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2019/08/12 (Mon.)

M.2 SATA 対応外付 SSD ケース「HDE-12」

VAIO Pro 11 の SSD を換装するにあたり、ディスククローン用に引っ越し先の SSD を USB で外付けするケースが必要でした。また取り外した SSD もリムーバブルストレージとして再利用したかったため、これを購入しました。

アイネックス / USB3.1 Gen2 対応 M.2 SATA SSD ケース HDE-12

HDE-12

M.2 SATA の SSD を外付け化する USB SSD ケースです。この手のケースはいろんなメーカーから発売されていますが、できるだけ小型かつシンプルで安価なものにしようと思い、このアイネックスの製品にしました。

HDE-12

物理的にはケース側が USB-C、電気的には USB 3.1 Gen2 に対応した M.2 SATA SSD ケースです。まあ USB 3.1 Gen2 対応といっても内蔵する SATA SSD の速度理論値は 600MB/s(=4.8Gbps)なので、USB 3.1 Gen1(5Gbps)で十分なんですけどね。電気仕様よりもコネクタが小型化できる USB-C タイプであることを重視して選びました。

HDE-12

メーカーロゴ等もないシンプルなアルミケースに、これまたシンプルな変換基板が内蔵されているだけの単純なケースです。精密ドライバが一本付属していて工具を用意しなくても作業できるのはちょっとありがたい。

HDE-12

VAIO Pro 11 から取り外した SSD を装着してみました。モジュールの脱落防止には凹のついた金色のナットで保持するようになっています。ネジ留めして基板にテンションをかけるよりは安全そうに見えます。

HDE-12

申し訳程度にアクセスランプがついていますが、これがないとちゃんと動いているか分かりにくいので助かります。

USB 端子はプラグが奥まで挿さりきらず少し不安になりましたが、ここまでしか挿入できないようです。簡単には抜けそうもないので大丈夫でしょうが、見た目的にはちょっと心許ない。

HDE-12

SATA-USB への変換が挟まるわけで、ディスクのフルスピードが発揮できるわけではありません。SATA ネイティブに比べてどの程度オーバーヘッドが発生するか、CrystalDiskMark で比較してみました。なお VAIO に入っていた SAMSUNG 製の SSD はこのケースに入れるとベンチマークが途中で止まってしまったので(通常のデータコピー等で止まることはなさそうなので単にケースとベンチマークの相性問題だと思われる)、今回一緒に購入した Western Digital 製 SSD で計測しました。

ドライブWDS500G2B0B
VAIO Pro 11
WDS500G2B0B
HDE-12
Sequential Read (Q32T1)559.311433.633
Sequential Write (Q32T1)533.330428.298
Random Read 4KiB (Q8T8)357.867139.734
Random Write 4KiB (Q8T8)295.027133.372
Random Read 4KiB (Q32,T1)167.80968.850
Random Write 4KiB (Q32T1)161.61065.086
Random Read 4KiB (Q1T1)27.70721.953
Random Write 4KiB (Q1T1)64.44630.463

うーん、SATA ネイティブと比べるとシーケンシャルアクセスで 20% 程度、ランダムアクセスだと半分以下にまでパフォーマンスが落ちてしまうようですね。まあシステムドライブとして使うわけじゃないからシーケンシャルアクセスが 400MB/s 出てれば十分だし、こないだ買った USB メモリや UHS-II SDXC よりも遙かに高速なのはさすが SSD。

HDE-12

このケースはフルアルミ製でアクセス集中時の SSD の発熱をうまく逃がしてくれる感じ。使用中はケース自体がけっこう熱くなります。

本当は大容量のデータコピーや旅行中のカメラ用 SD カードのバックアップにポータブル SSD をひとつ買おうかと思っていたんですが、今回取り外した 128GB の SSD を外付け化することである程度事足りそうな感じです。

投稿者 B : 22:12 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2019/07/01 (Mon.)

