DSC-T9 を買って以来かれこれ 2 年近くコンデジを買い換えておらず、T9 でも無難に大きな問題はないものの、やっぱり画質面ではイマイチという思いが拭いきれず、いい加減そろそろ買い換えたいと思っています。買い換え自体はもう 1 年前から考えているのに、「これ」という機種が出てこずなかなか買い換えられない(´д`)。でもこの秋のキヤノンのラインアップあたりは悪くなさそうなので、ちとカメラ屋に行って一通り見てきました。
画質、使い勝手、今の手持ち(EOS・Cyber-shot)との共通性を考えて、候補に挙がっているのは IXY DIGITAL 910 IS、PowerShot G9、Cyber-shot W200、Cyber-shot T200 の 4 機種。
T200 はスマイルシャッターの話ばかりで画質に言及している記事をほとんど見かけないし、タッチパネルオンリーの操作性は必ずしも使いやすくないと感じたので却下。屈曲光学系はもういいや。薄くて軽いのは良いので、常にカバンに入れておけるのは利点ですが、その役割は今の T9 で良いかなと。
PowerShot G9 は画質という意味では現行コンデジの中でもトップクラスだと思います。1,200 万画素クラスだと今の手持ち DSLR より高解像度になっちゃうのはどうかと思いますが(笑)、DSLR のサブとして G7・G9 を使う人も少なくないらしいし。でも、サブ機として Kiss Digital X を買った上では G9 はかぶるかなあと・・・。
残るは最もスタンダードなコンデジ然とした 2 機種。DSC-W シリーズはフツーすぎて以前は興味がなかったんですが、は先日の三好和義氏の写真展で W200 の作例を見て、コンデジでもこれだけの画が撮れるのか!と感動して以来、けっこう気になっていたりします。ただ、W200 自体は Cyber-shot の操作性が大幅に変わった最初の機種でまだ「こなれていない」感じだし、やはりどうしても W シリーズは物欲をそそるプラットフォームではないので、ちょっと様子見。
残るは昨年のヒットモデルの後継機種、IXY DIGITAL 910 IS。去年のクネクネしたデザインはあまり好きになれなかったんですが(笑)、今年は直線と曲線を巧く組み合わせつつ比較的シンプルな印象にまとめてきたと思います。ブラックとシルバーのコンビネーションが良いのかな。ただ、コストダウンの影響か?本体の質感はちょっと落ちたような気がします。
画質面ではいろいろレビューが上がっていますが、
【新製品レビュー】キヤノンIXY DIGITAL 910 IS (デジカメ Watch)
広角28ミリのIXYがリニューアル――キヤノン「IXY DIGITAL 910 IS」 (ITmedia)
【レビュー】IXY DIGITAL 910 IS (ASCII.jp)
900 IS より周辺部の画質は向上したという意見もあれば、相変わらず流れているという意見もあり。作例を見ると多少改善しているようにも見えますが・・・。あと、個人的に広角コンデジに感じているのは、電源投入時に必ずワイド端から始まること。最広角が必要になるシーンばかりではないので、28mm にも対応しつつ電源投入時は 35mm 前後の画角からスタートしてくれたほうが使いやすいと思うんですけどね。
どれか気に入ったらその場で買って帰ろうかと思っていたんですが、どうもどれも決め手に欠けてそのまま帰ってきてしまいました。KDX を買ってから、日常的にはコンデジの出番が減っていることもあり、そんなに切羽詰まっていないからかもしれませんが、それだけ細かいことは差し置いて「欲しい!」と思わせるものがなくなってきているような気がします。来春の新モデルまで待ちかなあ・・・。
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