何度か観てるディスクですが、RDZ-D87 を入れたのを機に DVD プレイヤーとしての実力をみるため再鑑賞。
やっぱりこの映画は芝居が良いですね。始皇帝と三人の刺客の演技がシブい、というか、ホントにウマい。ジェット・リーとチャン・ツィイーの演技が微妙に思えてしまうけど(ぉ。最近中国映画も大作づいてますが、『グリーン・デスティニー』も『LOVERS』もアクションや映像・音響以外はイマイチなんですよね。
最終的に始皇帝と残剣、そして無名がたどり着く境地は東洋独特の美学というか哲学的で、男っぽいところがありなかなか女性や欧米人には理解できないかもしれませんが、私は好きだなあ。
RDZ-D87 の画質に関しては、やはりプロジェクタ(VPL-HS10)に繋いで DVD を観ても根本的には今まで使っていた DVD プレイヤーと大差ない感じ。DVD プレイヤー自体は 4~5 年前のものなので、DAC の性能なんかは明らかに上がっているはずだけど、プレイヤーのほうも安物じゃなかったから画質的には悪くないんですよね。D87 は多少シャープネスを上げてやると少しはシャキッとするものの、最近の HDTV やプロジェクタと違って DRC-MF が入っているわけじゃないから根本的な解像感不足は否めません。D87 のデジタル放送をプロジェクタで映すと明らかに画の見通しが良くなるので、この辺が現行 DVD の限界なのかな、と。
逆に、デジタル放送をプロジェクタで映すと確かにかなりキレイには見えるんですが、最近仕事で HD 映像を観る機会が多くなってきているせいか、もう HS10 の画じゃ満足できない体になってしまった模様(´д`)。パネルも 720p 止まりだし、コントラストや中間調も物足りない(特に HERO みたいな作品だと顕著)し、とにかく黒浮きが気になる・・・。今のマンションに引っ越してからプロジェクタの設定を追い込んでないせいもありますが、早く SXRD のプロジェクタが欲しくなってきました。VW50 が早く¥50万を切ってくれないかな・・・。
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