Gerald Levert の作品が、新作として発売されなくなってしまってからかれこれ 1 年。2000 年以降、秋~冬にかけて毎年 1 作ずつリリースしてきたアルバムをきっちり買い続けてきたファンとしては、この時期になるとどうしても彼の作品が聴きたくなってしまうのですが、出てきようもないので、代わりに・・・と買ったのがこれ。もう 3 年あまり前の作品ではありますが、Gerald の父・Eddie Levert がリードヴォーカルを務める The O’Jays の最新作。
#1 “Made It Back” にはじまり、#4 “Imagination”、#6 “Separate Ways” とソウルフルな展開が続きます。Gerald に受け継がれた熱いバリトンで、こちらのほうがいくらか懐かしさを感じさせる曲調ではあるものの、しっかりと今の音になっているあたりはさすが。結成から 50 年近く経っているにもかかわらず、錆びないグループといったら彼らと The Isley Brothers くらいのものじゃないでしょうか。
私にとっては「自分の居場所」を感じさせてくれる心地よい音楽だと思います。彼らの作品は何枚か持っていますが、もっとさかのぼって集めてみようかなあ。
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