あんな人やこんな人が、それぞれ家族みんなで土屋鞄を愛用しているのをずっと羨んでいたのですが、先日初めて直営店に行きました。
我が家からだと最寄りは自由が丘店。自由が丘の市街地からちょっと離れたところにある、「知る人ぞ知る」という感じの立地が逆に心憎い。お客さん側も分かってる人だけが来る、という雰囲気で、落ち着いた感じのお店でした。意外だったのは、店員さんの年齢層がもっと高いかと思っていたのに、けっこう若い店員さんが多いこと。なので、高級ブランドで必要以上にもてなされているという感覚ではなかったのも、却って良かったかな。
買う気満々で行ったわけではありませんでしたが、結局買ってきてしましました。
といっても私のではなく、奥さんの財布がくたびれてきていたので、それの買い換えに。この長財布はユニセックスな品ですが、モノの良さと使い勝手の良さに納得して購入。安い買い物じゃないですが、この品質なら 10 年は戦えるでしょう。
私はパンツの後ろポケットに入れると座った拍子に落としそうになったことがあるので長財布は使わないんですが、基本バッグに入れっぱなしの女性なら長財布のほうが使い勝手は良いでしょう。
うん、良い革だ、いかにも革って革だ(ぉ
内ポケットの革が切りっぱなしというあたりが、素材に自信がある証拠なんでしょう。女性が使う財布としてはちょっと無骨すぎる気がしなくもないですが、本人は気に入っているようなので良しとします。
ポケットがたくさんあって、ついポイントカードとかが増えてしまいそうな人でも使い勝手は良さそうです。
変に衒わずにストレートに加工されているぶん、レザーの質感がダイレクトに伝わってきて、いいもの買ったんだなあというのが実感できます。いい魚はムニエルじゃなくて刺身で食べた方が絶対にうまい、そんな感覚と言えばいいでしょうか(笑
内側の焼き印を読む限りでは、このモデルは 2008 年に京都店のオープンを記念して作られた限定モデルのようです。これに限らず土屋鞄の製品は全て職人の手作り、製造数が多くないので、買えるかどうかは巡り合わせ。このモデルも、当日にこの店舗には一点限りで入荷したばかり、とのことでした。こういうのは出会いが肝心なので、気に入ったモノがあったら買うしかないでしょうね…。
というわけで、自分のじゃないので、土屋鞄の製品いいなあ、と指をくわえているのが現状です(;´Д`)ヾ。でも私はバッグ系は機能性重視であまり革モノって持たないんですよね…。せいぜい財布、カードケース、名刺入れくらいですが、財布もカードケースも特に買い換えの必要には迫られていないしなあ。強いて言えば、私も社会人になってからずっと使ってきた名刺入れをそろそろ新調したい、といったところでしょうか。最もベーシックなモデルで良いので、私もひとつ買ってみようかなあ…。
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