MICROVAULT USM32W3

高速な USB メモリが必要になったので、久しぶりに新しいものを購入しました。

ソニー / MICROVAULT 32GB USM32W3

USM32W3

数年前に VAIO のリカバリメディア作成のために買った USM16W の後継機種です。外観はほぼ変わらずに USB 3.1 Gen1 に対応したマイナーチェンジモデル。
以前の USM-W シリーズは海外向けにしか販売されていませんでしたが、今回の USM-W3 シリーズは正式に国内販売もされています。でも Amazon で見たところ並行輸入品のほうが 2/3 くらいの値段で売られていたため、私は今回も海外モデルを購入。メーカー保証が付きませんが、USB メモリはデータ保存用ではなくあくまで一時的なコピー用なのであまり気にしません。

USM32W3

USB Type-A のオスコネクタをそのまま延ばしたような形状でとてもコンパクト。ソニー製 USB メモリというとノックスライド式のイメージが強いですが、それに比べても大幅に小型化されています。ノックスライドタイプは端子が保護される安心感やアクセス LED などの利便性があって良いんですけどね。

USM32W3

外観は USM-W シリーズと全く同じで、コネクタ内部が USB 3.x を表す青色になっている点だけが異なります。

公称 160MB/s というスペックだけど実際のところどうなのか?というのを CrystalDiskMark で計測してみました。比較対象は今までメインで使っていた USM32GT、USB 3.x 世代同士での比較です。

ドライブUSM32W3USM32GT
Sequential Read (Q32T1)216.32990.453
Sequential Write (Q32T1)67.20712.581
Random Read 4KiB (Q8T8)12.86910.071
Random Write 4KiB (Q8T8)0.0080.031
Random Read 4KiB (Q32,T1)13.0029.643
Random Write 4KiB (Q32T1)0.0050.178
Random Read 4KiB (Q1T1)10.8657.717
Random Write 4KiB (Q1T1)0.0090.093

おお、思っていた以上に速い。シーケンシャルリードは公称スペック以上だし、USM32GT に比べても倍以上速い。シーケンシャルライトに至っては USM32GT の 5 倍高速です。外付け SSD や UHS-II SDXC ほどではありませんが、ちょっとしたファイルコピーでも違いが体感できるほど高速化されています。

この満足度で二千円ちょっと、これはいい買い物をしました。USB メモリってそんなに頻繁に買い換えるものではありませんが、これだけ違うというのが判ると定期的に買い換えたくなりますね。

投稿者 B : 22:32 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2019/06/03 (Mon.)

I-O DATA EC-PHU3W3D

自宅 PC のバックアップディスクがいっぱいになったので買い足し。

アイ・オー・データ機器 / EC-PHU3W3D (3TB)

EC-PHU3W3D

私にしては珍しくアイ・オーの製品です。

外付け HDD としては以前購入した WD Elements Portable のコストパフォーマンスが非常に良かったので今回も Elements Portable か My Passport シリーズにしようかと思っていたんですが、これらのシリーズって内蔵ディスクにそのまま USB 3.0 端子が生えている仕様だということを今回調べて初めて知りました。一般的にポータブル HDD って SATA HDD をケースに内蔵し、SATA-USB 変換基板を使って USB 化するものですが、Western Digital はディスクを自社製造する強みを活かして HDD そのものを USB インターフェース化しているとは(実際は HDD の基板上に SATA-USB ブリッジチップを載せているんでしょうが)。
ディスクが直接 USB インターフェースを持つことは部品点数が減るわけで、変換チップやコネクタ部分の故障率低減と低コスト化というメリットはもちろんありますが、万が一故障したときにデータをサルベージする手段が限定されることも意味します。SATA HDD が内蔵されていれば殻割りして PC に SATA で繋いで故障箇所の診断やデータ救出ができる可能性があるわけで。

というわけで、今回はあえて SATA-USB 変換を内蔵していそうなポータブル HDD を選んでみました。アイ・オーやバッファロー等のサプライメーカーであっても USB 直付けのディスクを内蔵している可能性もありますが、筐体サイズ(長辺が長め)を見てこれは変換基板内蔵だろうと判断し、えいやっと購入(笑。先週末の Amazon タイムセール祭りで WD Elements Portable シリーズに匹敵する安さになっていたこともあり。

