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RG ガンダム Mk-II (エゥーゴ仕様)

RG 1/144 RX-178 ガンダム Mk-II (エゥーゴ仕様)

GW 前に買ってきたキットをようやく完成させました。本当はエゥーゴ仕様とティターンズ仕様が同時発売になる予定だったこのキット、成型不良でエゥーゴ仕様だけが発売延期になり、そのあおりでティターンズ仕様の初回出荷が瞬殺になっていました。私はもともとティターンズ仕様を組みたいと思っていたんですが、そのせいで初回出荷分を買い逃し(;´Д`)。後から発売されたエゥーゴ仕様は入手性が良かったので、こっちを先に組んでしまったという・・・。

RG はここのところ SEED からのキット化が続いていたので、ひさびさの宇宙世紀シリーズからの RG になりました。SEED スルー派の私としては、待望の RG Mk-II でした。キットは期待に違わぬクオリティで、写真だけ見ると MG と見紛うほどのディテールです。

動力パイプは MG Mk-II Ver.2.0 と同様にリード線+メッシュパイプでの再現。その他にもかなり細かいところまで作り込まれていますが、パーツ分割がうまかったり、内部フレームがある程度組み上がった状態でランナーについている「アドヴァンスド MS ジョイント」のおかげで、MG に比べると製作時間が短くて済むのは時間のない身にはありがたいところ。


バズーカに持ち替えてみました。個人的に、Mk-II は映画『星を継ぐ者』の終盤でギャプランやアッシマーに対して散弾を撃っていたときのイメージが強く、ビームライフルよりもバズーカのほうが似合うと思います。
ドダイ改に乗っけてやりたくなりますが、HG でもキット化されていないんですよね・・・。

RG は MG クオリティをそのまま 1/144 化したようなものなので、立て膝も普通にできてしまうくらいの可動域があります。RG も最初に出てから 2 年近くが経ち、キットとしても随分こなれてきたようで、RX-78 ガンダムやザク II に比べるとパーツのポロリも改善され、遊びやすくなりました。唯一、手甲のパーツが外れやすいので、そこだけは対策してやる必要がありますが。

私は、ガンダムの中では初代ガンダムの「ガンダムらしさ」を正統に引き継ぎつつ、兵器としてのリアリティを向上させた Mk-II が最も好きな機体かもしれません。そういう視点で見ると、RG のパーツ分割の色分けやリアリスティックデカールといった特長は、初代ガンダムよりも Mk-II のキットのほうが相性が良いのではないでしょうか。マーキングシールの余白が目立つというこのシリーズ特有の欠点も、アニメらしいシンプルな造形の初代ガンダムよりも、面が増えて複雑になった Mk-II のほうが気になりにくいですし。これは今まで組んできたガンプラ全体の中で見ても、満足度の高いキットだと言えそうです。

HGUC や MG Ver.2.0 の歴史を踏襲するなら、次に宇宙世紀モノで RG 化されるのは Ζ ガンダムでもおかしくないんですが、果たしてこのスケールでの完全変形はあるのでしょうか。まだ噂は聞こえてきませんが、今から楽しみです。

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