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MG サザビー Ver.Ka

「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!」

MG 1/100 MSN-04 サザビー Ver.Ka

MG サザビー Ver.Ka

クワトロの次のエントリーだから逆シャア、というわけではありませんが(ぉ、年末に発売されていた MG サザビー Ver.Ka をようやく完成させました。素組みだけなら冬休み中にだいたい仕上げていたけど、その後のデカール貼りに時間がかかった(;´Д`)。

MG サザビーは旧キットもありますが、ν ガンダム同様に今見るとデザインがもっさりしすぎていて、今まで作る気が起きませんでした。が、この Ver.Ka はフォルムからしてカッコイイ。劇中に登場したサザビーよりもカッコイイんじゃないか、というくらいに完成されたデザインです。

MG サザビー Ver.Ka

もともとの出淵裕よりはカトキハジメらしい、最近のガンプラらしいボディラインとディテールでまとめられていますが、この密度感がいい。劇中のサザビーはややのっぺりした印象を受けますが、これくらい要素が詰まってくるとリアリティが出ますね。


MG サザビー Ver.Ka

背面もみっちり。大量の水転写式デカールに助けられている部分もありますが(^^;;。以前ガンダムフロント東京に展示されていた 1/10 サザビーよりもこっちのほうがはるかにクオリティ高い(笑

ただ、脹脛の外装が後述するギミックのために少し浮いてしまっているのが惜しい。

MG サザビー Ver.Ka

ファンネルコンテナは凝った二重構造になっています。ヒートシンクのような形状をしていますが、宇宙空間でヒートシンクって効果あるんでしょうか…。

MG サザビー Ver.Ka

ファンネルはもちろん展開可能。といってこのファンネルを単体で展示するためのスタンドがないので、ファンネル展開状態で展示することはできません。

そしてこのキットの最大のギミックが、

MG サザビー Ver.Ka

この装甲展開。ν ガンダム Ver.Ka にもサイコフレームを露出させる「発動モード」というギミックがありましたが、それと似たギミックです。「発動モード」は原作を超えた設定(ν ガンダムのサイコフレームはコクピット周りだけだったはず)にちょっと疑問符がつきましたが、サザビーの装甲展開は、解釈としてはまあアリ。外装の変化がおとなしめだった ν ガンダム Ver.Ka に比べると、見た目の印象が大胆に変わるのも面白いです。

MG サザビー Ver.Ka

サザビーのデザインはエビやカニのような甲殻類をモチーフとしているのだと思いますが、こうやって装甲を展開すると甲虫が翅を広げたような佇まいにも見えるから不思議です。人型から生まれたモビルスーツが人ならざるものに変貌する禍々しさとでも言うか。

露出する内部フレームもシルバーとダークグレーのツートンカラーになっているので、さらに密度感が増してカッコ良さ増量。このシルバーフレーム、HGUC フェネクスと同じ素材ということですが、フェネクスの金色が残念な感じのカレー色だったのに対して(笑)、このシルバーは重金属っぽい重厚感が出てて良いですね。

MG サザビー Ver.Ka

背面も、リアスカートと脛アーマーが大胆に展開し、多くのスラスターが露出することで、印象が変わります。特に脛アーマーの開き方はすごいことになっています。

通常、これだけの大型 MS の MG となると、外装のパーツは表面積が大きく、ヒケが多かったりスミ入れが面倒だったりします。しかも、組み立てはフレームを組んだら外装をバコッとはめ込むだけ、という感じで意外と単調なものです。が、これは装甲展開のギミックがあることで、内部フレームも外装パーツも複雑に分割されており、組み立て甲斐がありました。それだけ大変だったということですし、展開しないときにピシッと収まりにくいのが難点ではありますが(笑。

MG サザビー Ver.Ka

MG サザビー Ver.Ka、これまで組んできたガンプラの中で最大級に組み甲斐のあるキットでした。箱からして PG クラス(MG ν ガンダム Ver.Ka の箱の二倍)だし(;´Д`)ヾ。ここまでの大規模キットはしばらくないでしょうが、今年は私のツボを押さえたラインアップが当面続くので、ヒマになることはなさそうです。

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