Nintendo Switchで本格的にVRが楽しめる! 「ニンテンドーラボ VRキット」発売日決定! – GAME Watch
以前から出る出るという噂だけはあった Nintendo Labo の VR KIT が唐突に正式発表されました。「Toy-Con 04」という位置付けで VR HMD+体感コントローラをダンボール細工で組み立てる、というお馴染みのスタイルになっています。用意される Toy-Con は「バズーカ」「カメラ」「ゾウ」「トリ」「風」の 5 種類。どんなゲームになるのかはまだ公表されていませんが、使用イメージ写真を見るだけでだいたい想像はつくかな(笑。年齢を問わず楽しめるようにシンプルな内容で、かつ 3DoF ベースのものになるのではないでしょうか。
ここ二年ほど VR デバイスをいろいろ体験してきた身としては、これはとても気になります。が発売日に買った Toy-Con 01: バラエティキットは組み立ては超楽しくて娘たちと一緒に去年のゴールデンウィークのいいレクリエーションになったけど、その後のゲームがシンプルすぎてすぐに飽きてしまったのと、そこから先プログラミングに発展するためのハードルが(自分も含め)高くて結局放置されてしまっていました。そして去年の暮れに奥さんに「いい加減これをなんとかしろ」と怒られ、娘たちと三人で悲しみながらバラして元箱に戻されたのが今(汗。バイク Toy-Con でマリオカートがプレイできるとかいう仕掛けもありましたが、結局盛り上がらなかったなあ。そんな感じでこの VR KIT も同じような結末をたどる可能性が高いし、そもそも買って帰った時点で奥さんから白い目で見られそうで躊躇してしまいます(´д`)。
もう一つの懸念は、(ロケーション型ではない)コンシューマー向けの VR 自体が PlayStation VR の発売あたりをピークとして、今はもう冷めてしまったように感じられること。その PSVR もキラータイトルが出てこないまま二年あまりが経過し、ある程度の需要が続いているのがアダルトだけと言われている現状では、Nintendo Labo が出たところであまり火がつかなさそう。一方でデバイス側は HoloLens 2 や Acer AH501 という新世代機が出てきているので、実際はまだ進化の踊り場にいる段階なのかもしれませんが。ただし一度「こんなもんか」という認識が定着してしまった市場に再び火を灯すのは簡単なことではないのが事実で、このタイミングで出すのかー…というのが個人的に正直な感想です。Toy-Con 01 の発売から半年以内くらいに発売されてたら即飛びついていたことでしょう。
そんなわけで Toy-Con も VR もなかなか厳しい状況ではありますが、個人的には注目していることには変わりはないので、続報を待ちたいと思います。
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