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プラモのためのガラスヤスリ

模型製作用の新たなツールを導入してみました。

ミネシマ / プラモのためのガラスヤスリ GF-1

プラモのためのガラスヤスリ

ガラスヤスリ。良いという話は以前から聞いていたものの、どう良いのかあまりピンと来ていませんでした。でも最近ガンプラの再販キットをいくつか入手して、ちょっと作業効率を上げていかないと消化速度が追い付かないぞと思って導入。

プラモのためのガラスヤスリ

当たり前ですがその名の通りガラス製です。透明なガラス棒でプラスチックが削れる、というのは素材の硬度を考えればそうなのですがなんか不思議な感覚。でも実際に使ってみると、作業中に切削面の状況が透けて見えるのは安心と効率に直結することが分かります。
また素材がガラスということは目が詰まったら水洗いできてしまう、というのは金ヤスリにはない利点。

プラモのためのガラスヤスリ

表面をマクロ撮影すると肉眼では見えないくらいの細かなドット状の突起があり、これで削るようになっています。指先で触れてみると確かに引っ掛かりがある。でも金ヤスリでこういうパターンを見たことはないからやっぱり不思議。
ヤスリの裏面は目の細かさが異なる、とかいうことはなく単なるガラス面です。でも後述するとおり目の細かさを意識するようなツールではありません。

ちなみに販売元のミネシマは新潟県燕市にあるホビーツールの専業メーカーでした。さすが工芸の町、と思ったのですがこのヤスリは中国製でした。まあ中国製造でもちゃんと品質管理できていれば不安はありませんが。デジタルガジェットでも中国の大手メーカーと有象無象では品質に雲泥の差がありますよね。

プラモのためのガラスヤスリ

プラスチック製の保護ケースが付属します。確かにガラスだから落としたり他の工具にぶつけたりしたら割れるリスクはあるし(スマホの保護ガラスより分厚いからそう簡単には割れないだろうけど)、ケースは必要ですね。私は作業中は複数の工具を箱に無造作に投げ入れがちだから気をつけよう。

早速試してみました。

プラモのためのガラスヤスリ

私はプラモのゲート処理は (1)通常のプラ用ニッパーでランナーから切り離し→(2)薄刃ニッパーでゲート除去→(3)デザインナイフで切り残しを削る→(4)金ヤスリで面を整える→(5)1000~1500番のスポンジヤスリで仕上げ という手順でやっています((4)(5)は省略する場合あり)。
ガラスヤスリの方はメーカーサイトを見る限り(2)の薄刃ニッパーを当てた後そのまま削りに入れるようなので、その通りにしてみました。

プラモのためのガラスヤスリ

WOW!すごくキレイに削れてる。削りっぱなしで撮ったから少し削り跡とか白化が見えてますが対処可能な範囲です。
感覚的には金ヤスリか粗目のペーパーと同じくらいゴリゴリ削れるのに、仕上げ目のペーパーをかけたかのようにツヤツヤになることに驚きます。ヤスリの突起がギザギザやザラザラじゃなくてドット状(端面は平滑)なのが効いているんですかね。
無塗装のまま仕上げる場合は逆に艶が出すぎるから少しメラミンスポンジ等で擦ってツヤ感を周囲と馴染ませた方が良さそう。トップコート仕上げならこのままコーティングしちゃって良いと思います。

ニッパーの二度切りでゲートを切り離したらあとはガラスヤスリだけでゲート処理完了するのはラクですね。模型の制作ってツールの持ち替えが多くて、工程全体で考えると持ち替えの時間がチリツモで大きなロスになるからそこを大幅にショートカットできるのはすごく助かる。部品やゲートの太さによっては引き続きデザインナイフやスポンジヤスリも併用すると思いますが、大半はガラスヤスリ一本でいけそう。

注意点は金ヤスリ並みによく削れるからプラスチックパーツの面に対して平行を保つことですね。でないとエッジが削れてダルくなってしまいます。

プラモは塗装とか組み立てといった「部品が完成形に近づいていく作業」はすごく楽しいけど、ゲート処理ってそういう作業じゃないからやや虚無の時間なんですよね。なのに、プラモ作ってる時間の多くをゲート処理が占めるという。だからその作業を圧縮して楽しい時間の割合を増やせるのは素晴らしいことです。

ただ1/144スケールのガンプラのパーツに対してはノーマルサイズだとちょっと大きすぎるかな。サイズバリエーションとしてワイドタイプとシャープタイプもあるようなので、シャープタイプのほうを買い足そうと思います。

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