TECHART、ライカMレンズでAF撮影できるマウントアダプターを発表 – デジカメ Watch
CONTAX G レンズを AF 化する変態マウントアダプタを作った TECHART が、またやってくれました。そもそも AF に対応していないライカ M マウントのレンズを AF 化する、というあり得ないマウントアダプタを出してきました。
アダプタ内に AF 用モーターを内蔵し、E マウントボディと電気的に連動してレンズを AF 駆動するという仕組みは CONTAX G マウントアダプタと同様。しかし、CONTAX G アダプタはカプラを介してレンズ側の AF 用ギヤを回していたのに対して、このライカ M アダプタは「レンズを鏡筒ごと物理的に前後させてフォーカスを合わせる」というビックリドッキリメカ。誰も思いつかないし、思いついても実際に作ろうとしないであろう機構を実際に商品化してしまう TECHART こそ、現在のマウントアダプタメーカーで最上級の変態ではないでしょうか(←褒め言葉)。
もはや変態を通り越して「謎アダプタ」という、かつぽんさんの表現が最も適切だと思います(ぉ
しかしEマウントはオールドレンズ用のボディとして完全に市民権を得たんだな。じゃなきゃこんな謎アダプタ出てくるわけがないモンねwww
— かつぽん (@katzho) 2016, 2月 12
しかもこのアダプタ、物理的にレンズを前後させるという仕組み上、その先に装着するレンズを問わないというのもポイント。M マウントの短いフランジバックを活かして、マウントアダプタの二段使いによって「MF 専用の一眼レンズも AF 化してしまえる」という驚異のアダプタでもあります。ヤシカ CONTAX、キヤノン FD、ミノルタ MD といった往年の名レンズが AF 化できると聞けば涎も出てくるというものです(まあ、CONTAX G アダプタ同様に AF は遅いでしょうが)。
また、AF 時にはレンズ自体のスペックよりもフランジバックが長くなるということは、近接アダプタを使うのと同じような効果、つまりレンズ本来の最短撮影距離よりも寄って撮ることができる可能性大。これ、一つ持っておいたら重宝するんじゃないですかね…!
まあ、私は対応ボディ(今のところ α7 II と α7R II のみ)を持っていないので、まずはそこからどうにかすることを考えなくてはなりませんが(´д`)。
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