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GoProからm4/3マウント対応カメラ登場

久しぶりに攻めたカメラが出てきました。

GoPro、1型センサー搭載の小型シネマカメラ「MISSION 1」 – デジカメ Watch

GoPro MISSION 1 PRO ILS

GoProの新製品「MISSION 1」シリーズ。センサーを従来の1/1.9inchから1inchへと大型化(センサーの面積で言えば四倍弱)し、特に高感度性能やダイナミックレンジの改善を図ったシリーズのようです。また今までは基本的にスポーツ向けのアクションカムという位置付けだったのが、MISSION 1シリーズは小型シネマカメラを標榜。まあアクションカムや小型ムービーカメラとしては近年Insta360やDJIにすっかりお株を奪われて存在感が低下していたからGoProとしては戦いの場を変える必要があったのでしょう。映画『トップガン マーヴェリック』や『F1』の撮影に使われたようなシネマカメラのエクステンションシステムが映画界の注目を浴びていたりもするし、従来は難しかった撮影を可能にする小型シネマカメラシステムは確かに可能性ある(CineAlta用のエクステンションシステムとMISSION 1では撮れる映像のクオリティーに大きな差があるけど)。
ちなみに1inchセンサーを搭載した超小型シネマカメラというのはかつてRX0が通ってきた道ではあるけど、例によってアレも世の中より十年早いコンセプトだったということかもしれません。

3機種あるMISSION 1シリーズの中でも抜きん出て特徴的なのが、レンズ交換式カメラ化された「MISSION 1 PRO ILS」。なんとマイクロフォーサーズマウントを採用してレンズを交換しながら撮影できるようになっています。
発売は今秋予定ということで詳細スペックは不明ながら、マウントには電子接点がなくセンサーは他のMISSION 1シリーズ同様1inchサイズということで「マイクロフォーサーズカメラ」の定義には当てはまりません。単に「マイクロフォーサーズマウントを備えた1inchカメラ」という変わった存在。GoPro的には「既存のレンズシステムがある程度使えて、できるだけ小型のレンズマウント」を選んだらマクロフォーサーズだった…という感じでしょうか。電子接点がないからオリンパス/OMDSやパナソニックが発売しているマイクロフォーサーズレンズを使ってもAFはもちろんのこと絞りの制御もできないはずで、どちらかというと「マイクロフォーサーズマウント経由でMFのシネレンズを使う」ことを主眼に置いているはず。シネマ撮影は基本的にMFですしね。ということで、mf4/3レンズが使える新しい超小型カメラボディみたいな遊び方はできないと思われます。

私がこのカメラのニュースを見たときに真っ先に思い浮かべたのが澤村徹氏。MISSION 1が搭載する1inchセンサーは16mmフィルムに近いサイズとして知られていて、かつて16mmフィルム用の「Cマウント」シネレンズをNikon 1(懐)で使う方法を紹介していたのが澤村氏でした。

デジカメドレスアップ主義:覚醒する広角Cマウントレンズ – デジカメ Watch Watch

Cマウントレンズには当然のようにm4/3用のマウントアダプターも発売されており、そういうものを使えばMISSION 1 PRO ILSでCマウントレンズを使うことは造作もないはず。そもそも古いレンズだからMFだし絞りも機械式だし、まるで最初からCマウントレンズを使うために開発されたようなカメラです。もちろんもっと大きいフォーマット用のレンズを使ってもいいですが、カメラ本体の小ささを考えたら本末転倒でしょう。

私はシネマカメラは門外漢だからむしろサイカ先生がこれをどう見ているかは気になるところですが、それと平行して久しぶりにオールドレンズ界隈が一盛り上がりするかも、という点については期待しています。

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