スポンサーリンク

魔女の宅急便 [IMAX] @T・ジョイPRINCE品川

スタジオジブリの名作『魔女の宅急便』が期間限定でIMAX上映されるということで観てきました。

魔女の宅急便

魔女の宅急便 [IMAX]

ジブリ、というか宮崎駿は基本的にナウシカからせいぜい紅の豚まででそれ以降はちょっとなあ…と思っている派です。初期作品はもう数え切れないくらい観たし、中でもトトロと魔女宅は娘たちが小さかった頃にDVD/BDでそれぞれ100回は観たからセリフや劇伴のタイミングまで含めて身体に刷り込まれているほど。魔女宅はつい先月の金曜ロードショーで放送されたときも結局観ちゃってたのですが、それでも久しぶりの劇場上映とあっては足を運ばざるを得ません。
ちなみに私は魔女宅の劇場公開時はまだ小学生でしたが、確か高岡市内の映画館に観に行った記憶があります。劇場で観るのはそれ以来でした。

ストーリーに関しては今さら語ることもない…と思っていたのですが、序盤のキキの旅立ち前夜、父親に「たかいたかいして」と甘えるシーンには以前ならそれほど反応しなかったのに今観るとすごく泣けてしまう。魔女宅やトトロって自分のライフステージによって見え方が変わるよね…。自分の子どもが幼かった頃は子どもと同じ目線で見ていたのが、今ではすっかり劇中の大人の視点で見るようになってしまいました。とにかく、他のシーンも含めてキキが大人と関わるシーンがどれも沁みる。

今回のIMAX上映は新たな4Kデジタルリマスター版ということで当然気になるのは映像面でした。もともとがクリアな大画面を売りとするIMAXだから補正かけまくりでコントラストや発色バッキバキの画質だったらどうしよう…と思っていたのですが、上映された映像は良い意味で抑えた画質。手元にあるBlu-rayと比べるとやや色温度低め(暖色寄り)で輝度もそこまで高くなく、シーンによってはもう少しコントラストを上げてくれてもいいくらい、と感じました。また自宅で観るBlu-rayよりもフィルムグレインをしっかり感じたのは単純にスクリーンサイズが大きかったからですかね。いずれにせよIMAXらしいパッキリとした画質というよりは当時のフィルム上映の雰囲気をできるだけ再現しつつ大画面にも堪える映像に仕上げた、という印象。
鑑賞後にSNSでBD版とIMAX版(YouTubeで公開されているトレーラー)の画質を比較してIMAX版が批判されていることを知って驚いたのですが、私はIMAX上映の画質がそれほど酷いとは感じませんでした。そもそも最終的な再生環境が全く異なるソースを並べて比較することに意味なんてないでしょ。

まあいずれにしても画質面でIMAXっぽさを感じるような上映でなかったのは事実ですが、IMAXの大スクリーンで観て良かったと感じたシーンは多数ありました。代表的なのはキキが初めてコリコの町に辿り着いたときの市街地の立派さ(それまでの故郷の村や旅の途中のシーンの背景の寂しさとの対照で)、終盤の飛行船事故シーンの群衆の多さ、そして何よりウルスラが描いた『ペガサスの絵』の引き込まれるような美しさ。自宅のテレビでは絶対に感じられないそれらの没入感を味わえただけでも映画館に足を運んだ甲斐がありました。
また音響面は元作品が2chステレオ収録だからIMAXらしいサラウンド上映ではありませんでしたが、それでもやはり劇場の環境で観ると「クライマックスでキキがデッキブラシで飛び立つ瞬間」や「トンボがロープから落下する瞬間」という無音になる瞬間の緊張感が際立つ。

しかしIMAX的には『Michael/マイケル』の公開翌週末によくもまあ本作を差し込んだものですね。品川では1日6回のIMAX上映をこの2作で半々に割って流しているようです。
ちなみにT・ジョイPRINCE品川のIMAXシアターはIMAXレーザー導入(ようやく!)に伴う工事のため8月後半からしばらく休館するそうですが、それまでIMAXで観たい新作もないし私は今回が現設備での最後の鑑賞になりそう。

自分にとって37年ぶり2回目の魔女宅劇場鑑賞、すごく良かったです。このまま続けてトトロ、ナウシカ、ラピュタもIMAX上映してくれていいんですよ!

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました