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RG サザビー

「情けないモビルスーツと戦って、勝つ意味があるのか!」

RG 1/144 MSN-04 サザビー

8 月に発売された RG サザビーを組み立ててみました。

この秋に『ガンダム NT』が公開される関係か、ガンプラも同時代である『逆シャア』関連からのキット化が相次いでいますが、RG シリーズで大物中の大物・サザビーが出てきました。そしたらもう組むしかないじゃないですか(笑)。さすがに人気の機体だけあって、帰省していた最中に発売された初期ロットの入手に失敗し、8 月末に出荷された二次ロットを購入しました。
しかし驚いたのが、RG なのにパーツ点数が膨大すぎて大物の MG と同サイズの箱に入っていたこと。そういえば MG サザビー Ver.Ka は MG なのに PG サイズの箱に入っていて驚いたものでしたが、それと同じことが RG でも起きています。

全体のプロポーションは MG Ver.Ka とほぼ同じでそのままスケールダウンしたようなイメージ。ただ頭部だけはアニメ準拠のボリューム感あるスタイルになっているのが違いでしょうか。
まあ元々の設定が大きいサザビーだけあって、RG といえども全高は MG ガンダムと同じくらいある大ボリューム。そりゃあ MG サイズの箱にも入ってくるわけです。

RG サザビーにはギミックとして装甲を展開できる仕掛けが入っています。MG では甲虫が羽ばたくような大胆なギミックが仕込まれていましたが、それに比べると大人しめでアニメのイメージから大きく逸脱しない範囲に留まっています。


RG といえば複雑なフレーム構造と組み立てやすさを両立した「アドヴァンスド MS ジョイント」が特徴的ですが、このキットではアドヴァンスド MS ジョイントはメインの構造にはほとんど利用されず、使ったのは腰と肩のアーマー付近のみ。本体の骨格は MG と同じく全てプラ部品で一から組み立てる必要がありました。そのせいで RG と言いつつ組み立て難易度も MG 相当になっています。

宇宙世紀の(MA ではない)モビルスーツとしては最大クラスの機体にも関わらず、このキットではかなり関節の可動範囲も広く、武器関連のギミックも多彩でかなり自由度の高いアクションポーズが可能。劇中の重たいイメージを覆すような機動性の高さを感じます。

ちなみに今回は仕上げに GSI クレオスの水性プレミアムトップコート 半光沢を初めて使ってみました。いつもならトップコートはつや消しを使うところが、実質的な後継機種である RG シナンジュ(グロスインジェクションキット)と並べるのにつや消しというのもなあ…と思っていた矢先、水性プレミアムトップコートの半光沢が発売されていることを知ったという。光沢仕上げは塗装したり磨いたりしないときれいに仕上がりませんが、このプレミアム半光沢は程良いツヤ感がありながらもプラモの安っぽさを軽減してくれてとても良い。つや消しは質感が白っぽくなってしまうのが難だと思っていたので、今後は半光沢メインで仕上げていくことにしようと思います。

ところで、サザビーが出たということは ν ガンダムも RG 化されるシグナルということです。少なくとも今年末向けではないということなので、来年の夏商戦向けでしょうか。今から楽しみにしています。

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