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大岡山 居酒屋 龍飛

大岡山で一人飲みしてきました。

心鮮居酒屋 龍飛

この店、以前からちょっと気になっていたんですよね。店名の「龍飛(たっぴ)」はおそらく石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』の歌詞にも登場する青森県の竜飛岬(龍飛崎)に由来しているのでしょうが、ガンダム脳的には「バウ」(『ガンダム ΖΖ』に登場するネオジオンの可変 MS)と読みたくなります(笑。そういうのも含め一度入ってみたいと思っていたのでした。

お店は六十代くらいの夫婦?がこぢんまりと営業しているような感じで、暖簾をくぐるとちょっとホッとします。

独りなのでカウンターに着席。お客さんは基本的に地元の人か近隣の大学関係者かという雰囲気で、ローカルな話題があちこちから聞こえてきます。「あの○○君(学生の名前と思われる)って実は○○らしいよ」とか「孤独のグルメに出たお店行ったことある?」みたいな。そういう話題が飛び交う店内にお邪魔させてもらって飲むのって嫌いじゃない。

それにしてもメニュー全般的にやたら安くないですか?自分の学生時代のチェーン居酒屋でさえこんなに安くはなかったはず。最近外食はどこも高くなっちゃったからこういうのはありがたい。

こっちの手書きメニューは日替わり、あるいは季節限定でしょうかね。
すごく変わったものが置いてあるわけではないけれど、「こういうのでいいんだよ」と言いたくなるオーソドックスな品揃え。地元密着で日常使いにするような店ならこれが正解だと思います。

というわけで一日の疲れを生ビールで清めるところから始めていきます。

お通しはマカロニサラダ。マヨベースのちょっと濃いめの味付けなあたり、おつまみとしてのマカロニサラダをよく分かっていらっしゃる。料理が出てくるまでのいい繋ぎになります。

そして厚焼き玉子。これが 210 円って嬉しすぎませんか?
たぶん注文を受けたらビールと一緒にすぐ出せるよう作り置きしてあるのが 210 円メニュー群なんだろうと思います。だからトロトロじゃなくてよく焼き系の厚焼き玉子。安い・早い・うまい、三拍子揃ってる。

豚バラ串焼と龍飛風つくね。各 2 本で 319 円、これまた安いけど値段からは信じられないほどボリュームたっぷり。
どのあたりがどう「龍飛風」なのかはよく分からないけど、独りで飲むならこういうつまみがいいんですよ。

それからメニューにあるとつい頼んじゃう牛もつ煮込み。ネギだけじゃなくすりおろし生姜が載ってるのって珍しいような。
一人で食べるにはちょっと多い量だけど、素朴な味付けで食べ飽きない。こういうもつ煮なら毎日でも食べられます。

二杯目はハイボール。
流れて気には日本酒か焼酎に行きたい気もしたけど、一人だし初めての店だしちょっと控えめに。

そろそろ〆の一品を…おっ、この写真にある焼きそばがおいしそうじゃないか。
ソースにするか塩にするか、ああキムチ味もいいな…と考えていたところで別のものが目にとまりました。

梅チャーハン!この流れならこういうものが食べたかった。
中華系のチャーハンというよりは日本の炒め飯だけど、梅干しと紫蘇の塩味と酸味が心地良い。そこにじゃこが風味を足してくれていいじゃないですか、これ。

これだけ飲み食いしてお会計は三千円台前半、これはいい店を知った。
ものすごく特別な何かがあるわけではなくても、気取らず落ち着ける店というのは良いものです。一人飲みに限らず、今後もたまに利用させてもらいます。

ごちそうさまでした。

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