帰省先が富山から金沢に変わって15年近く経ちますが、以前は子どもが小さかったこともあり家族で過ごすことが優先で金沢観光らしいことをあまりしてきませんでした。でも近年は少し余裕ができて「せっかくだから金沢観光するか」という気分にもなり、少しずつあちこちを巡っています。
今回訪れたのは長町武家屋敷跡。金沢の中心街のすぐ近くにある、江戸時代の武家屋敷跡が建ち並ぶエリアです。
※写真は全てα7 V+FE20-70/F4Gにて撮影。
ハイブランドのショップ等が並ぶ香林坊のメイン通りからほんの徒歩5分くらいのところが武家屋敷跡エリア。いきなり歴史を感じる日本家屋が集まる地域になるのだから驚きます。でもよく考えたら金沢城跡や兼六園からも徒歩圏内だし、前田家の重臣の屋敷があるのは当然と言えます。
この長町で有料公開されているのが野村家跡。千二百石の禄をもつ加賀藩士・野村伝兵衛信定の屋敷です。
中に入ってみると伝統的な日本家屋で、私としては幼少期に住んでいた実家(建て替え前)を見ているようで懐かしいけどそこまでの感動はないような感覚。ただ、ちょうど帰省中に妹に『変な家』のコミックスを読まされたせいでこの座敷の中央に仏壇を構えた間取りを見ると妙に心がザワザワする(汗
武家屋敷といえばこれ、甲冑の展示。オトコノコとしてはこういうのを見ると少し高揚しますね。
この武家屋敷跡エリアは金沢でも特に外国人観光客率の高い場所だと思いますが、この甲冑も外国人に大人気でした。
もちろん刀もあります。
この脇差が本当に斬れるところまで研がれているものかは分からないけれど、まるで滴るような光沢を放つ刀身にはつい引き込まれます。
個人的には家屋や甲冑の展示よりも日本庭園に感銘を受けました。
すごく広いわけではない庭にいろんな要素が詰め込まれているんだけど、それでも各要素に役割が与えられて世界観のある庭園。こういうのを「風流」というのでしょう。
こういうものを見る美的センスは持ち合わせていないつもりでいても、絶妙な枝ぶりや不規則なようで調和のとれた岩の形、草や苔の生え具合、鯉のたたずまい…といったものに良さを感じてしまうのは日本人の血なのでしょうか。
兼六園や茶屋街といった観光地と比べてやや地味だけど、繁華街からも近くてコンパクトに楽しめる良い観光地だと感じました。激混みの観光地よりもこういうところで風流を感じて、抹茶を啜って帰るのが良い休日の過ごし方なのかもしれません。










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