ICO、クリアしました。
序盤はまさに文字通り五里霧中というか、不安のほうが大きかったんだけども、中盤以降、次第に城との対峙のしかたが解ってくると、「次はどんな仕掛けで私を試してくれるのか?」と半ば期待すらおぼえながらヨルダの手を引いていました。エンディングは微妙にラピュタっぽいところもありましたが、あの城との別れに寂しさを感じた私は、城から逃げ出しながら城に囚われたままだったのかもしれません。
そういえば、私がファミコンを買ったときに同時購入したカセット(タイトル、などと気どらずにあえて「カセット」)はマリオでも F1 レースでもなく「フラッピー」だったくらいなので(ぉ、アクションものよりも頭を使うゲームのほうが好きだったっけ、ということをクリア後に思い出しました。
霧の城は何のために存在し、女王は、影の魔物は、ヨルダはその城の何なのか?イコの頭にはなぜツノが生えているのか?どうして生贄にされたのか?ラストシーンに込められた意味は?
などなど、必要以上に説明をしない、どころか、説明がないまま流れていったストーリーでしたが、逆に我々に与えてくれる空想の余白の多さが、やけに心地良いものであったような気がします。
ただ、ラストバトルは、ストーリーにオチをつけるためには必要だったんだろうけど、そこだけ妙に描きすぎというか、ゲームのつくり的には、蛇足だったような・・・。
2 周目に隠し要素がありそげなので少しやりこみたい気持ちもあるし、2 周やったら『ワンダ』に手を出してみたい気もするけど、ちょっと一休みかな(´ー`)。久々に心に染み込むゲームでした。
最後に、おまけ。
Oremanga (ebicream.com)
『IQO を作った男たち 完全版』を。制作サイドからみた ICO のバックグラウンドストーリーです。
コメント
>あの城との別れに寂しさを感じた私は、城から逃げ出>しながら城に囚われたままだったのかもしれません。
そう、これこれ!この感覚に陥ったアナタは間違いなくICOマニアの仲間入りよん
2周目のお楽しみはかわいいオフザケ程度なので
あまり重要ではないと思いますが、
ビームサーベルが・・とか言うとやりたくなるでしょ?
あと、スイカは見つけた?
サントラは必須アイテムですよ
セーブポイントの音楽(SE)が好きでメール着信の
音に使ってます
あのちーへいーせーんー♪