GQuuuuuuX 関連の展示物がいろいろ見られるということで、新宿住友三角ビルで開催中の「GUNDAM NEXT FUTURE FINAL」に参加してきました。
お昼過ぎに会場に到着したところ一時間以上の待ち行列ができていて驚きました。まあ午後は他に予定も入れてなかったからゆっくり並びました。
入場は一定人数ごとにエントランスのミニシアターでオープニング映像を見てから中に入ります。なんか映像の中央にうっすら黒い縦線が見えるなと思っていたら、
スクリーン自体が扉になっていて、それが開いて入場できるというギミック。これは面白いサプライズでした。てっきりスクリーンの脇に入口があるものだと思ってた。
入ってすぐのところに展示されているのがガンプラの廃ランナーで作ったガンダムの腕。他のイベントでランナー製のガンダムヘッドは見たことがありましたが、腕は初めて。しかもこれ形状的には横浜ガンダムの右腕ですね。横浜ガンダムは 4 月からの大阪万博で再展示(ただし静展示)されるため、それに向けて再盛り上げが始まっています。
ガンプラがエントリーグレードと HG 相当(?)の 2 バージョンで発売されることになった横浜改め万博ガンダム。肩や腰の青いパネルはまだいいとして、羽が生やされちゃったのが個人的にはどうにも受け付けません。もともと背負いモノが大きいガンダムは好みじゃないのに、後付けで生やされてはね…。
ただ面白いのはこのガンプラ(HG 相当?の 1/144 モデル)に「ケミカルリサイクル Ver.」が用意されること。リサイクル素材を使ったガンプラは今までもありましたが黒い成型色が基本でした。しかしこのケミカルリサイクル Ver. では廃ランナーを溶かすのではなく科学的に分解してリサイクルし、新品プラスチック同様に着色可能となっています。こういう取り組みは積極的に応援したい。値段も通常版とケミカルリサイクル版で同価格らしいし、どうせ買うならリサイクル版を試してみたいですね。
大阪万博に行くかどうかはまだ迷ってます。肝心のガンダム立像がちょっと期待外れだし、もう一声くらいサプライズがないなら行かないかなあ…というのが正直なところ。万博会場の地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言ってください!(
本命はむしろこちら、GQuuuuuuX 関連の展示コーナー。目玉の一つが 1/1 スケールの GQuuuuuuX ヘッドでした。設定画で判別できなかった部分も含めディテールの確認が捗ります。赤い V 字アンテナを固定するボルトをはじめとして、HG のガンプラでは表現しきれなかった箇所が多数。HG もがんばっているとはいえ 1/144 で立体化するにはディテールが細かすぎるんですよね。
そして 1/10 スケールと思われる GQuuuuuuX と赤いガンダムの立像。これも本邦初公開ではないでしょうか。
既にプラモ化されている GQuuuuuuX はともかく、赤いガンダムの立体物を目にする機会は今までになかったから細かいところまでチェックしてしまいます。
大型の立体物で見るとやっぱりカッコいいな GQuuuuuuX。
初出ではエヴァっぽく見えていましたが、今やもう立派にガンダムに見えています(笑
赤いガンダム。シールドにある連邦軍の十字シンボルの上からジオンの紋章がペイントされ、しかもそれが消えかかってるのがイイ。
そういえば劇中でビットをドッキングしていた肩や膝のハードポイントはジオンに鹵獲される前から実装されていましたが(もっと言うとガンキャノンや軽キャノンにも装備されていた)、その理由は劇中で示されるのでしょうかね。
その赤いガンダムの HG モデルのサンプル品展示。
私はもうガンプラの予約争奪戦にはアホらしくて参戦していないので、発売日に量販店に在庫があったら買おう、くらいのモチベーションです。バンダイのことだから潤沢に用意してくれていると期待。HG GQuuuuuuX もそれなりに流通していたことだし。
そして白いガンダムの HG。
RX-78 ガンダムとしてデザインを見るとものすごく異形感が強いのに、アクションポーズをとらせるとすごく決まるしガンダムに見えてくる不思議。
模型的には赤いやつの純粋な色違い(違いはビットの付属有無のみ?)だと思うけど色遣いで印象が全然変わりますね。両方買って並べたい。
