明日発売の Blu-ray がフライングで届きました。
劇場版マクロス Δ 絶対 LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロス F ~時の迷宮~ 特装限定版 [Blu-ray]
劇場公開から約一年。最近では半年くらいで配信やパッケージ化されてしまう作品も多い中、けっこう待たされた感があります。
キャラクターデザインの実田千聖氏による美麗なパッケージイラスト、いつまでも見てられるわ…。
本作はロボットアニメにしては敵キャラの存在感が空気だし可変戦闘機もライヴシーンを盛り上げるための小道具として扱われている印象。でもマクロスシリーズの中でも『Δ』はこれでいいんだ、ワルキューレを楽しむための音楽映画なんだ…と言っているかのような謎の説得力があります。まあ河森作品は脚本とか整合性とかそういう細かいことはいいんだよ、ノリと雰囲気があればそれで…という強い圧があるものですが(笑)、本作はまさにそれで一点突破していると言えます。
楽曲も前作以上に熱量の高いものが揃っているし、Yami_Q_ray の中毒性のある楽曲も聴いてるだけでゾクゾクする。音楽が中心だから全編通して観なくても、楽曲のシーンだけつまみ食い的に観るのも楽しい。
映画館で同時上映された『劇場短編マクロス F ~時の迷宮~』も収録されています。Δ は続編が考えにくい形でキレイに完結したけど(時系列を遡る形での新作はできるか)、F のほうは続きの展開がありそうですよね。ワルキューレと違ってダンスが激しくないからライヴも絡めた展開を続けやすいという事情もあると思います(笑
ちなみに特典ディスクには以前開催されたオンラインライヴ「エアワルキューレ」の映像が 10 曲収録されていました。配信で観るよりも音も画も良いし、劇場アニメの Blu-ray にライヴ Blu-ray がセットになっていると考えたら相当お得なのでは…。
同梱のブックレットは設定資料とか場面写が中心なのかと思ったら、河森監督をはじめとしてスタッフの対談やインタビューがガッツリ掲載された分厚い小冊子でした。これは読み応えある。
それにしてもこれを読んでも、やはり本作の主役がロボットバトルではなく音楽とライヴ映像であることがよく分かります。
こういうコラム的に扱われている Q&A にも地味に重要な情報が掲載されています。
まだ届いたばかりで断片的にしか観れていないので、改めて時間を取って特典ディスク含めじっくり鑑賞しようと思います。
ちなみに来年東京と大阪で開催されるワルキューレライヴの抽選券が同梱されています。春に参加した Reborn ライヴがすごく良かったから、私は今回も応募予定。まあそうそう当選するとも思えませんが、「FINAL LIVE TOUR」と銘打たれているとおりワルキューレの単独ライヴとしてはこれが最後になると思うので、何とかして参加したい。あときっと出るであろう Reborn のライヴ BD の発売も楽しみにしています。
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