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HG GQuuuuuuX

Beginning を観たその勢いで一気に組み上げました。

HG 1/144 gMS-Ω GQuuuuuuX

HG GQuuuuuuX

『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX』の主役機ジークアクスです。劇場公開と同日に HG が発売というのは今までにないパターンじゃないでしょうか。でも『水星の魔女』の初期の頃はガンプラが超入手困難でもうやめようかと思ったくらいですが、現在は新しめのキットのみとはいえ流通状況が改善して買いやすくなりました。今回のジークアクスはバンダイとしても特に万全の体制を敷いていたように思います。

スタジオカラーが手がけるガンダムということで今までのガンダムの文法にはない斬新なメカデザイン。主役機が従来のガンダムのイメージからここまで離れたのは 25 年前のターンエー以来でしょう。本作はストーリーもかなりチャレンジングですが、メカデザインやキャラクターデザインも含めガンダムのしがらみから解き放ってどこまで自由度を高められるか、思い切った試みに感じます。

HG GQuuuuuuX

キットは直近のシリーズの主役機だったエアリアルと比べてもかなりパーツが細かい。RG 級とは言わないまでも HG としてはパーツの小ささ・点数の多さともに群を抜いています。設定画に対する成型色再現はかなりがんばっているとは思いますが、それでもシールに頼る部分は少なくない上にシールを使っても完璧な設定画再現とは言い難い。組み立てながら、早くも MG のリリースが待ち遠しくなりました。

専用のガンダムデカールが後から発売されることが多いからとりあえずトップコートなしで待機していますが、もともと情報量が多いデザインだしデカールを足すと却ってごちゃついて見えるかも。もしかするとデカールなしのままトップコートかけるかもしれません。

HG GQuuuuuuX

山下いくと氏によるデザインだけあって「エヴァっぽい」と言われがちなジークアクスですが、実際に組み上がってみると似ているのはシルエットの印象だけで意外なほどエヴァには似ていません。ロボットというよりは人体に近い構造と、全身に走る赤いラインのせいでエヴァというよりはむしろウルトラマンぽいな、と感じます。

肩、股関節、足首あたりの可動範囲が他のガンプラとは一線を画していてめちゃくちゃよく動く。これ HG だよね?と疑いたくなるレベル。

HG GQuuuuuuX

キットには非展開状態(Ω-サイコミュ非アクティブ状態)の頭部パーツが付属します。劇中での初出撃時の姿ですね。主人公マチュが搭乗すると Ω-サイコミュが起動するはずなので、今後劇中ではこの状態が搭乗しない可能性があります。
ちなみに頭部パーツは展開状態用・非展開状態用の 2 セットがまるまるランナーに含まれるので、いちいち組み替えなくても頭部パーツ全体の差し替えが可能になっているのはありがたい。

HG GQuuuuuuX

面白いと思ったのが肘と膝の関節。本作に登場する他の機体を含む一般的なモビルスーツの関節は両側から挟み込む形のヒンジになっているところ、ジークアクスはいわゆる「片持ちヒンジ」になっています。他の部分は一般的な HG よりパーツ点数が多いのに、肘と膝の関節だけやたら構造がシンプルで驚きました。

HG GQuuuuuuX

あとは何といってもこの足の構造ですね。普通、ガンダムといえば足は赤いスリッパを履いているのが当たり前なのに、ジークアクスは赤いスリッパに見えるだけの(ズボンで言うところの)裾があり、そこからグリングリン動くバーニアノズルとそれを支える足パーツがあるという今までに見たことのない構造になっています。しかもこんな不安定そうな足なのに、立ててみるとバッチリ自立するのがまたすごい。

HG GQuuuuuuX

脚も面白くて、内股にプロペラントタンクみたいなのがある?と思ったけど組み立ててみたら脛の内部にもタンクっぽいのがありました。これは足にあるバーニア用の燃料タンクなのか、それとも脚を動かすためのシリンダーなのか。よく分かりませんが、いずれ劇中で答え合わせがあるのでしょうかね。

HG GQuuuuuuX

キングゲイナーの後頭部みたいだな…と思っていたバックパックは蛇腹っぽい形状のバーニアノズルでした。フレキシブルバインダーなんて目じゃないくらいよく動くバーニア。足のバーニアもそうだしショルダーアーマーやふくらはぎにも姿勢制御用バーニアっぽいのがついているし、宇宙空間での立体機動に強そう。クランバトルも基本的に宇宙空間のようですし、機動性では無類の強さを見せてくれそう。

HG GQuuuuuuX

このバックパックは説明書にはなんの解説もありませんが、本体から取り外して機首らしきものと差し替えることができるようになっています。これまず間違いなくコアファイターですね…。設定画を見る限りではシュウジの乗る「赤いガンダム」もコアファイターがバックパックを兼ねる構造(つまり GP01 のような仕組み)と思われます。まあファーストガンダムですらコアファイターはサイズ的に無理のある設定だったから、さらに胴回りが絞られている本作の MS ではお腹には入りませんね。

HG GQuuuuuuX

人体に近い構造と広い可動範囲のおかげで、こうやってポーズをとらせるとおおよそモビルスーツとは思えません。この姿を見ると確かにエヴァっぽくはある。
機体に隠された謎も相まって、どんな物語を見せてくれるのかワクワクします。

HG GQuuuuuuX

Beginning では未登場だった武器も二つついてきます。まずは定番ビームライフル。
これもまた見た目が今までのビームライフルとは全然違いますね。どんな仕掛けがあるか不明ながら楽しみ。

HG GQuuuuuuX

ライフル以上に斬新なビームサーベル。筒状の柄から細長い光刃が出るタイプではなく、半月状のデバイスから光刃が循環するように出ています。まるで細長い八つ裂き光輪のような。
これは映像的に見栄えがしそうだけど、ここまで散々ヒートホークのイメージをつけてきたジークアクスが途中からビームサーベルに鞍替えするんでしょうか。

HG GQuuuuuuX

説明書のポージングを真似てみました。今までのガンプラでこんなダイナミックなポーズを取らせられたことってなかったような。本当にアスリートか格闘家のように見えるガンダムです。

HG GQuuuuuuX

今までのどんなガンダムとも似ていない新ガンダム、私はけっこう気に入りました。
次にキット化されるのはおそらくシュウジの赤いガンダムか軍警ザクあたりですかね?後続のキットも楽しみにしています。もちろんテレビシリーズの続報も待ってます。

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