最近すっかり孤独のグルメ Season11の聖地巡礼で忙しく間が空いてしまいましたが、小説『リコリス・リコイル Gluttony days』の聖地巡礼で中華粥を食べてきた話をします。
錦糸町駅の西方、すみだトリフォニーホールの近くにある中華粥の専門店です。『リコリス・リコイル Gluttony days』では喫茶リコリコに泊まり込むことになった千束とたきなが深夜の空腹に耐えつつ翌日の朝食をどうするか相談する、というくだりでこのお店が言及されていました。作中で実際に食べに行くことはありませんでしたが、二人ともこの店で何度か食べたことがある設定になっていてその説明描写が妙にうまそう。これは食べに行ってみるしかない、となりました。
中華粥って中国料理のコースの一環として出てくるか台湾に行ったときに朝食として食べるか、くらいしか経験がなかったけど、ここはどんな感じなんでしょうか。
入店したところお客さんも店員さんも100%女性。私だけ妙な場違い感。でも原作のアサウラ氏も男一人で食べに来ていた可能性もあるんだし、ここは開き直っていこう。
一口に中華粥といってもこの店のメニューはめちゃくちゃ豊富。小説の中で触れられていたのは「BEEF」「KAISEN」「YAKUZEN」だったけど他のもおいしそう。というか、たきなのイチ押しはYAKUZENとのことだけど、そこは「SAKANA」じゃないのか(笑
メニュー表には定番以外のものも多数掲載されています。これがまたおいしそうで…こんなの何回か通っていろいろ食べてみるしかないじゃないですか。
とりあえず作中で千束が食べたがっていた「BEEF」からいってみます。
ランチタイムに来たからちょっと欲張ってランチセットを注文してみました。
BEEF、とはいうけど見た目のビーフ感はほとんどない。刻み青ネギが大量にかかって、その上に生姜がチョコンと載ったオシャレ中華粥といった風体。
早速食べてみます。
中からゴロッと牛スジの塊が発掘されました。しかも、噛まずに飲み込めそうなほどトロットロ。
この牛スジもうまいけど、お粥全体に牛肉のダシがよく出ていてコッテリとした旨味が強い!この中華粥、相当おいしい。これは「お粥」の概念が覆される。
ランチセットには唐揚げ、焼売、エビ入り蒸し餃子が一個ずつとザーサイ。
ちょっとしたものだけど違う味をちょっとずつ楽しめるのが嬉しい。それに、メインのお粥自体が思っていた以上にボリューム感あるからサイドはこれくらいで十分に思える。
セットにはデザートの杏仁豆腐までついて至れり尽くせり。
本当はお粥ということで大の男が食べて物足りなかったらどうしよう、と思っていたのですが全然そんな心配は無用でした。この中華粥はかなり満足感が高い。
あまりに気に入ってしまったから何回か通ってみました。
ということで次は千束もたきなもお気に入りだという「KAISEN」。
こちらは純潔ささえ感じる真っ白なお粥に長ネギが品良く載っている。そしてこのお粥のトロトロ具合は白米がほとんど原形をとどめないほどに煮込まれているのが見ただけで分かる。
さまざまな海鮮のダシがよく溶け合ったお粥そのものがうまい。BEEFとはまた方向性の違うダシ感。
そして純白のお粥の中から現れるエビやイカ、ホタテといった具材がどれもプリップリ。なんと幸福な海鮮中華粥。
こちらは「TANTAN」。担々麺好きとしては担々麺味の中華粥があると聞けば試さざるを得ない。
見た目も味も間違いなく担々。しっかり辛さもあるし胡麻の風味も効いてる。でも中華粥だからか担々麺よりも幾分マイルドで、やはり白米がトロトロに溶けたスープがめちゃくちゃウマい。これ大好き。
さらに「TOMATO」。中華粥なのに洋風ってのも面白いけど、これだけおいしい中華粥ならトマトアレンジしても絶対うまいに違いない、という確信がありました。
チーズトッピングで注文したところチーズは想像よりも多めのパルミジャーノが別添でついてきました。
イメージどおり、中華粥のダシ感とトマトの旨味、酸味がこの上なく合う!フライドオニオンが香りと食感でアクセントになってるのもイイ。
たっぷりのパルミジャーノをスープに溶かすように混ぜると、もはやこれは中華粥ではなく新しい洋食の何か。
サイドメニューの海鮮春巻きは、まあ普通の揚げ春巻き…と思ったら中の海鮮がやはりプリップリでうまい。この店、本当に何を頼んでもハズレがない。
自分でもこんなに気に入るとは思っていませんでした。わざわざ中華粥を食べるために錦糸町に来てもいい、くらいの勢いで気に入った。朝10:30からやっているので休日のブランチ代わりに利用しても良さげ。
こちら方面に来るときに絶対また食べに来よう。ここで食べた後に北斎茶房かすみだ珈琲でお茶して帰る、ってのも楽しそうだなあ。
ごちそうさまでした。















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