[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
夏の終わりの遠征の写真を時系列にアップしていこうと思ったら、同行したメンバーが相次いで写真を逆順にアップし始める事態が発生(;´Д`)ヾ。乗り遅れるのもなんだか悔しいので、私も今回の撮影ツアーの本命だった木更津の「海に浮かぶ電柱」の写真を先に公開してしまいます。
本当は、シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM で撮った写真をアップするつもりだったんですが、NEX-5R で長時間露光した写真のほうが全体的に雰囲気が良かったので、NEX-5R の写真を。
[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
ここ、随分前から撮りに来たいと思っていました。が、クルマがないので諦めていましたが、今回は運良く運んでもらえたので、念願叶って来ることができました。
…と思ったら、ここは実は関東では TVCM で有名な「ホテル三日月」のすぐ裏手。ホテルにはシャトルバスも発着しているので、温泉を利用するつもりで来れば公共交通機関でも来ることができた、というのは現地に来てみて初めて知りました。
[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
岸辺から、沖のほうまで延々とつづく電柱。何のために設置されたのかというと、この先に密漁の監視施設があって、そこに電力を供給するためなんだとか。
当初、いろいろ情報を頼りにもう少し南側の砂浜に行ってみたんですが、どうも見たことがある電柱に比べると、本数が少ない。で、現地でみんなでスマホで再度調べてみたら(笑)、周辺には似たような場所がいくつかあるようで、最も長く、よく撮られているのがこのホテル三日月の裏手の電柱でした。日没までけっこう余裕をもって現地到着したつもりが、そんなこんなで日没ギリギリに(汗
[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]
日が暮れてきたところで、対岸の羽田空港側には雷雲が。雲が厚くて、雲の内部で光が反射している様子と落雷の先端部くらいしか写っていませんが、電柱×雷という、これはこれでレアなシチュエーションが撮れたので、それなりに満足。
それにしても、これだけ暗い状況になってもこれだけの絵が撮れるというのは、デジタル技術のたまものですね。
[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]
海と電柱以外には何もない場所ですが、この風景に向き合っていると、不思議とストイックな気分になってきます。完全に日が暮れるまで 1 時間半ほど、時の経つのも忘れて撮影に没頭してしまいました。楽しかった。
同行してくださったクマデジタルさん、四本木さん、HAMACHI! さん、どうもありがとうございました。また何か撮りに行きましょう。
コメント
2枚目とラストの作品に痺れました。ホテル三日月の近くなんですね、撮りに行きたいなぁ。
ありがとうございます!この 2 枚を誉められると私も嬉しいです。
丁稚さんもご家族連れでホテル三日月宿泊がてら、ぜひ(^-^;;