ウィリアムズ マッサとボタスのラインナップを発表 – GPUpdate.net
フェラーリ放出が確定していたマッサが来季ウィリアムズで走ることが明らかになりました。ウィリアムズ的には R. バリチェロ以来のブラジル人ドライバー起用となりますが、フェラーリで長年セカンドドライバーを務めた末にウィリアムズで、というキャリアを辿るのは偶然にしては似すぎていますね。ウィリアムズは今シーズン途中から TD に元ルノーのパット・シモンズを起用し、来季からはメルセデスのパワートレインを採用するなど、開発体制が大きく変わるタイミング。これが吉と出るか凶と出るかはまだ分かりませんが、少なくともチーム創設以来最悪のシーズンを過ごしている今年より悪いことはそうそうないでしょう。今季のマルドナド・ボッタスという経験の浅いコンビの片割れが入れ替わることで、開発が加速する可能性もあります。そういう意味では、ウィリアムズは来季の飛躍が楽しみなチームの一つ。
ウィリアムズを離脱したマルドナドは、PDVSA(ベネズエラ国営石油会社)の豊富な資金力をバックに来季のロータス入りが濃厚と言われています。資金難でライコネン離脱の原因となったロータス(結果的に、ライコネンは今シーズン 2 戦を残して事実上チームを離脱することになり、今週末の USGP は欠場するようです)には喉から手が出るほど欲しい大スポンサー。ただ、同じ石油企業としては現在トタルと契約しており、そのトタルが推すグロジャンとの関係も気になるところ。
ともかく、現時点でのラインアップ予想はこんな感じでしょうか。
レッドブル | ◎ S. ヴェッテル |
◎ D. リカルド | |
フェラーリ | ◎ F. アロンソ |
◎ K. ライコネン | |
マクラーレン | ◎ J. バトン |
△S. ペレス △ K. マグヌッセン | |
ロータス | ○ R. グロジャン |
○ P. マルドナド △ N. ヒュルケンベルグ | |
メルセデス | ◎ N. ロズベルグ |
◎ L. ハミルトン | |
ザウバー | ○ E. グティエレス |
△ N. ヒュルケンベルグ ○S. シトロキン | |
フォースインディア | ◎ A. スーティル |
△ P. ディ・レスタ △ N. ヒュルケンベルグ | |
ウィリアムズ | ◎ F. マッサ |
◎ V. ボッタス | |
トロロッソ | ◎ J-E. ヴェルニュ |
◎ D. クビアト | |
ケータハム | △ H. コヴァライネン |
△ C. ピック | |
マルシャ | ◎ J. ビアンキ |
△ M. チルトン △ K. マグヌッセン |
残っているシートで競争力があるのは、マクラーレン・ロータス・ちょっと差があってフォースインディア・ザウバーといったところ。ドライバー的にはヒュルケンベルグがどこに行くか、が最大の注目ポイントでしょうか。マクラーレンは、2015 年からのホンダ加入を見据えて小林可夢偉を獲ってくれたりしないですかね(^^;;。
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