一度は行ってみたかったかき氷の名店で食べてきました。
御徒町のパルコ(パルコヤ上野)の1Fにあるお店です。ミシュラン選出の日本料理店「くろぎ」(芝大門)の別業態として展開している模様。夏場は2~3時間待ちが当たり前という有名店のかき氷がどんなものか、以前から興味を持っていたのでした。
お昼過ぎに店着したところやはり2時間待ち。とはいえ整理券式でスマホでQRコードを読み込めば時間前にLINEで通知してくれるから、暑い中に屋外で行列する必要がないのが助かります。上野も秋葉原も徒歩圏内だから時間を潰す場所にも困りません。
店内の雰囲気、他のかき氷店とは全然違う。一般的にはシンプルで雰囲気のいいカフェまたは和喫茶という感じの店が多いところ、ここはお高めのレストランかハイブランドのショップか、というノリ。まあ値段も他の店に比べるとお高めですけどね。
店員さんもお高くとまってるということはありませんが、立ち居振る舞いがちゃんとしてる。
メニュー。名前と写真を見る限りでは独創的な創作かき氷ではなくオーソドックスな品揃えに見えます。でも「構成」を読み込むとかなり凝った食材を組み合わせていることが分かります。
また期間限定で佐賀のブランド苺「いちごさん」を使ったかき氷もあるっぽい。
どれにするか迷うなあ…私は初めての店に来ると定番から頼む派だけど、暑い中を歩いてきたからフルーツ系で爽やかさを感じたい気分。
悩んだ挙げ句選んだのは「河内晩柑」のかき氷でした。熊本や愛媛名産のミカンの一種ですね。
届けられてまず驚くのがその大きさ。最近流行っているかき氷店は盛りが大きいことが多いですが、今まで食べた中で一番大きいのでは?という分量。
外観からフルーツたっぷりで写真映えする、という見た目ではないけど見るからにただの氷じゃないし、たっぷりかけられた数種類のソースやクリームがそそる。
まず河内晩柑。グレープフルーツに似た苦味を含む風味が特徴的で、ちょっと大人の味。でも甘味と酸味のバランスがいい。
氷は練乳ベースで甘味のあるタイプ。そこに河内晩柑ソースとチーズクリームのコンビネーションが濃厚、これはかき氷っていうよりスイーツ。ケーキかパフェを食べているような感覚です。
氷を掘っていくと新たな具材が顔を出しました。河内晩柑のジャムと砕いたビスケット、それに白あん!ここで和風味が加わるのか。
ジャムは河内晩柑の苦味を活かした味になっていて、同じ食材でも生で食べるのとソースとで味の立たせ方が違うのが面白い。ビスケットと白あんもそれぞれ食感と風味が変わる。かなりボリュームあるかき氷だけに、途中段階で「変身」することで最後まで飽きさせない工夫を感じさせます。
さらに別添のハチミツで味変。河内晩柑ジャムの苦味とハチミツの甘味の組み合わせ、めっちゃいいじゃないですか。
最後には半分溶けた状態になるけど、いろんな味が混ざり合って総括するようなフィニッシュ。
想像以上にすごいかき氷でした。正直、これがかき氷かと言われると何か別の種類の甘味のような気もするけど、それくらいジャンルに囚われない創造性を感じる味。高いけどそれだけの価値はあるなあ。
2時間待つのは大変だけど、また食べに来たいと思える名店でした。
ごちそうさまでした。








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