EC-PHU3W3D

Amazon から届いた商品カートンは化粧箱ではなく茶箱でした。調べてみたらアイ・オーの通常ラインとしてのポータブル HDD は既にモデルチェンジしてデザインが変わっていますが、これは旧製品の継続販売なのか旧筐体の使い回しなのか分かりませんが、ネット通販などに販路を限定して安価なシリーズとして販売しているモデルのようです。近年はバッファローなんかも同様の手法で旧型をネット通販中心に売っている模様。

筐体はかなり分厚く、ポータブル HDD としては嵩張る部類に入りますが、私は主に自宅でのバックアップ用途に使うので問題ありません。3.5inch の外付け HDD を使うことを考えれば外部電源不要だしコンパクトだし価格差もほとんどないし、もう今後バックアップ HDD はポータブルタイプで良いかと。
ゴム脚はついていませんが筐体の下半分がラバー塗装風で若干滑りにくくなっています。それでも USB ケーブルのテンション等で簡単に動いてしまうため、設置場所には気をつけたい。

EC-PHU3W3D

CrystalDiskInfo で内蔵ディスクの情報を調べてみました。搭載しているのは東芝の「MQ03ABB300」というモデルで、筐体の分厚さからオールインワンノート PC 等に搭載されている 12.7mm 厚 HDD を採用しているのかと思ったらさらに分厚い 15mm 厚・750GB プラッタ・5,400rpm のドライブのようです。これ自体は四年ほど前に出荷開始されたドライブらしいですが、最近このあたりも進化が止まってますからね...。

とりあえず、USB 直付けではなく SATA ドライブが内蔵されているようで安心しました(笑。

EC-PHU3W3D

ベンチマークによるとシーケンシャルアクセスは R/W ともに 145MB/s 前後。SATA ベースの 2.5inch HDD ならこんなもんでしょう。少なくとも去年買った WD Elements Portable よりは 10% ほど速いし、バックアップ用ディスクなら十分でしょう。

可もなく不可もなしといったところですが、大事なデータのバックアップ用としては逆にこういう大きな減点がない製品ってとても大事だと思います。タイムセール祭りのおかげでちょっと安く買えたし、いい買い物でした。

投稿者 B : 23:39 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/12/18 (Tue.)

BenQ PD2700U

ベンキュー、約6万円で4K/HDR10対応のデザイナー向け27型液晶 - PC Watch

BenQ からまたしても新型の 27inch 4K ディスプレイが発売されます。

えっと半年前に出たモデルと何が違うんだっけ...?というくらい、BenQ は似たような機種出し過ぎでこんがらがってくるので、今回も近いスペックのモデルと比較してみました。

モデルSW271PD2700UBL2711U
サイズ27inch27inch27inch
解像度4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)
パネルIPSIPSIPS
輝度350cd/m2350cd/m2300cd/m2
HDR
色再現Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
sRGB/Rec.709 100%sRGB/Rec.709 100%
キャリブレーションハードウェアソフトウェアソフトウェア
遮光フード付属
インターフェースDVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
HDMI 2.0×1/DP 1.4×1
/mini DP 1.4×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/HDMI 2.0×1/DP 1.2×1
価格(日本/米国)¥136,744/$1,099¥59,800?/$539.99¥54,800/$449
※国内価格は Amazon、米国価格は B&H より引用

なるほど、BL2711U を HDR 対応にした上位機種的な位置づけですね。グラフィック作業向け 4K ディスプレイとしてのトレンドを網羅しつつ、Adobe RGB やハードウェアキャリブレーションに対応しない代わりにコストを抑えたモデルという感じ。アメリカでは既に PD2700U が発売済みで、代わりに BL2711U は早くもディスコン扱いになっているようなので、日本でも PD2700U が BL2711U の後継機種として導入されるのではないでしょうか。

私も自宅の PC ディスプレイを買い換えたいと長年言いつつ実行に移せていませんが、そろそろ買う買う詐欺からは卒業したいところ。写真をプリントしないならば Adobe RGB はまあ妥協できるし、PD2700U は PC 向け 4K ディスプレイの決定版と言って良いでしょう。この製品に狙いを定めつつ、来年こそ 4K ディスプレイを購入しようと思います。

投稿者 B : 22:27 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/12/12 (Wed.)

