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『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』3周目

『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』をまた観てきました。3周目。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

初回は公開初日にブルク13のIMAXシアターで。2回目は公開翌日、舞台挨拶中継つき上映をチネチッタのLIVE ZOUNDで。その後、原作小説を改めて読み直して(初回は小説の内容を半ば忘れたまま新鮮な気持ちで観たかった)3回目。今度はスクリーンサイズ・画音質ともにできるだけ高い場所でと思ってグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXシアターを利用しました。
グランドシネマサンシャイン、ほぼ全館をキルケーの魔女がジャックしていて神経が気分が盛り上がります。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

館内のエレベーターもラッピング済み。ドアだけでなくエレベーター内までラッピングされている徹底ぶり。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

5Fのクラッパーズダイナーまでキルケーの魔女仕様に。フード/ドリンクにもコラボメニューがあるかと思ったけど店内装飾だけの模様。コラボメニューはキルケーの魔女カフェに行けってことですね。行きます。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

公開2周目の入場特典はキャラクターデザインのPABLO UCHIDA氏によるデザインワークスでした。バンナム、GQuuuuuuX Beginningでデザインワークス商売に味を占めたな(笑

GQuuuuuuXのような新情報は特にありませんが、アニメーションとはタッチの違うキャラクター画(ギギに関してはコスチュームバリエーションを全部網羅)や各シーンのコンセプトアートが楽しめます。

グランドシネマサンシャイン池袋

今回は初めてIMAXシアターのプレミアムクラスを利用しました。グランドシネマサンシャインにはプレミアムクラス(+¥1,500)とグランドクラス(+¥3,000)があり、料金にはコンセッション等で使えるミールクーポンがついてくるから(少なくともプレミアムクラスまでなら)割高感はありません。通常よりも幅広のシートはフカフカでリクライニング機能やミニテーブルもついていてとても快適。プレミアムクラスはやや前方でIMAXの大画面にはちょっと近すぎるかなという感覚もありますが、リクライニングするとちょうど良いくらい。
グランドシネマサンシャインのIMAXシアターはスクリーンが国内最大級でプロジェクターは4K対応IMAXレーザーだから現時点では最高画質で閃ハサを楽しめる環境。音響もクリア、かつ腹に響く重低音も良い。この環境で鑑賞できたのは至福でした。

原作を読み返し、3周目で台詞もある程度暗誦できるほど解像度が上がった今、やはり考えてしまうのは3作目の結末がどうなるか。ガンダムシリーズでは主人公生還エンドに書き換えられたΖガンダム(テレビ版:カミーユ精神崩壊エンド→劇場版:無事生還エンド)や小説とOVAで終盤の展開が変更されたガンダムUC(小説:フル・フロンタル撃墜→OVA:主人公不殺化に伴いフル・フロンタル自壊)という前例もあるし、閃ハサも小説とは異なる結末になるんじゃないかと思っています。バンダイナムコの都合に基づくメタ的な理由ももちろんありますが、『キルケーの魔女』における演出にもそのヒントが隠されていると思っています。

  • そもそも小説はハサウェイがクェスを殺した『ベルトーチカ・チルドレン』の続きだが、映画はハサウェイがチェーンを殺した『逆襲のシャア』の続きであり(これが本作で明示された)、ハサウェイが囚われているものがそもそも違う
  • 小説版のハサウェイは心にずっと主義=マフティーの仮面を被っていてギギやケリアとも本心を隠したまま接しているが、『キルケーの魔女』のラストでΞガンダムのマスクが剥がれてガンダムフェイスが現れたことはこの後のハサウェイが本心でギギと向き合う隠喩ととれる
  • 小説中巻のラストでハサウェイとギギが合流した際には二人は同じ場所にいながらも少し立ち位置がずれている描写があったのに対して映画ではそのような描写がなく、少なくとも二人が同じ気持ちでいるように見えた
  • ガンズ・アンド・ローゼズによるED『SWEET CHILD O’ MINE』でリフレインされる “Where do we go now?(僕たちはどこへ行くんだ?)” はラストのハサウェイとギギの心情にストレートに寄り添ったものであると同時に「物語の展開がどこに向かうのか判らない」ことの暗喩でもありそう

以上を考えるとアニメではハサウェイ生還エンドが用意されていそうに思えますが、本作ではその反証となる死亡フラグ的なものもいくつか立っていました。

  • カーゴ・ピサからΞガンダムの装備品はほぼ回収できず、補給艦であるヴァリアントも沈んだ上に残弾が少ないファンネルミサイルも錯乱したハサウェイがアリュゼウスに対して使ってしまった。とにかく武器が心許ない
  • 小説ではレーン・エイムはエアーズロック戦に参加していなかったがアニメではアリュゼウスで参戦して対ハサウェイ戦の経験を積んだ状態。加えて第3部ではペーネロペーがガンプラの説明書上だけで言及されている追加装備「アルゴスユニット」でさらに強化される可能性あり
  • アデレードではケネスが対Ξガンダムのトラップの準備を粛々と進めている様子が描写された

ということで、ハサウェイとケネス/レーンとの戦いの行方は穏やかではないんですよね…。
社会通念的なことも考えれば少なくともテロリスト(マフティー)勝利エンドはあり得ないし、これらを総合的に考えるとハサウェイとマフティーが最終的に敗北する結末は小説から変わらないものの、「ハサウェイとギギが社会的に死んだことになってどこかでひっそりと生き延びる」というGQuuuuuuX世界でのシャアのような扱いか、あるいは「ケネスによる処刑とは異なる形で、ハサウェイとギギが一緒に死ぬ」という美しい悲劇エンドのどちらかになるのではないかと考えています。バンダイナムコの都合を考えれば前者だろうけど、物語の状況的には後者っぽいんだよなあ。

というようなことを考えながら、私はもうしばらくサントラ聴いたりガンプラ組んだりしながらBDの発売と完結編を待ちたいと思います。入場者特典次第でもう1~2周する可能性もあるけど。

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