四年前にキッチンのダウンライト用として導入した東芝ブランドの LED 電球のうち一本の調子が悪くなりました。
症状としては、長時間(といっても数十分程度)つけていると点滅し始めるというもの。それも白熱電球のような明滅とは違って 3 秒くらいの周期でフェードアウト→フェードインを繰り返すような状態です。故障というよりは故障の前兆を検知してあえてこういう挙動をしているのかも、という感じの人工的な明滅。いずれにしても生活に支障が出るから対応するしかありません。
東芝ブランドの LED 電球は五年保証がついています。パナソニックもそうでしたが、国内の大手メーカー製 LED 照明器具は横並びで五年保証が標準になっています。で、今回不調になったのは 2020 年製だから五年の範囲内。
というわけで東芝ライテックのサポート窓口に電話したところ、「この商品のサポートは NVC Lighting だからそちらにかけ直してほしい」との回答。そういえば東芝ブランドの家庭用照明器具は現在中国資本の NVC Lighting に移管(ライセンス生産)されているのでした。製造販売からサポートまで全て移管済みということなんですね。ただ、電話してみたところ東芝ライテックと NVC では IVR(自動音声応答システム)の音声や保留音がほぼ同一だったので、サポートは同じ委託先にアウトソーシングしているのかもしれません。
NVC のサポート窓口と話したところ、今回不具合が出た一本だけでなく同時購入した(同一ロット)三本まとめて予防的に交換しましょう、ということで新品が三本送られてきました。交換品と一緒に着払い伝票が入っており、不具合品を含む三本をまとめて返送。
交換品は白箱にでも入ってくるのかと思ったら(パナのときはそうだった)、普通に化粧箱に入った新品でした。保証書まで入ってたんだけどいいんですかこれ(笑。
交換品の製造ロットは 2024 年 1 月。前に買ったときから 4 年経っているのに同一仕様品が今でも作り続けられているんですね。てっきりマイナーチェンジしてより省電力になった新型が届いたりするのかと思ってました。
全く同じ LED 電球に入れ換えたので今までと特に変わりなく、点滅しなくなって良かった良かった。
それにしても今や日本の大手電機メーカーでちゃんと LED 電球を製造販売しているのはもうパナソニックだけになってしまいました。だからかどうか、他社製品に比べるとパナの LED 電球は強気価格で二倍くらいする。東芝はもはや名前だけであって実態は東芝じゃないし、他に家電量販店に並んでる LED 電球っていうとアイリスオーヤマとかオーム電機あたり?いくつかの比較レビューを読む限り、パナ以外は発色も品質も一段落ちる印象があります。
我が家にはまだ LED 化していない照明がまだ少しだけ残っているのと、以前購入した LED 電球も順番に五年の保証期間を過ぎ始めているのですが、次に買うときはどうしようかなあ。高いけどやっぱり安定のパナがいいかな…。
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