Airpad Pro III 薄タイプ

職場と自宅で長年愛用してきたマウスパッド、パワサポの Airpad Pro シリーズがヘタッてきたので、転職を機に両方とも買い換えました。

Airpad Pro III

長年の使用によりマウスパッドのコーティングフィルムが端の方からめくれてきてしまいました。写真は自宅用の Airpad Pro(初代)ですが、後から買ったはずの職場用 Airpad Pro III のほうが使用時間が長いせいかめくれが激しく、さすがに使い物にならなくなったので買い換えを決意。
とはいえずっと使っているとこれ以外のマウスパッドは使う気が起きなくなってくるもので、結局また同シリーズのものを買ってしまったわけです。

パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (薄タイプ/マットブラック) PAQ-61
パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (薄タイプ/ダークグラファイト) AK-67

Airpad Pro III

知らない間に「薄タイプ」というモデルが追加されていたので、今回はそれを買ってみました。

話題の PayPay 払いを試してみようと思ってビックカメラに行ったら薄タイプはマットブラックとダークグラファイトが一枚ずつしかなく、仕方なく色違いで購入。公式にはマットブラックが「よりレーザーマウス特化仕様」、ダークグラファイトの方が「より光学式マウス特化仕様」ということになっていますが、私の経験上近年のロジクールの上位系マウスならば違いを気にする必要はないと思ったので。

Airpad Pro III

自宅で使っていた初代 Airpad Pro の標準サイズモデル(左)と比べるとフットプリントが一回り小さくなっています。とはいえ横幅は 7~8mm 縮んだだけなので、横長の PC ディスプレイで使っている限りはあまり小さくなった感覚はありません。むしろ限りある机上のスペースを有効活用できるようになったことのほうがありがたい。
この薄タイプは今のところ Airpad Pro シリーズの中で最小モデルになります。近年はゲーミング PC ブームに乗って高性能を謳うマウスパッドが多数発売されていますが、どれもゲーム特化のために面積が大きすぎて一般用途で使うには邪魔なんですよね。私はコンパクトで高性能なマウスパッドが欲しかったので、従来よりもコンパクトな Airpad Pro III が出てきてくれたのはありがたい。

それにしても初代 Airpad Pro、長年の使用によって表面の劣化がすごいことになっています。十年以上使ったからなあ...。

Airpad Pro III

マウスパッドって元々薄いから「薄タイプ」と言われてもピンとこないかもしれませんが、通常モデルの厚みが 2mm だったのに対して薄タイプは 1.2mm と大幅に薄型化されています。実は従来タイプの 2mm の厚みが長時間作業していると手首が段差に擦れて不快に感じることがままあったので、薄型化で段差がほぼ気にならなくなったのは地味に嬉しい。ただ薄くなったということは軽くたわみやすくなったということでもあるので、従来であれば机上に置くだけでピシッと机に貼り付いてくれたのが、薄タイプでは若干の端浮きを感じてしまうのがデメリット。数日使ううちに馴染んで真っ直ぐになるかもしれませんが。

Airpad Pro III

今回は「究極セット」を購入したので例によってマウスの滑りをさらに向上させるソールが付属してきました。ただ最近のロジクール製マウスは最初からソールの滑性が高いため、これを使わなくても十分「エアホッケーのような」操作感が得られます。まずはソールなしで使ってみて、さらに軽い操作感が欲しくなったらまた考えよう。

Airpad Pro III

MX MASTER 2S を置くとちょっと小さいかな?と感じるくらいのサイズ感。ですが、マウスパッド表面の微妙な凹凸がセンサの読み取り性能を助けるのか、MX MASTER 2S であればデフォルト設定でも 1 ストロークで WUXGA の画面の端から端までポインタを移動させることが可能。狭い面積で高効率なマウス操作ができるマウスパッドだと思います。

