ!!やみつきになる味。

これ、時々むしょうに食べたくなるんだよなあ。

青山シャンウェイ 銀座店

こういう辛いものを食べた後の紹興酒って、なんでこんなにうまいんだろ。
麻とか辣の刺激と紹興酒の渋みのある甘さってすごく相性がいい。

青山シャンウェイ 銀座店

このタイミングで提供されたのが蓮根と江戸菜としめじの炒め。
超オーソドックスながら、やさしくてほっとする味。毛沢東スペアリブの刺激の後に一息つかせてくれる、お店側の心配りを感じます。

青山シャンウェイ 銀座店

〆は黒チャーハン。コースでも〆の麺飯だけは選ばせてもらえるようでしたが、ここまで来たら五郎's セレクションの定番を踏破しないとかあり得ない。
おいしかった時間を最後にもう一度凝縮してくれるかのような、この濃ゆい味。このチャーハンも、何度食べてもうまい。

いやあ、シャンウェイはやっぱり何度来てもおいしい。銀座店も人気が出るわけです。
たぶんまた来ることになると思うけど、神楽坂の店舗も利用してみたいなあ。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:中華料理 | 東銀座駅銀座駅築地市場駅

投稿者 B : 22:22 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2019/02/06 (Wed.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 8

「今日は居酒屋系に引っ張られず、あの生ハムをカンテラにして、イタリアンの道を進んでみよう」

居酒屋まめぞ

またしても来てしまいました鳥越。いつもの「まめぞ」さんですが、なんと今回で(ランチ含め)八回目の訪店。別に近所に住んでいるわけでもないのに、我ながら通いすぎです(笑。
『孤独のグルメ』登場店で私がリピートした店はたくさんありますが、さすがに八回も来ているのはここだけ。もちろんおいしいのもあるんですが、何度来ても飽きない味やメニューの豊富さ、気取らず落ち着ける雰囲気も含めてこの店が大好きです。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

今回は夜としては初めてのカウンター席。ちょっと狭いけど、劇中ではゴローちゃんも久住さんもカウンターだったし、これはこれで嬉しい。

一杯目はいつものまめぞハイボールに、お通しは生ハムでした。
ちなみに近年のハイボールブームで国産ウィスキーの原酒不足がニュースになっていますが、このまめぞハイボールに使われている「富士山麓」も今年の三月で終売とのこと。このハイボールが飲めなくなってしまうのかあまりに心配だったのでおかみさんに聞いてみたところ、「まさに最近次のウィスキーを何にするか選定してる。と同時に富士山麓の在庫を必死になって確保してる」とのこと。どうやら仕入先の酒屋さんでは既に入荷終了してしまい、コンビニやスーパーで見かけるたびに買っているそうです(笑。我が家も自宅ではこの店に倣って富士山麓でハイボールを作っているので、次の銘柄が決まった頃にまた飲みに来よう(ぉ

居酒屋まめぞ

これに合わせるつまみはまめぞサラダから、

居酒屋まめぞ

干しホタルイカ。結局こうやって注文がとっちらかっちまうのがこの店だけど、それもそれで楽しい。
ホタルイカといえばそろそろ旬ですね。干しもいいけど、刺身、酢味噌、沖漬け...食べたいなあ。

居酒屋まめぞ

さらに鳥の唐揚げを投入。
もはや完全にのんべえの手先になってしまった。

でもやっぱりこの店の揚げ物、全然しつこくなくておいしい。

居酒屋まめぞ

この店の揚げ物といえば、絶対に外せないのがアジフライ。
「今日のは特に大きいから一人一枚だとお腹いっぱいになっちゃうかも。大丈夫?」と訊かれたのをスルーして一人一枚注文(笑

これがまた過去最大級に大ぶりのアジフライ!
...しかしあまりに興奮した結果、写真を撮らずに食べてしまうという痛恨のミス(ぉ

いや、でも、マジでおいしかった。
このために乾杯をビールではなくハイボールにして、このアジフライ専用飲み物を最高のタイミングに持ってきた甲斐はありました(ぉ

居酒屋まめぞ

そしてこれも外すわけにはいかないサーモンの粕漬け。
見た目は単なる焼き鮭にしか見えないけど、普通の塩鮭とはひと味もふた味も違う奥行きのある味。ビールやハイボールを飲んで良し、だけどつい白飯が欲しくなってしまう味でもある。

居酒屋まめぞ

こう来たら日本酒で迎え撃つしかないわけです。
この店の定番、岐阜の銘酒「若葉」。

居酒屋まめぞ

そこに自家製ピクルスで味覚を軽くリセットしたら、

居酒屋まめぞ

季節限定牡蠣のクリームパスタですよ。
定番の明太クリームもいいけど、牡蠣の旨味を味わえるこのクリームパスタもまた絶品なり。麺が居酒屋パスタによくある茹ですぎのじゃなくてちょい固めに茹でてあるのも嬉しい。