これは HG 軽キャノン。頭・胴体・腰までがガンキャノンで手足がガンダムの派生(つまりジム相当)になっていて、「ガンダムを強奪されたことでジムの開発に問題が生じ、代わりにガンキャノンの改良量産型を主力に据えた」地球連邦軍の MS 開発事情が垣間見える秀逸なデザイン。軽キャノンという軽トラみたいで絶妙に弱そうなネーミングもうまい(笑
これ絶対アルテイシアが乗ってた白い軽キャノンも発売されますよね。商売がうまいなあ…。
「脚がベルボトムではなくテーパードなザク」も設定画だけ見てると違和感があるけどアクションを取らせるとすごく必然性が感じられてカッコイイ。膝下がすぼまっていることでどこか忍者っぽさもあるんですよね。正史版のザクと並べて比較したい。なんかこのシリーズの立体物全部欲しくなってきます。
でもザクならむしろこっちが本命と感じるサイド 6 の軍警ザク。シールドに書かれた「警察」の文字がイズマコロニーの世界観とよく合っていてカッコイイ。両肩のパトランプもクリアパーツで再現されています。同シリーズのガンプラと並べてもいいけど、パトレイバーの立体物と並べても面白そう。
こちらは METAL ROBOT 魂 GQuuuuuuX。ノンスケールモデルですが換算 1/120 くらいですかね?HG よりも一回り大きく、また完成済み品であることでディテールがずいぶん上がっています。
私はガンプラは組み立てたい派だから買うことはないと思いますが、やっぱり GQuuuuuuX 関連の立体物はスケール大きめの方が映える。フルメカか MG が出たら絶対買います。
これも METAL ROBOT 魂の白いガンダム(赤いガンダムもあり)。同様にスケールの大きさから手首回りのパイプで組まれたフレームの無骨さや無表情な頭部の怖さが表現できていてカッコイイ。
Figure-rise Standard マチュ。
「赤地にエメラルドグリーンのハイライト」という独特の髪色が成型色で再現されているのが面白い。
マチュは表情が多彩だから目のデカールにどれを使うかすごく悩みそうですね。ジト目は当確としても、顔パーツが 3 種類だけでは到底足りそうにありません。
同じく FrS ニャアン。スカートには軟質素材を採用しているそうですが(FrS マチュも同様)、これは HG ザクのスカートに採用されていたものと同様の素材でしょうね。ザクのスカートの素材が JK のスカートの素材に応用されるというのは何の因果か。
ちょっといいなと思ったのが一番くじ景品のこのマチュのフィギュア。造形、ポージング、ゆったりした服の質感とかどれをとってもイイ。
私はあまりフィギュアを並べておく趣味はないけどこれはちょっとイイかも…と思ったけど FrS よりもだいぶ大きいんですよね。一回り小さければ GQuuuuuuX と並べておいたんだけどなあ。
あとはキャスト登壇ステージにも立ち見ながら参加できました。シュウジ役の土屋神葉氏、シャア役の新祐樹氏、シャリア・ブル役の川田紳司氏という GQuuuuuuX の男性メインキャラ三名。「ネタバレになるからまだ話せない」と伏せられていた話も多数ありましたが、お三方(特に既存キャラを演じたお二人)が何を意識してアフレコに臨んだかを聞けたのが良かったです。あと、新祐樹氏が生で「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」をやってくれたのが最高でした。
そしてこのステージで発表されたのが GQuuuuuuX のテレビ放送スケジュール。4/8(火)24:29 から日テレ系で放送されることが明らかになりました!まあガンプラの発売スケジュールを考えれば 4 月クールであることは確実だと思っていたけど、これでようやく具体的に放送を待つことができます。個人的な予想として、第 1 話は U.C.0085 パートから始まって一年戦争はどこかで回想として挟まるのでは…と考えているんですが、どういう構成になるでしょうね。『葬送のフリーレン』の例からして Beginning を金曜ロードショー枠で流してから本放送に移行するかとも想像していたのですが、そうはならないようで。
ちなみに私はこのイベントの前に映画館で GQuuuuuuX Beginning の四回目の鑑賞を済ませてから行きました。ちょうど昨日から始まっている特別映像が目当てだったのですが、特別映像にも新キャラや新 MS は登場するし、気になるキーワードも複数出てきて放送開始がさらに楽しみになりました。あと一ヶ月半ほど、考察や妄想が捗りそうです。
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