先日、出先で唐突に microUSB（USB microB）ケーブルが必要になりまして。
以前は Anker の 3-in-1 ケーブルがめちゃくちゃ重宝していたのですが、愛用しすぎて断線してしまいました。まあ最近はだいたい USB-C で事足りるから microB のケーブルは持ち歩かなくなっていたのですが、ごく稀に必要になると困りますね。
現場で調達しようと思ったけど付近でサクッと買えそうなのがドンキしかなく、とりあえずその場さえしのげれば良いということで一番安いケーブルを買ってみたのがこれでした。
売場にそもそも microB のケーブル自体がもうかなり減っていて、あっても高耐久などの付加価値品（1,500 円超）ばかりだった中で唯一 600 円未満で買えたケーブルでした。
パッケージには Lightning と microUSB の「1 本 2 役マルチ充電ケーブル」と書いてありました。てっきり前述の 3-in-1 ケーブルのように変換アダプターつきのケーブルなのかと思ったら、コネクター自体が Lightning と microUSB のリバーシブルになっているものでした。どういうこと？
コネクター付近。一見 Lightning に見えるのに、スリーブには「microB」との刻印があります。microUSB として使う場合にはこちらを上面にして挿すようです。
ひっくり返すと今度は microB の裏面みたいな端子なのに刻印は「UPSIDE for iPhone」。Lightning として使う場合はこちらが上、ということですね。
端子をよく見ると側面には Lightning のロック用の切り欠きがありつつ、先端には microB の接点が仕込まれた穴があいていました。確かに Lightning と microB はコネクターの寸法が似通っているけど、こんな強引に両対応にするとは。
試しに使ってみたところ、Lightning はケーブルロックまで含めて普通に使えるものの、microUSB は一応通電はするけど端子がユルユルですぐに抜けてしまい非常に使いづらい。端子裏面に出ているツメが申し訳程度にしかついていないからロックされないんですね。まあちょっと充電したいだけだったから事足りましたが、常用はできないなあ。
ちなみに「充電ケーブル」と書いてあったのでデータ転送には対応していないものと思われます（充電しか試してません）。
おそらくもう二度とこのケーブルを使うことはないでしょうが、供養のためエントリーに残しておきます（笑。
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