居酒屋まめぞ

ふとカウンターに目をやると、銘品ウィスキーたちがズラリ。しかもちゃんとしたバーで飲んだら絶対にこんな値段じゃ飲めないって金額が、無造作にマスキングテープで貼ってある(笑。

居酒屋まめぞ

そーなるとこのウィスキーでソーダ割りを作ってもらっちゃったりするわけです。

もう何回も来ているはずなのに、毎回違う楽しみがあるのがこの店の奥深いところ。

居酒屋まめぞ

再び粕漬けのうまみを感じたくなって、今度は明太子の粕漬け。
明太子なのに辛味がグッと抑えられ、うまみ成分がグッと立ち上がってきているのが面白い。そしておいしい。

居酒屋まめぞ

で、〆は当然この最強カツサンド!
これだけ飲み食いした後でもスルッと入ってしまう不思議なうまさと軽さ。「カツサンドは別腹」というパワーワード。

中の豚肉がまた柔らかくて、軽く歯を立てただけで繊維質がプツプツ切れていくのを感じながら、独特の甘味あるソースとサクサクの衣を味わえるのがいい。
実はさらにお土産用も買って帰ったんですが(笑)、やっぱりお店でできたてを食べるのが最高です。

居酒屋まめぞ

はー、今回も最初から最後までおいしかった。マスターやおかみさんとちょいちょい会話できるカウンター席、いいですね。
ちなみに隣で一人酒を決めていたおじさんは、何年か前の年末年始一挙放送でドラマのファンになってから巡礼しているそうで、そういうファン同士のコミュニケーションが取れたのも嬉しかった。

なお、居酒屋まめぞは今度の土曜深夜にテレビ東京系『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』という番組で紹介されるようです。またしてもテレ東深夜枠(笑)。テレビに出たらまた予約が取りづらくなりそうだから、放送前にもう一度くらい行っておきたい気もします。

またしてもごちそうさまでした。
今後も懲りずにまた来ます。

関連ランキング:居酒屋 | 新御徒町駅浅草橋駅蔵前駅

投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2019/01/31 (Thu.)

麻布十番 炭火串焼 ヒヨク之トリ

以前から行ってみたいと思っていたお店にお邪魔してきました。

ヒヨク之トリ

ヒヨク之トリ

麻布十番の焼鳥屋「ヒヨク之トリ」であります。

最近は六本木や銀座よりも麻布エリアの落ち着けるお店が好き。その中でもここはずっと気になっていたのでした。
大勢よりも二、三人でこぢんまり楽しむのにちょうど良さそうなお店。

ヒヨク之トリ

メニュー。土地柄を考えれば、焼鳥はかなりリーズナブルなお値段と言えます。
定番の焼き物もいいけど、一品料理やつまみ類にもいろいろと心惹かれる単語が並んでいて、迷います。

ヒヨク之トリ

ビールはプレモルのマスターズドリーム。通常のプレモルより深みのある味が和食に合います。
お通しは大根おろしとポテトサラダ。どちらも上品ながらオリジナリティある味付けで、いい具合にビールが進みます。

ヒヨク之トリ

つまみは、まずはささ身の昆布〆から。富山人としては昆布〆はつまみのド定番だけど、魚じゃなくて鶏のささ身の昆布〆はこれが初体験。
しっとりとしたささ身に昆布のうまみが凝縮されながら乗り移って、これはおいしい!ささ身って昆布で締めるとこんな感じになっちゃうのか。

ヒヨク之トリ

そして焼鳥を注文していくわけですが、この黙々と仕事する職人さんの様子を見ていると、この時点でもう美味いことが確定したような気がしてきて、期待が高まります。

ヒヨク之トリ

最初は王道中の王道、ねぎまから。ちなみに焼鳥は六本セットで頼んでみました。

程良く弾力のある鶏肉に、焼き加減・塩加減ともに絶妙なねぎま。おお、これは期待していた以上においしい。

ヒヨク之トリ

続いてささ身。
ささ身の焼鳥ってともするとパサパサしがちなものですが、ここのはしっとりとしていておいしい。さっきの昆布〆とはまた違った味わいがあります。

ヒヨク之トリ

こんなんビールすぐなくなってまうやろ!というわけで、焼酎(富乃宝山)をロックで。
こういう店でうまい焼き鳥を食べると焼酎が飲みたくなります。

ヒヨク之トリ

これまた定番、砂肝。
固すぎず柔らかすぎない、程良いコリコリ感が美味しい。こういう砂肝のうまさが分かるのは大人の特権、という気がします。

ヒヨク之トリ

そしてレバー。
トロトロしている...のかと思ったら、意外にも表面はプリッとしていて鮮度の良さを感じさせるレバーです。タレの具合もちょうど良く、今までの鶏レバーのイメージが覆った。

ヒヨク之トリ

アスパラ巻。あまり太いアスパラだと固かったり筋張ってたりで美味しくないものですが、ここのは程々に細くて柔らかい。いい感じに肉汁をアスパラで受け止めながら食べられる絶妙なバランスがいい。

