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機動戦士ガンダム UC メカニック&ワールド ep4-6

機動戦士ガンダム UC メカニック&ワールド ep4-6

グレートメカニック DX」誌の増刊号、ガンダム UC 特集の続編が発売されたので、さっそく確保しました。

ep1-3 の発売から 1 年足らずでのリリースというのはちょっと驚きましたが、この号には最新の ep6 までの内容が含まれています。作品の基本的な部分については前号である程度網羅されていたので、この号ではそこまでネタないんじゃないの?と思っていたら、いやいやそんなことはなく。特に ep4 では旧作のモビルスーツ夢の共演状態だったので(笑)、ネタには困らなかったでしょうね…。出典が違うモビルスーツを集めて、最新の『ガンダム UC』という作品世界に登場させるにあたり、オリジナルの設定を忠実に守りながら作中での見え方を統一する、というところにかなり苦心されているのが伝わってきました。
また、映像や設定が中心になりがちなムックでありながら、SE(サウンドエフェクト)を担当したフィズサウンドの西村氏へのインタビュー記事が掲載されていたのも、こだわりの強い本書ならではだなあと感じました。内容的には ep6 Blu-ray 初回限定版の特典ディスクに収録されていた話と一部重複していますが、宇宙世紀ガンダムという世界観の表現には音も重要な役割を担っているんですね。

個人的には、ep4 に登場した旧作の MS に考証を付け加えてディテールアップしている様子が事細かに理解できるだけでも大満足。熟読すると数時間はゆうにかかってしまうであろう、非常に読み応えのある一冊になっています。UC のメカ要素のファンなら買って損はないでしょう。
でもこれ、次の ep7 で完結のはずなんですが、ep7 だけで一冊作る予定なんですかね?小説版ではこの後新しいメカは登場しないし、アニメ版でも今のところ判明しているのはフル・フロンタル用の新 MS(もしくはシナンジュの大改修版)くらいしかないはず…。まあ、それでも新メカをいろいろ登場させたがるのが UC のスタッフのやることですし、一冊作れるだけの大作に仕上がることを、今から期待してやみません。

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