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Manfrotto ONE ハイブリッド三脚

新クイックリリース採用の「Manfrotto ONE」三脚システム – デジカメ Watch

Manfrotto ONE

Manfrotto が三脚の新シリーズを発表しました。その名も Manfrotto ONE。

円柱形ではないチューブを採用することで曲げ剛性・ねじれ剛性を向上させ、本来ならば特性の違うスチル用とムービー用の三脚を一本で賄うというコンセプト。チューブ形状は Peak Design の Travel Tripod によく似ていますが、Peak Design はトラベル三脚として折りたたみ径を大幅に小さくすることを主眼に置いていましたが、Manfrotto ONE は剛性向上に振ったトラベルではない普通の三脚のようです。ポジショニング的には従来の 055 シリーズに近いのか、価格帯的にはその上のハイエンドモデルという位置づけなのか。
アルミとカーボンの 2 モデルが用意され、アルミモデルは定価ベースで約 9 万、カーボンモデルは約 14 万(いずれも三脚単体)。為替の影響があるとしても 055 からガッツリ値段が上がりましたね…。

またこのシリーズから新たに「Xchage クイックリリースシステム」が採用されています。

Manfrotto Xchange

これ、カメラ着脱用のクイックリリースプレートかと思ったら、三脚と雲台を素早く着脱するためのクイックリリースシステムなんですね。ハイブリッドな Manfrotto ONE 三脚にスチル用/ビデオ用雲台を素早く付け替えてダイナミックに運用する、というのが狙いのようです。私は三脚を使うときは日によってスチル、ビデオがハッキリ分かれているのでそんなに急いで雲台を交換するシチュエーションが思いつかないのですが、例えばワンオペではなく少人数の撮影チームでスチルとビデオの両方を撮る、みたいな用途では重宝するんですかね。

値段が高いこともあって私の対象からはちょっと外れていますが、新機構ということもあって気にはなります。近年は三脚も中国メーカーの台頭が著しく、ハイエンドはジッツォやザハトラーが君臨しているけどミッドレンジ以下の競合が激しく、Manfrotto あたりのメーカーがポジショニング的に一番中途半端で厳しいのかもしれません。その対抗策として付加価値のある製品を…というアプローチはまあ納得できます。私は学生バイト時代からもう四半世紀を超える Manfrotto ユーザーとして応援しています。しばらく Manfrotto 製品買ってないけど…。

コメント

  1. […] bさんも書いていましたが、マンフロットのミドルレンジ055系に較べ大きく価格アップ。 ただ、PeakDesignのトラベルトライポッドが(カーボンモデル)12万円を超えている現在だと定価と […]

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