先日シバゲン DF を散布して雑草を一掃できた我が屋の庭。あれで雑草を根絶できたとは言わないけどかなり抑えることに成功していて、マンションの両隣と比べても隣の芝ならぬ「ウチの芝は青い」と胸を張れる状態になりました。
でも、雑草が一段落したら次に気になってくるのが苔。以前から芝生の端の方、特に生け垣や塀で日当たりが悪い部分にゼニゴケやギンゴケがかなり繁殖して、芝の生育が阻害されていました。
ギンゴケは見た目上の不快感があまりないから(芝が生えないこと以外は)まあいいとして、困るのがゼニゴケ。背が低くてジュクジュクした質感の葉が地表を覆い、見るからに不快。かといって抜き取るのも気持ちが悪いしとにかく数が多いからキリがありません。でもこれ以上放っておくと芝生を侵食するだけだし、観念して対策することに。シバゲンが雑草に効果てきめんだったことも他の薬剤を試す後押しになりました。
で、今回買ってきたのがこちら。
今回は普通にホームセンターでも販売されているコケ駆除剤です。最初、商品名が「コケムス」に見えて駆除剤なのに逆だろ!と内心ツッコミを入れていたけど、よく見たら「コケレス」なんですね(;´Д`)。
薬品といっても酢酸+酢酸ナトリウムを結晶化させたもので、つまり酢です。これを 10 倍に希釈して散布するわけですが、これなら希釈率さえ合わせられれば台所にある食酢でもいけそう。
これを先日も利用した噴霧器に入れて希釈し、念のため展着剤も混ぜてゼニゴケに散布しました。
容量的には一箱(二包)で約一坪用とのことですが、我が屋の庭(の苔が繁殖している箇所)にはちょうど良いくらい。
成分が酢酸なだけあって散布後は数時間周囲に酢の匂いが漂ってしまうのがちょっと難点ですが、自然に分解されて土壌に残留しない(むしろ養分になる)のが長所です。まあ残留しないということは長期的な効果は期待できない、ということでもありますが…。
で、散布 5 日後の状態がこちら。
すごい!見事にゼニゴケが枯れています。シバゲンは雑草が枯れるまで一ヶ月くらいかかったけど、今回のコケレスは即効性ですね。
気持ち悪かったゼニゴケが一網打尽にできて、これは気持ちいい。
ただ枯らした後のことをあまり考えずに散布してしまったので、この後どうするか悩みどころ。とりあえずこの残骸は処理するとしても、その後に芝生を張り直すには時期が遅いんですよね。来春あたり改めて土の入れ替えと芝生の張り替えをやることを計画してみますかね。
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