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六角堂 Grill&Bar その 5

先日の金沢への帰省時に定番のこのお店でステーキを食べてきました。

去年は時間がなかったので二年ぶりの訪店。本店「ステーキ六角堂」と別館「六角堂 Grill&Bar」の建物は隣接していて、家族単位での予約だと多くの場合は Grill&Bar の方で座席が確保されます。
ちなみに同じ敷地内には海鮮料理の「松魚亭」というのもあって少し気になっているのですが、ここに来るとステーキ食べたくなちゃうわけです。

六角堂 Grill&Bar

二枚の鉄板を取り囲むカウンター型の大テーブル席。たいてい予約したグループ単位でこのテーブルに割り当てられます。家族連れで賑わうお盆時期にしかきたことがないからかもしれませんが、相席になっているのは見たことがありません。

鉄板一枚につき一名のシェフが割り当てられ、目の前で腕前を披露してくださいます。

さっそく鉄板の上で炒められていくニンニクチップ。ニンニクに焦げ目のつく良い香りが胃袋を刺激する。
焦げ付かないよう、ニンニクが踊るかの如き手さばきはいつ見ても惚れ惚れしますね。

見惚れてしまう仕事ぶりを肴に生ビールで乾杯。
漂ってくるニンニクの香りだけでもビールが飲めてしまう。

そうこうするうちにパリッパリに仕上がったニンニクチップがサーブされてきました。炒めるというより揚げ焼きに近く、軽い食感。ニンニクが苦手な人でも食べられそうです。
これによってさらにビールが進んでしまう。

それとグリーンサラダ。ちょっと量多めのサラダで、野菜の新鮮さもいいけどドレッシングがおいしい。
このあたりをいただきながら、肉の焼き上がりを待ちます。

ロースステーキのこの厚み!これですよ。
この店では牛肉は輸入牛(オーストラリア産)、国産牛(交雑種)、黒毛和牛から選べます。私はほぼ輸入牛しか食べたことないけど赤身がしっかりしていて十分おいしく、和牛にする必要性をあまり感じません。霜降りの脂もいいけどステーキは赤身肉のうまみを感じたい派。

まずは焼き上がった肉をサイコロ状にしてサーブしてもらえます。それと同時にライス・味噌汁・お新香がこれ以上ないタイミングで登場。
北陸生まれの私にとって、北陸産の米を北陸の水で炊いたごはんが一番おいしい。同じ北陸のコシヒカリでも東京で炊くとなんか違うんですよね(間違いなく水のせい)。

ロースステーキ 250g(ミディアムレア)。筋張ったところが一切なくやわらかい、それでいて肉のうまみもしっかりしてる。
基本はホースラディッシュつきのステーキソースでいただきつつ、時折ニンニクチップを載せて風味の変化を味わうのも良し。

肉をつついているところで鉄板では新しいステージが始まっています。
もやしの乱舞。この店のシェフ、コテ遣いが本当に見事で何かの伝統芸能じゃないかと思うほど。

シャキシャキな食感のもやし炒め、完成。
ステーキともやし、ニンニクを一緒に、時には別々に食べることで味やリズムに変化が生まれ、ステーキももやしも量多めなのに全然飽きずに食べ切れてしまう。

これだけおいしかったら赤ワインも飲んじゃうもんね。

北陸って夏に旬と言える食べ物があまりないけど、個人的にはこの店のステーキは金沢名物に認定しています。いつ来ても同じものしか頼まないけど、いつ食べてもおいしい。

また元気に帰省して、このステーキを食べられることを楽しみにしています。
ごちそうさまでした。

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