ダイバーシティ東京にてガンダムの新イベントが始まったということで、久しぶりに見に行ってきました。
この「GUNDAM docks」というイベント、アジア圏を中心に海外では既に何度か開催されているようですが、今回日本に逆上陸してきました。ダイバーシティ東京の客層は半分くらいは外国人観光客という感じなので、そういう人狙いなんでしょうか。
ダイバーシティ東京プラザの正面入口を入ってすぐのところに、1/10 スケールの RX-78-2 ガンダムが展示されています。しかもよく見るとシールドは逆持ちだし、肩にバルカン砲はついているし、THE ORIGIN 版のガンダム立像じゃないですか。1/100 よりも大きいスケールで THE ORIGIN 版ガンダムの立体物が展示されるのはこれが初めてのはずで、つい見入ってしまいました。
プロポーションは MG ガンダム THE ORIGIN 準拠っぽいですが、顔の造形がかなり「安彦顔」になっていて、すごくいい。
ダイバーシティ東京プラザの館内も全体がガンダムで装飾されています。エレベーターにはキャラクターが、柱巻きにはモビルスーツが。吹き抜けのフェンスには劇中のカットが貼られていて、ガンダム目当てじゃないお客さんが見たら違和感しかなさそうですが(笑)、そもそもこのビルに来る人の大半が実寸大ガンダム目当てだからいいのか…。
吹き抜けには巨大なハロのバルーンが三体浮かんでいます。カラフルなのでファーストではなく SEED かダブルオー版という位置づけでしょうか。
ファースト/UC/ダブルオー/SEED/鉄血/ビルドファイターズの各シリーズのテーマがダイバーシティ東京プラザのフロアごとに設定されていて、各階に一体ずつそのシリーズの主役機の 1/10 立像が展示されています(鉄血と BF は除く)。
ユニコーンガンダムの 1/10 立像もありました(デストロイモード固定)。
ブランドショップが立ち並ぶ中、唐突にガンダムが展示されているというのもなかなかシュールですね…。
こ、これはプレミアムバンダイ限定のユニコーンロードバイク!しかもアルミフレーム版(赤)とカーボンフレーム版(緑)が両方とも。まさかこんなところで実物が見れるとは思っていなかったので、驚きました。まあ買わない(買えない)けど…。
ダイバーシティ屋外の 1/1 ユニコーンガンダム立像は一般公開からまだ二ヶ月ということで演出含め変更はされていませんが、ガンダムの足元に何か追加されています。
ビスト財団の紋章を象ったクリスマスリース(?)と、さらにその下には
ラプラスの箱…宇宙世紀憲章の石碑。物語の根幹となった「CHAPTER.VII FUTURE」の条文まで含め、全文が英語で記載されていますが、こんなこと、世界でどれだけの人間がこの石碑の意味を理解できると思って!(マーサ)完全にアニメを観たファンだけに向けてこういうのを展示してくるダイバーシティ東京、ハンパない。
ユニコーン立像の脇にある大階段には、今回のイベントの目玉である合計 21 体の 1/10 スケールモデルがズラリと並べられています。RX-78-2 ガンダム×1 とジム、ザク II が各 10 体。ジムとザクは素立ち状態ながら、このサイズのものがこれだけ並べられていると壮観です。
こちらに展示されているガンダムはエントランスにあったものとは違い、以前の 1/1 ガンダム立像のデザインをそのまま 1/10 にスケールダウンしたものになっています。ポージングこそ違えど、このデザインの初代ガンダムが再びこのフェスティバル広場に登場したというのは感慨深い。
1/10 ザク。MG Ver.2.0 準拠の造形のようです。
このスケールだとほぼ人間の等身大になり、細かいところまでしげしげと眺めるのにちょうど良い。
ジムも MG Ver.2.0 準拠。ガンダムの方が Ver.3.0 相当のデザインなのでテイストが大きく違っていますが、ジムはこれくらいシンプルな方がやられメカらしさがあっていいと思います(笑。
ダイバーシティ東京プラザ館内の 4 体と合わせると、今回のイベントで展示されている 1/10 立像は合計 25 体。展示物の物量だけで言えばダイバーシティ東京史上最も規模が大きいイベントなのではないでしょうか。ユニコーン立像の特別な演出があったり、関係者のトークイベントがあったりするわけではないのでイベント感は薄いですが。
このイベント自体は冬休みを挟んで年明けまで行われているということで、まだユニコーン立像を見に行っていない人は冬休みが狙い目だと思います。アポロの窓際席やガンダムカフェのホットドッグも含めれば、堪能できるに違いありません。
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