前作から3年ぶりのガルパン最終章第5話。初日にさっそく観てきました。
当初は立川シネマシティの極上爆音上映を味わいたいという理由で観始めたのがきっかけだったのが、作品の面白さにすっかりハマってしまいました。
最終章の舞台である無限軌道杯もついに決勝戦。大洗女子学園の相手は聖グロリアーナ学園(聖グロ)でした。大洗は聖グロに練習試合(テレビシリーズ)・エキシビションマッチ(劇場版冒頭)で敗れている因縁の相手。最終章の最後は聖グロに対して雪辱を果たす試合になると第1話の頃から予想していたのですが、まさかその聖グロに島田愛里寿が、それも劇場版で猛威を振るったセンチュリオンを携えて加入してくるとは思いもよりませんでした。しかし大洗が未勝利な聖グロと作中最強のライバルである愛里寿との組み合わせであればシリーズ最後の戦いに相応しい。観る前からもう見応えだらけであることは確約されたようなものです。
とはいえ全6話予定の最終章のうち今回は第5話。クライマックスに向けた序章のための話数につき、まずは試合に向けた準備期間ということで日常パートから始まります。互いにライバルでありながらも試合中以外はリスペクトし合う友人同士であり、ほっこりとした時間が流れるのがとても良い。そんな中でも大洗は河嶋桃、聖グロはダージリンに関する掘り下げあり。特にダージリンは卒業後の進路とか決勝戦にかける想いとか聞かされたら応援したくなってしまう。いや、特に最終章では大洗もライバルチームもどちらも応援したくなる構造になっているから今回が例外ではないのですが。
そして決勝当日、試合開始前に他校のチームも激励にやってきて一言ずつ喋ってくれるのが嬉しい。こちらも三年ぶりに観に来てるわけだからちょっとした同窓会気分に浸れます。
そして決勝戦が開幕。本シリーズは毎話毎話、どんなマップでどんな戦略が飛び出すか戦いが始まるまで全く予想ができないから初見を浴びるのが楽しいわけです。数で勝り、真っ向勝負で物量で押したい聖グロと、少数精鋭で各個撃破を狙いたい大洗。互いの手の内は読めているからどちらが自分たちの得意な戦況に持ち込めるかが勝負なわけですが、今回は途中から両者ともに予想していなかった状況に。港湾のコンテナ積載エリアをまるで巨大迷路のような戦場にするなんて、これ考えた人頭おかしい(褒め言葉)。これだけ長く続くシリーズだから「どこかで見た戦局」が出てきてもおかしくないのに毎回斬新な戦闘が繰り広げられるのが本当にすごい。でも今回ばかりはあまりに戦闘のスケールが大きすぎて、これさすがに死傷者が出るのでは?と心配になるけどちゃんと無事なのがガルパンの安心設計。
今回感じたのは大洗のチームとしての成長でした。これまでは西住みほが作戦立案と状況判断を行い、各チームがそれぞれの個性を活かして戦うのが大洗流だったと思います。そして前作第4話では澤梓の次期指揮官としての成長が描かれました。が、今回は大洗の個々のメンバーがそれぞれの状況に応じて適切な判断を下せるようになったことが意識的に描かれていたのを感じました。1~3話までが大洗側の描写を意図的に減らして(挑戦者側の視点を多く描写して)いたのが4話以降で明確に大洗を再び主役に持ち上げてきた、という印象。愛里寿の加入で強化された聖グロに対しても、個々の力がこれだけ成長した大洗なら負けないのでは、と思えます。
決勝戦は次の第6話がクライマックスになるから今回は双方にあまり致命的な離脱者は出ないだろう…と予想していました。でも蓋を開けてみれば前半終了時点でまだお互いゼロスコア?あんなに激しい戦闘だったのに双方ほぼ無傷というのもさすがは決勝戦、といったところでしょうか。最終話はまた三年後…と言わずにもう少し短いスパンで見せてもらえませんかね。
とりあえず4D上映でも観たいので、少なくともあと1回以上は観に行く予定。





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