MINICHAMPS / 1/43 McLaren Mercedes MP4-20 K. Raikkonen 2005
いろんな人から「買いすぎ!」とツッコまれているモデルカーですが(ぉ)、とりあえずホンダ系でめぼしいところは揃ってきたので、それ以外にお気に入りのマシン収集に走っています。ということで、2005 年最速の名を欲しいままにしつつ、決定的に欠けていた信頼性のせいでタイトルを失ったライコネンの MP4-20。個人的には、鈴鹿での劇的なファイナルラップ・オーバーテイクを魅せてくれた思い出のマシンですね。
なんか今年のマクラーレンの安定性をみるにつけ、去年~一昨年のあの体たらくはいったい何だったの???と言いたくなりますが、完璧な強さを持ったマシンではなく、ルノーのように「最速ではないけどパッケージングで確実にポイントを獲得してチャンピオンを獲る」のでもなく、速さと脆さの両面をもったその危うい感じが(今となっては)何とも言えず魅力的に感じてしまう、不思議なマシンだと思います。ライコネンのヘルメットは毎年ころころデザインが変わるので、古い F1 ファンとしてはそこんとこがあまり気に入らなかったりはしますが・・・。
でもやっぱりニューウェイ作のマシンは美しいですね。レーシングカーではなく作品と呼びたくなるほど。今年の RB3 はまだしばらくモデルカー化されないだろうし、しばらくはニューウェイの過去作品収集に走ってみても良いかも、と思っています。
コメント
クルマのデザイナーといえばピニンファリーナとか
ガンディーニ、ジウジアーロのようなメジャーな
イコンしか頭になかったけど、ニューウェイという
名前を知ってまた少し賢くなった気分です(ぉ
シューマッハ以後のドライバーで、一体だれが
カリスマの称号を得るんでしょうかね・・・
ニワカファンとしてはまだまだ食い足りない感じ
なんですよ~
ニューウェイはある意味セナに匹敵するくらい私に影響を与えた人物なんですよね。
エンジンパワーだけが物を言ったターボ時代を終え、トータルパッケージの
時代を迎えた F1 におけるエアロダイナミクスの重要さを示し、現代に至るまで
F1 マシンのトレンドを作り続けている「空力の奇才」です。
ドライバーの個性が強かった 1980 年代と違い、どちらかというと
チーム力が勝敗を決める大きなファクターとなってきているので、
ポスト・シューマッハー時代は個人プレイとしての「速さ」よりも
どれだけチームを牽引する力があるか、が優劣を決めるようになると思います。
そういう意味では、マクラーレンの二人はフェラーリの二人よりも
「カリスマ」になり得る器かなあ、と思っているんですが。