Airpad Pro III

ちなみにマットブラックとダークグラファイトの使用感を MX MASTER 2S で比較してみたところ、少なくともこのマウスで使う限りは有意な性能差はないと感じました。デザイン的には製品ロゴがマウスパッド越しに透けて見えるダークグラファイトのほうがちょっとだけカッコイイ。でも使い勝手は変わらないので、デスクが木目な自宅ではマットブラック、ホワイト系の職場デスクではダークグラファイトを使うことにします。

REALFORCE(キーボード)と MX MASTER(マウス)、それに Airpad Pro は私の商売道具と言っても過言ではないくらい長年お世話になっている製品。Airpad Pro シリーズに至っては自宅と職場で計 5~6 枚は使ってきたほど気に入っています。ゲームではない作業向けの高機能マウスパッドって近年選択肢が減ってきていますが、個人的には末永く売り続けてほしいもののひとつです。

投稿者 B : 23:00 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/09/03 (Mon.)

MX Vertical を見てきました

ロジクールの縦型マウス「MX Vertical」ですが、国内でも正式発表され、発売日を前にして既に店頭での先行展示が始まっているとのことで触りに行ってきました。

ロジクール初の縦型マウス「MX Vertical」誕生。従来型マウスよりも負担が10%軽減 - PC Watch

MX Vertical

どの規模の店に出ているか分からなかったので、とりあえずヨドバシ新宿西口本店地下のマウス売り場へ。目立つところに置いてありました。

上から見ると「ちょっと変わった形のマウス」くらいにしか見えませんが、

MX Vertical

横から見ると、確かに縦。
カタログ写真を見て理解しているつもりではいても、実物の縦っぷりを見るとちょっと驚きます。

MX Vertical

一般的な形状のマウス(M705m)と比較するとさらに驚くべき縦。津波のような曲線に、なんとなく葛飾北斎の息吹を感じます(ぉ。

側面は触感の追いラバー塗装になっていますが、三年使った私の MX MASTER のラバー塗装は最近ちょっとベタついてきました。長く使うことを考えると普通のシボ加工か塗装で良かったのではないかと思います。

MX Vertical

握ってみました。公式には「握手をするような感覚」となっていますが、確かにマウスというよりはジョイスティックを握りこむような感じ。
ただ店頭展示では自分が立った状態で低い位置に置いてあるマウスを握ることになるので、実際の机上で使うよりも手首を曲げて握り込むことになるので、これでは手首も痛いし使用感はイマイチ分かりません。中腰気味になって動かしてみると「これは確かに手首の負担が少し軽減されているな」と感じられます。

MX Vertical

マウスの形状的に「親指・人差し指・中指を伸ばしてマウスにかぶせ、腕と手首を使って動かす」という使い方になります。
私は大型のハイエンドマウスであっても「指を軽く曲げて親指と薬指でつまみ、アームレストに載せた手首を支点としつつ左右方向は手首の動きで、前後方向は二本指の伸縮で動かす」という使い方をしています(いわゆる三種類のマウスの持ち方のうち、つかみ持ち(Claw Grip)とつまみ持ち(Fingertip Grip)の中間くらいの持ち方)。こうすると手首より上の腕は動かす必要がないし、画像処理のような細かい作業でも精密に操作できます。しかし MX Vertical の持ち方ではそれができないため精密な操作に自信が持てないし、却って腕が疲れそう。MX Vertical で今までのような持ち方・使い方ができないか少し試してみたのですが、それも難しそうです。

MX Vertical

難点をもう一つ挙げるとすれば、スクロールホイールから「フリースピン」機能が省かれていること。近年のロジクール製ハイエンドマウスに標準搭載されている機能ですが、MV Vertical と MX ERGO(トラックボール)というハイエンド系のモデルに軒並み非搭載となっていて、もしかして今後廃止の方向なのかもしれません。私はガンガン使っていて、ロジクール製マウスの選択理由の一つになっているので、これがないのは厳しい。

そんなわけで、個人的に「これはないな」という点がいくつかあったので、MX Vertical に乗り換えるのはいったん保留。もう一回りくらい軽くて小さければ「つかみ持ち」のような持ち方ができたのかもしれませんが。
とりあえず、今職場で使っている初代 MX MASTER がヘタッてきたら買い換え先は MX MASTER 2S が順当かなあ。

ロジクール / MX Vertical

B07GPZBVZT

投稿者 B : 22:30 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/08/22 (Wed.)

