秋分の日でした。
毎年この日近辺には彼岸花を撮りに出かけているのですが、今年は例年よりは咲き始めが遅れているものの咲いている場所を見つけることができました。でも毎年咲いてる場所でもまだ咲いてないところがあったりしてまちまちな感じ。
※写真は全て α7C+SIGMA 90mm F2.8 にて撮影。
昨日今日でちょっと気温が下がったとはいえ直前まで真夏日を記録するような気候だったのに、秋分の日に律儀に咲く彼岸花ってどういうメカニズムなんですかね。単純に気温をトリガーにしているとは思えないし、気温の変化量とか日照時間によってコントロールされているんでしょうか。直前まで何もないように見えていたところに一週間くらいであれよあれよと茎が伸びる生態が独特で、鮮やかな赤い花をつけることも含めて強く印象に残る花です。
彼岸花を探している間に蓮の花が咲き乱れているのを見つけました。蓮ってもう少し夏の早い時期に咲くものだと思いますが、今の季節にこれだけ見事に咲くこともちょっと珍しいような。
彼岸花に蓮、どちらも仏事にゆかりのある花をまとめて見ることができて、信心深くはない私でもちょっとありがたい気持ちになりました。
蓮の花って光を透過するからすごく美しいんですが、タイミングによっては開きすぎていたり汚れていたり虫がついていたり、写真に撮ろうとすると意外に難しい。
個人的には花の立体感をうまく表現するように撮るのが蓮を綺麗に見せるポイントだと思っています。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、ここ数日ようやく朝夕は少し涼しさを感じるようになってきたし関東はこの先はほぼ 30℃ を超えないような気候になっていくようですね。まあもう 10 月になろうというのにまだ 20℃ 台後半というのは異常だとは思いつつ、これくらいの気温でも「今日はちょっと涼しいな」と思える感覚の慣れにもそら恐ろしくなります。
この夏は暑さのあまりカメラを持って外に出るのも億劫に感じていたので、そろそろまたどこかに写真を撮りに出ることを計画しようかと思います。
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