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トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

今年はアイルトン・セナの没後 30 周年ということでサンパウロ GP では追悼イベントが行われたりもしました。それに合わせてかどうかは分かりませんが、トミカからセナのマクラーレン・ホンダ MP4/4 が発売されたので買ってみました。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

「セナのマクラーレン」といえばこれ。プロストとのコンビで 16 戦 15 勝を飾った 1988 年の MP4/4 です。私自身は全戦見るようになったのが 1990 年(MP4/5B)だからリアルタイムではないのですが、セナの F1 マシンで真っ先に商品化されるのはいつもこのクルマ。

私がいつも買っている Spark や MINICHAMPS のモデルカーほどのディテールはありませんが、そもそもスケールが違うし値段も一桁違いますからね。でもレジン製のモデルカーが当たり前になった今、ダイキャストのズッシリ感は妙にありがたみがあります。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

重心の低い MP4/4 のシルエットがよく再現されたミニカーです。レギュレーション変更でターボエンジンから NA 化された翌年以降はエンジンカウルが大型化してしまいましたからね。
しかし今見るとドライバーの方から上が剥き出しでロールフープも最低限しかついていないクルマでよく 300km/h 出しながら走ってたよなあ。まあこのセナの事故によって安全面のレギュレーションが改善されていくわけですが。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

マクラーレン・ホンダといえば Marlboro カラー。だけどタバコ広告規制でロゴは一切入っていないし、ボディ全体に入った赤白のシェブロン(逆 V 字)は Marlboro のシンボルに見えないよう丸っこく処理されているし、当時のリバリーが好きだった私としてはとても残念。日本国内でのタバコ規制はそこまで厳しくないはずですが、海外展開を想定しての仕様ですかね。まあ子ども向けのミニカーなら尚更配慮は必要か。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

エンジン後端やディフューザーの造形が再現されている一方で、前後のウイングはかなり分厚いのが残念。前後のサスペンションも黒い塊として表現されているし、このあたりはプレミアムといいつつもあくまでトミカなんだなあ。

ちなみに以前買ったトミカリミテッドヴィンテージ NEO シビックはトミカを冠していながらも大人向けのトミーテックブランドからの発売で、ディテールが通常のトミカとは全然違います。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

スケールは 1/55。ミニカーというと 1/43 か 1/64 が一般的なところ、1/55 とは珍しい。フォーミュラーカーは実車のサイズ感が市販車とは違うから 1/64 にするとミニカーとしては小さすぎるということかと思います。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

「Powered by HONDA」のロゴ以外にも BOSS や Shell などのロゴが再現されています。BOSS のロゴなんて極小サイズなのによく印字したなあ!
こうなってくると余計に Marlboro ロゴが入っていないのが寂しい。タバコ広告禁止国向けのバーコードバージョンや、せめて McLaren ロゴに差し替えたバージョンでもいいから入れておいてほしかった。

トミカプレミアム Racing マクラーレン ホンダ MP4/4

机の端っこにモデルカーがちょっと置いてあるデスクっていいものです。でも狭いデスクを占有されても困るので、これくらいのさりげなさがちょうど良い。作業中であっても視界の片隅にこの赤白のマシンが見えるとテンション上がります。1/64 のシビック TYPE R と並んでいてもらうことにします。

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