Logitech MX Vertical

ロジクール、握手するように使えるエルゴノミクスマウス「MX Vertical」 - PC Watch

B07FNJB8TT

米 Logitech がハイエンドマウスの新製品「MX Vertical」を発表しました。

ロジのハイエンド機はマイナーチェンジを除けば「MX MASTER」以来約三年半ぶり。今回の特長は「Vertical」の名が示すとおり、縦に握るようにして持つ形状にあります。

従来のマウスはほぼ全てが「手のひらを下に向け、手首を左右に動かす」ことで操作する前提になっていました。しかしこれは人間の腕の構造からすると理想的とは言えず、手首に負担がかかりやすいのがずっと昔から指摘されてきました。それに対してロジクールのハイエンド機や MS のIntelliMouse などを筆頭に、マウスの形状を手のひらのカーブに合わせることで軽減しようというのが定着してきましたが、ここまで大胆に傾けたマウスはほぼ初めてではないでしょうか。
しかしこの形状であれば机上に手を自然に出した状態で、手首を左右ではなく上下方向(手首のメイン可動軸からみて)に動かすことになるため、長時間作業においても負担軽減に繋がりそうに見えます。一見ヘンテコなようで、実はかなり理にかなった形状と言えます。ただ、マウス操作中心の作業ならば快適でしょうが、右手をキーボードとマウスで行ったり来たりするような作業においては、キーボードとマウスを持ち帰る際に腕をスライドさせた上で手首を回転させる動作が必要になるわけで、やや煩雑になりそうな印象も受けます(すぐに慣れるのかもしれませんが)。

こればかりは試してみないと何とも言えないけど、ちょっと試すには躊躇する価格でもあります。ただ、私が職場で毎日使っている初代 MX MASTER のラバー塗装が最近ちょっとずつベタつき始めていて、そろそろ買い換え検討かな...とは思っていたところ。国内発表されたら改めて考えようと思います。

投稿者 B : 22:35 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/07/11 (Wed.)

UHS-II 対応メモリカードリーダを導入

先日の UHS-II 対応 SD カードを買った話の続きです。

とりあえず α7 III 自体が UHS-II に対応しているので、USB 3.1(Type-C)ケーブルを買ってきて α7 III を PC に接続してみたんですが、ベンチを取ってみたところリード 60MB/s 程度しか出ず(´д`)。まあ、カメラを PC に接続した場合カメラのファームウェア側での処理も入るんだろうし多少遅くなるよね(それにしても遅い気はするけど)、本来のスピードで転送したければカードリーダを使った方がいいはずと思い、買い換えました。

SanDisk / ImageMate Pro Reader SDDR-489-J47

ImageMate Pro

SanDisk 製のカードリーダを買ったのは今回が初めて。新しい規格のカードのポテンシャルを引き出すなら、メモリカードを熟知したメーカーの製品がいいだろうと思って。バッファロー等のサプライメーカー品との価格差もそれほどないようですし。

ImageMate Pro

箱から出してみてびっくり、本体そのものがラミネートされてました(笑。

ImageMate Pro

対応メディアは CF、SD、microSD の三種という割り切った仕様。他社製品では今でもメモリースティックや xD 等のメディアに対応した機種も少なくないですが、個人的にはもうこの三種にさえ対応していれば不自由はありません。

ImageMate Pro

接続端子は USB 3.0 microB。このあたりの機器が USB Type-C に対応するようになるのはもう少し先のことでしょうか。

ImageMate Pro

他社製品だとロゴは印刷で済ませてしまうところを、ちゃんとエンブレムを貼ってくるのがトップメーカーの矜持といったところ。
ちなみにこのカードリーダ、中にウェイトが入っているのかややズッシリとしていて、カードの抜き差しの際に本体が滑りにくいようになっています。今まで使っていたリーダは軽すぎてすぐに動いてしまい、両面テープで固定していたくらいだったので(笑)、これはありがたい。地味ながらちゃんと工夫されています。

