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澤野弘之 / BEST OF VOCAL WORKS [nZk] 2

澤野弘之のベストアルバムが発売されたので、mora にてハイレゾ版を購入しました。

澤野弘之 / BEST OF VOCAL WORKS [nZk] 2

澤野弘之 BEST OF VOCAL WORKS [nZk] 2(通常盤)(特典なし)

近年のドラマやアニメの話題作の多くでサントラや主題歌を手がけている澤野弘之。個人的には『機動戦士ガンダム UC』で彼のスケールと熱量のある作風にハマり、『UC』のサントラは全部揃えたほかヴォーカルアルバム系も欠かさず聴くようになりました。私は普段テレビアニメをあまり観ていないのでガンダムシリーズ以外の楽曲はアルバムで始めて知ることが多いのですが、映像を知らなくても楽曲の持つパワーに引き込まれます。

本アルバムは同志が数多く作ってきた楽曲の中で、ヴォーカル曲だけを集めたベストアルバムになっています。CD では二枚構成になっていて Disc 1 は澤野弘之名義で提供した楽曲(主にアニメの劇中歌としてサントラに収録されたものが多い)、Disc 2 は SawanoHiroyuki[nZk] 名義で各アーティストとコラボレーションした楽曲、という区分で収録されています。が、なぜか配信版では Disc 2 の内容しか提供されていないという不可解さ。権利関係がややこしいのかもしれませんが、不親切ですよね…。

さておき、配信版に収録されている 17 曲は多くがアニメ話題作のオープニング/エンディングテーマに採用されていることもあり、力のある楽曲揃い。ガンダムファン目線では、ゲストヴォーカルに LiSA を迎えた『NT』のエンディングテーマ『narrative』、お台場ユニコーンガンダム立像のテーマソングであり『NT』でもクライマックスで劇中歌として採用された『Cage』がアルバム初収録なのが嬉しい。他にも西川貴教(T.M.Revolution)とのコラボ曲『NOISEofRAIN』やアニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These』1・2 期それぞれのテーマソングが収録されているなど、パワフルな楽曲やスケールの大きい楽曲が多く聴き応えがあります。本当に、氏の作る楽曲は内側から沸き上がってくる熱量を感じるものが多くて力をもらえるんですよね。この楽曲の熱さが、『UC』のクライマックスにあった「この熱が、宇宙を暖めるのでしょう?」という台詞に説得力を与えたと思っています。

ただ何度でも書きますが、澤野弘之作曲で Aimer が歌った『RE: I AM』『StarRingChild』の二曲こそがやっぱり至高と思っている私としては、この両者のコラボが最近見られないのが寂しい。『閃ハサ』の後に作られるという『ガンダム UC2(仮題)』で再びこのコラボが聴けることを期待しています。

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