娘へのクリスマスプレゼントのつもりで買ったら、大人がけっこう楽しんでしまった作品。最近の我が娘は「お姫様になりたい」時期らしく、そういうものにすぐ反応するんですよね。で、『美女と野獣』とか『34 丁目の奇跡』の DVD を見せたら良い感じでツボにはまっていたので、これも行けるんじゃないかなと。
昨年公開されたディズニーの実写×アニメ映画ですが、これが意外と面白い。ファンタジーの世界の住人が現実のニューヨークに現れたらどうなるか・・・という作品で、確かにディズニー映画やミュージカルでよくある光景って現実世界でやったら異常だよなあ、というのをコミカルに描いています。主人公(男性のほう)が弁護士だったり、設定や話の展開が『34 丁目の奇跡』に近いですが、でもこういう話がアメリカらしいんだろうな、と思います。あと、いろんな映画(ディズニー映画以外も)へのオマージュ的な演出が見られたり、いろんなおとぎ話(シンデレラや眠れる森の美女など)がごちゃごちゃになったような展開とか、作り手が楽しんで作っているんだろうなというのがよく分かる映画。でもって、アラン・メンケンの楽曲が相変わらず良い。
音質も良いのでシアターシステムのリファレンスにも使えそうだし、案外買って良かった作品だと思いました。
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