というわけでベンチマークを取ってみました。比較対象は旧カードリーダのバッファロー BSCR09U3、カードは UHS-II 対応のソニー SF-G32 と UHS-I の SanDisk Extreme PRO

リーダ/カードSequential Read
(Q= 32,T= 1)
Sequential Write
(Q= 32,T= 1)
ImageMate Pro/Sony SF-G32 (UHS-II)270.983 MB/s228.576 MB/s
ImageMate Pro/SanDisk Extreme PRO (UHS-I)96.103 MB/S84.704 MB/s
Buffalo BSCR09U3/Sony SF-G32 (UHS-II)91.598 MB/s88.611 MB/s
Buffalo BSCR09U3/SanDisk Extreme PRO (UHS-I)92.545 MB/s85.071 MB/s

おー、UHS-II はまさに UHS-I の三倍速い。リード 300MB/s、ライト 299MB/s という公称値には届いていませんが、それでも今まで使っていたメモリカードとは雲泥の差です。実際に撮影した画像を PC に転送する時間も従来の 1/3 くらいになっていて、これは取り込みが捗りますね。
スチルしか撮らなければ UHS-I の転送速度でも十分だと思っていたけど、これを知ってしまうと UHS-I を使う気が薄れてきてしまいます。まだまだ高い UHS-II カードですが、またちょっとずつ揃えていこうかな...いや、手元に対応するカメラは α7 III しかないし、とっておきの 1~2 枚のカードがあれば十分なはずだ(物欲と自制心の葛藤)。

SanDisk / ImageMate Pro Reader SDDR-489-J47

B07B55KNWD

投稿者 B : 23:59 | Camera | Camera Accessory | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/06/13 (Wed.)

BenQ BL2711U

ベンキュー、Rec.709カバーのデザイナー向け27型4K液晶 - PC Watch

BenQ BL2711U

BenQ から 27inch 4K ディスプレイの新製品が発表されました。

近年の積極的な製品展開で注目を浴びている BenQ ですが、積極的すぎて製品ごとのスペックの違いが把握しきれない(;´Д`)ヾ。自分の理解のために、同じ BenQ の 27inch モデルと比較してみました。

モデルSW271BL2711USW2700PT
サイズ27inch27inch27inch
解像度4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)WQHD(2,560×1,440)
パネルIPSIPSIPS
輝度350cd/m2300cd/m2350cd/m2
HDR
色再現Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
sRGB/Rec.709 100%Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
キャリブレーションハードウェアソフトウェアハードウェア
遮光フード付属付属
インターフェースDVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/HDMI 2.0×1/DP 1.2×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
価格(日本/米国)¥138,000/$1,099未発表/$449¥69,800/$599
※国内価格は Amazon、米国価格は B&H より引用

こうして見ると、ハイエンドの SW271 は SW2700PT をベースに 4K/HDR 化したモデルであることが分かります。一方今回の BL2711U はスペックこそ近いものの、Adobe RGB 対応とカラーマネジメント機能を割り切って「4K 対応でそこそこ色再現性の高いモデル」というバランスを目指しているようです。プロフォトグラファーではなくハイアマチュアのスチル/ビデオ編集用途やグラフィックデザイナー向けという感じ。そういう意味では、SW271 にはさすがに手が出ないけどそろそろ 4K ディスプレイが欲しい私のようなユーザーにど真ん中ストライクと言えます。

価格は発売日(22 日)が近づくまで公表されないでしょうが、米国 B&H での価格を参考にすると日本では ¥54,800~59,800 あたりのセンではないでしょうか。少し前に調べたところによると、4K で 6~8 万円のモデルは Adobe RGB&ハードウェアキャリブレーション非対応なのが相場でしたが、まさにそこよりも少しお買い得な価格で出てくることでしょう。またサイカ先生によると「使っているカメラの価格の 1/3 をディスプレイに投資するのがバランス良い」とのことなので、α7 シリーズユーザー的にはちょうど良いグレードであると言えそうです。あ、オマエの持ってるカメラの価格を合計して三で割ったら EIZO でも買えるだろ、というツッコミは受け付けません(ぉ

欲張るとどんどん上を見てしまうのが写真編集用 PC ディスプレイの世界ですが、BL2711U は落としどころとしては最適な選択肢っぽい印象。今すぐにとは言いませんが、近い将来の買い換え候補筆頭に置いておこうと思います。あとは BenQ のディスプレイは実機に触れる機会が少ないのがネックなんだよなあ...。

投稿者 B : 23:11 | Camera | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/04/24 (Tue.)