ヒヨク之トリ

そーなると赤ワインが欲しくなってくるわけです。
ちゃんぽんは身体に悪いとか、そういう自制が効かなくなるうまさ。これはやばい。

ヒヨク之トリ

ここからはアラカルトで頼んだ串ものも混ぜていきます。こちらはペコロス(小たまねぎ)に茗荷の焼き味噌。
ペコロスはそれ単体でも甘味があって美味しいし、茗荷はそのものは苦いのに焼き味噌の甘辛さがいい味を引き出してくれる。ああ美味い。

ヒヨク之トリ

そして焼鳥コースの大トリであるつくねを経由して、

ヒヨク之トリ

じゃがバターへと突入していきます。
このじゃがバター、一般的なホクホクのやつとは違って、じゃがいもを一度焼いてしっかりめの食感を残したままじゃがバター化してある。あんまりこういうタイプのじゃがバターって食べたことないけど、なかなかイケル。

ヒヨク之トリ

さらに厚切り炙りベーコンと薬研軟骨。

いやあ...どの品も期待を裏切りません。

ヒヨク之トリ

チーズぴー肉巻。「ぴー」って何のことかと思ったらピーマンか。そのピーマンの中には想像を超える量のチーズが仕込まれていて、チーズ好きとしてはたまらん。
これだけ今まで食べてきたメニューとはちょっと方向性が違うけど、これもいい。

ヒヨク之トリ

さすがに調子に乗って食べ過ぎて、最後はご飯ものが入らなかったので〆は鶏スープ。この優しく染みわたる滋味、先日の米国出張であっちの濃い味一辺倒にウンザリしていた舌や胃に嬉しい。

いやー、おいしかった。堪能しました。
どの品をとっても外れがない。ここは、間違いなく私の心の中の名店の一つに数えるべきお店だと実感しました。

今回食べられなかったメニューもたくさんあるし、少なくともリピートは間違いない。美味しいモノの味が分かる友人を連れてまた来ようと思います。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:焼き鳥 | 麻布十番駅赤羽橋駅神谷町駅

投稿者 B : 21:49 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2019/01/24 (Thu.)

とんかつ檍 銀座店

蒲田にあるとんかつの名店の支店が銀座にあるらしいという話を聞いて、食べに行ってみました。

とんかつ檍 銀座店

とんかつ檍 銀座店

都内で美味しいと言われるとんかつ店にはけっこう行ったことがあるつもりだけど、蒲田の檍(あおき)はその中でもトップクラスだと思っています。立地が蒲田というのがマニアックだけど逆にそれがいいと感じていましたが、まさか銀座に出店していたとは。それも新橋寄りとはいえ中央通り沿いの超好立地で驚きました。

場所は通り沿いにアシックス・ランウォークの店舗が入っているビルの B1F。平日の 18:30 頃に来たところ、既にお店の前には 7〜8 人の行列ができていました。私の後ろに並んだお客さんの話し声によると、ちょっと前まではこんなに並んでいなかったのに、知らない間にかなりの行列店になったようです。蒲田本店も今やかなりの有名店だし、こっちの評判も広まりつつあるようですね。

とんかつ檍 銀座店

行列に並んで 30 分ほどで入店。その後 10 分ほど待ってとんかつが出てきました。

頼んだのは特上ロースかつ定食。今までカタロースかつと上ロースかつは食べたことがあったので、未体験のものにしてみました。

とんかつ檍 銀座店

見よ、このどどーんと大迫力の特上ロースかつを!

フットプリントもさることながら、厚みも 3cm はあろうかというボリュームに圧倒されます。しょぼいロースかつランチで ¥1,500 くらい取る店もザラにある中、このボリュームとクオリティで ¥2,000 というのはむしろ安いとさえ感じます。

とんかつ檍 銀座店

この肉の存在感。それを包む衣は薄めだけどサクサクで、肉の旨味を邪魔せず引き立てる感じ。
まずは何もつけずに食べてみたところ、肉そのものに甘味と旨味がしっかりついていて、これだけで食べられそうな感覚さえあります。

とんかつ檍 銀座店

しかしテーブルに備え付けられた何種類もの天然塩と組み合わせることで、肉の旨味を改めていろんなベクトルに引き出してやることが可能。
一口に塩といってもそれぞれ旨味の出方が全然違うものですね。ただでさえおいしい特上ロースがさらにおいしく(語彙力

とんかつ檍 銀座店

もちろん王道のソースも間違いないわけです。
少しずつ味を変えながら味わえるのが楽しいわけですが、あえてその中から一つ選べと言われたら私はピンクソルトかなあ。この肉の味と香りにおけるポテンシャルを最も引き出している気がします。

ああ美味しかった。蒲田本店に負けずとも劣らぬうまさでした。
食べ終わってお店を出てみると、行列が階段の上まで続いて 1F に達しようかという勢いで伸びていました。早い時間帯に来て良かった...。

ごちそうさまでした。
大門(浜松町)のほうにも支店があるらしいので、今度はそっちに行ってみようかな。

関連ランキング:とんかつ | 新橋駅銀座駅内幸町駅

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック