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α-7 の現像が上がってきた

MINOLTA α-7

[ MINOLTA α-7 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA / Kodak ULTRA MAX 400 ]

α-7 で撮った 1 本目のフィルムの現像が上がってきました。デジタルと違ってフィルムは切りの良いところまで撮らないと現像に出せないし、そもそももったいないのでここぞというところでしか撮らないため、なかなか現像に出せませんねー。
前回のα-7000 の現像結果があんまりだったので、ちょっとおそるおそるだったんですが、不安に反してマトモに上がってきたので一安心。

ちなみに掲載しているのは 18Mpx 相当で JPEG 化し、CD-R に焼いてもらったものです。写真管理は基本的に PC でやってるので、同時プリントはしないで現像と CD-R 化だけお願いしました。


MINOLTA α-7

[ MINOLTA α-7 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA / Kodak ULTRA MAX 400 ]

そんなわけで一ヶ月前の桜の写真ですみません。
実はα-7000 の 2 本目のフィルムも上がってきて、こちらは前回の反省を活かして半分くらいはマニュアル露出で撮ったため、前回よりはかなりマシになったんですが、同じ被写体にα700 を向けてα700 が測った露出を元に決めるという素人のマニュアル露出(ぉ)だったこともあってか、α-7 と比べるとちょっとイマイチでした。

MINOLTA α-7

[ MINOLTA α-7 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA / Kodak ULTRA MAX 400 ]

フィルムカメラは DSLR(特に APS-C 機)にはない広くて明るいファインダももちろんですが、やっぱりレンズを本来の画角で使えるというのが素晴らしいですね。このレンズって本来こういう見え方をするものだったのか!という、デジタルからカメラに入った身としては、今さらな感動があります。P85 とか P50 といった定番レンズを使っていると特に。

MINOLTA α-7

[ MINOLTA α-7 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA / Kodak ULTRA MAX 400 ]

ただ、失敗したのはフィルムが ISO400 だったこと。
昼間晴天の屋外であれば ISO100 が鉄則ではありますが、DSLR ならともかくフィルムだと正直ちょっと自信がないし、レンズ付きフィルムもよく売ってるのは ISO400。ネガフィルムは白飛びに強くリバーサルフィルムは黒潰れに強いということくらいは知っていたので、多少高めの ISO 感度を選んでおいたほうが安全かな?と思ったのですが、それが全くの失敗でした。全体的に露出オーバー気味だし、粒状感が強いし。とりあえず今カメラに入っているフィルムを使い切ったら次からは ISO100 を常用にしようと思います。

MINOLTA α-7

[ MINOLTA α-7 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM / Kodak ULTRA MAX 400 ]

DSLR の使い勝手に慣れてしまうと、この「装填したフィルムで ISO 感度が決まってしまう」というのは何とももどかしいですね。つい撮影途中で ISO 感度設定を変更したくなってしまいます(笑。
でも、今回は ISO 感度を失敗してしまったとはいえ、このフィルムの雰囲気というか、写真から醸し出す空気感というか、には独特のものがありますね。「現実にそこにあった」という実感というか・・・デジタルにはない温かさですかね。

MINOLTA α-7

[ MINOLTA α-7 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM / Kodak ULTRA MAX 400 ]

ちなみに、フィルムの場合は CD-R 化してもらうと Exif にカメラではなく(当然ですが)フィルムスキャナの情報が入ってしまうので、フリーウェアを使って手動で Exif データを書き換えました。今回使ってみたのはこれ。

F6 Exif ~Exif編集ソフト~

フリーウェアなので UI はあまり凝っていませんが、逆にシンプルで使いやすい。複数ファイルをまとめて編集することもできるので、けっこう良いです。
銀塩カメラだと一部機種を除き通常は撮影設定をメモっておくくらいしか撮影データの残しようはないですが、α-7 はカメラの内蔵メモリーに撮影データを記憶しておけるのがかなり重宝します。本当はさらにスマートメディアにデータを吐き出す機能も持っているらしいんですが、そのためのアダプタが入手困難(それに入手できても本体の購入価格より高い)なので、ちまちまと手作業で入力していくしかなさそうです。

コメント

  1. del より:

    おっ銀塩ですね。ISO問題に直面して、絞りを開けたいのに開けられないもどかしさが伝わってきます。
    フィルムの場合は、システムと天気と気分でまずフィルムを選ぶところが楽しいのです。入れたら
    使い切るまで帰らないくらいの気持ちで大切に一枚ずつ撮るところが、デジカメにはない感覚でしょうか。
    レンズの画角をフルに使う楽しさと気持ちよさを堪能してくださいませ。α7は9ほどではないけど
    ファインダー気持ちいですしね。うちにも一台欲しいなぁ。。。

    でもね。ネガはプリントはしたほうがいいですよー。ネガ取り込みの時点でデジタルになってはいますけど、
    気に入ったカットだけでも引き伸ばして銀塩プリントしてみてください。フィルムのよさが良く分かると思います。

  2. B より:

    α-7 いいですよお。私の場合はα900 が買えないのと実家から発掘してきたα-7000 の露出計が壊れていたのと、で買ったクチですが、良い買い物だったと思ってます。ファインダはこれに慣れると APS-C のデジを使うのが嫌になるくらいですね。

    プリントは、最近お世話になってるラボがあるので、ある程度気に入ったカットが溜まってきたら引き伸ばしプリントをお願いしようかな、と思ってます。これも楽しみ。

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