WD Elements SE Portable 2TB

仕事データのバックアップに使っていた外付け HDD がいっぱいになったので、新しい HDD を買ってきました。

Western Digital / WD Elements SE Portable 2TB WDBEPK0020BBK-JESN

WD Elements SE Portable

今までは外付け HDD といっても古くなった PC から取り外した HDD を外付けケースに入れてバックアップディスクに回す、という使い方をしていたので、実はこれまでに単品の外付け HDD を買ったことがありませんでした。

選んだのは信頼の Western Digital 製品。買うまで知らなかったんですが、Western Digital ブランド製品の国内流通って今はアイ・オー・データが代理店になっているんですね。同じ WD 傘下でも SanDisk や G-Technology は国内に販社(?)を持っているのに、ちょっと意外。

WD Elements SE Portable

WD のポータブル HDD には何種類かあって、メーカー的にはカラフルな「WD Passport」シリーズのほうが推しらしいのですが、値段が微妙に高いし角張っていてちょっと大きいしメリットってカラーバリエーションが豊富なことくらいしか見当たらなかったので、よりシンプルな「WD Elements SE Portable」を選択。WD 製ドライブ内蔵であることが保証されているなら、たぶん中身も WD Passport とほぼ同じでしょう。
WD Elements、WD Passport ともに内蔵ドライブの厚みの違いにより、1・2TB 品と 3・4TB 品でケースの厚さが異なります。私は薄いほうが良かったし、容量的にも 2TB もあれば今後数年(場合によっては十年)仕事データのバックアップには困らないだろうと思い、2TB 品を選びました。

デザインは見るからにシンプルで、安っぽいわけではないけど特に高級感もありません。まああくまでバックアップ用途なので実用性重視で。

WD Elements SE Portable

裏面には四隅にちゃんとゴム足がついているのが地味に重要なポイント。こういうポータブル HDD ってゴム足が省略されることが少なくありませんが、軽いだけについ手が当たって机から落ちる、みたいな事故もゴム足があるだけである程度防げます。

WD Elements SE Portable

接続は USB 3.0 ですが、この横長タイプの USB microB 端子も久しぶりに見ました。最近 Type-C(USB 3.1)の機器に触れることのほうが多くなったからなあ。

とりあえず CrystalDiskMark 6.0.0 でベンチを取ってみました。比較対象は自作機で使っている WD Red WD40EFRX と Intel SSD 520。どちらもちょっと古いけど私にとっては現役バリバリです。

WD Elements SE Portable

ドライブWD Elements SE
Portable (USB 3.0)
WD WD40EFRX
(SATA 2.0)
Intel SSD 520
(SATA 3.0)
Sequential Read (Q32T1)129.026109.154534.485
Sequential Write (Q32T1)124.493120.737240.527
Random Read 4KiB (Q8T8) 0.5753.999188.941
Random Write 4KiB (Q8T8) 9.8651.703161.773
Random Read 4KiB (Q32T1)0.5773.949180.884
Random Write 4KiB (Q32T1)9.9451.670126.019
Random Read 4KiB (Q1T1) 0.5061.11920.709
Random Write 4KiB (Q1T1) 9.9211.48854.869

おー、いいじゃないですか。さすがに SSD には敵わないけど、Random Read 以外のスコアは三年前の内蔵用 3.5inch HDD よりも全然いい。正直ここまでの性能が出るとは思っていませんでした。バックアップ用途ならランダムアクセスよりもシーケンシャルアクセスのほうが多いはずだし、これはいい買い物をしたかも。
今までのバックアップディスクのデータを移行させてもまだ 3/4 は空いているので、当分これを愛用しようと思います。

Western Digital / WD Elements SE Portable 2TB WDBEPK0020BBK-JESN

B079PC9JPB

投稿者 B : 23:44 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック