池袋のアニメ東京ステーションという施設で開催中の『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』特別企画展を見に行ってきました。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』特別企画展
『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX』のテレビシリーズも既に 10 話まで放送/配信されていますが、このイベントはあくまで劇場先行版『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の企画展。情報的には特に目新しいものはなくても、最終話を前に作品世界にもっと没入したいと思い来場しました。
この施設には初めて来ましたが、どこかの放送局やアニメ制作会社ではなく東京都が設立した文化振興のための施設のようですね。制作元に関わらずさまざまな作品関連の展示が一定期間ごとの入れ替えで実施されているようです。地下には手書きのセル画と撮影という昔ながらの工程に関する解説展示なんかもありました。
メインの展示会場は 2F ながら、1F にもジークアクスと赤いガンダムをあしらった大型のパネルが展示されていました。まさに全館を上げて GQuuuuuuX 推しという印象。
なお公共施設ということもあり見学は全て無料。既出の資料が中心とはいえこんなのがタダで見れちゃって良いの?
2F の展示エリアに足を踏み入れると、まず U.C.0079 のシャアとシャリアの等身大パネルが出迎えてくれます。オールドファンとしては一年戦争パートのキャラデザを見るだけで高揚するものがあります。
モビルスーツのパネルもあり。人間の背の高さに相当するサイズで描かれているので、正史の MS デザインとの差違をじっくり観察できます。
最初は違和感あった GQ 版のモビルスーツも今やすっかり見慣れました。
進んでいくとこの展示の目玉である「あの改札」が!
現実の現代日本にある施設とほぼ同じモチーフが劇中にも登場する、というのはガンダム的には珍しいですが、それゆえにマチュやニャアンが生きる世界のことがリアリティーを持って感じられる気がします。
あくまで造作だけど、注意書きまで含めてよくできてる。
ただし改札の向こう側は展示パネルだからニャアンのように飛び越えようとすると壁に激突します(笑
もう一つの目玉、「キラキラ」のペイント。しかもご丁寧に運河の手すりまで再現されていて、実際にマチュがこのペイントを見上げた様子を真似して写真を撮ることもできちゃいます。
メインキャラ三人の(ほぼ)等身大パネル。これは 2 月の GUNDAM NEXT FUTURE FINAL でも展示されていました。
シュウジとニャアンはけっこう身長があり、対照的にマチュはちっちゃい。そういえば劇中でマチュのパイロットスーツをニャアンが着るくだりがありましたが、いくらなんでも伸縮性良すぎでは…。
ソドン側のメイン三人。メイン三人、のはずなのにエグザベとコモリはここまで劇中で直接会話してないというね…。
コモリはともかくとしてシャリアとエグザベは第 10 話のラストにおいて敵対する関係になってしまいましたが、和解する結末はあるのでしょうか。
展示エリアのラストは劇中の名シーンのパネル。ここが一番混雑してました。
私は劇場とテレビ版の両方合わせて一年戦争パートは十回以上観たから脳内再生余裕です(笑
AR 撮影ゾーンもありました。Web ベースのカメラアプリをスマホで読み込むことで、自分の顔にシャアのマスクやシャリアのヒゲを重ねて撮ることができるやつです。以外にも人気のあるコーナーでした。
「あの改札」の模型以外は見たことのあるものばかりでしたが、PC やスマホの画面でも紙の設定資料集でもなく自分の身体と同じくらいの大きさの展示に囲まれることでしか得られない感覚というのは確かにありました。ちょっとだけ、自分が実際にソドンやイズマコロニーにいるような気分に浸れたかも。
物販コーナーではグッズも多少販売されていたので、これだけ買ってきました。
ポメラニアンズのステッカー!
スマホに貼ってしまうのはもったいなかったからクリアケースに挟んでみました。シャリア・ブルがスマホに貼っていたのより一回り大きいから横向きにしか配置できませんが、この状態でクランバトルのシーンを視聴すれば自分もシャリア・ブルになり切れます。しばらくこの状態で過ごそうかと。
さて、今夜は 11 話が放送されるわけです。マチュ(ジークアクス)とニャアン(ジフレド)が直接対決して重い展開になりそうな流れですが、かといってどういう結末に進むかは全く読めません。ドキドキしながら放送を待ちたいと思います。
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