長年履いてきたアウトドアシューズがくたびれてきたので新調しました。
MERRELL / MOAB 3 SYNTHETIC MID GORE-TEX (トリプルブラック)
私の定番メレルです。でもジャングルモック系はずっと履いてきたけど、モアブシリーズはこれが初めて。ハードな用途にも耐える防水シューズといったら定番のモアブ。
いかにもアウトドアらしいブラウンやグリーン系のカラバリが人気ですが、あまりにもガチのアウトドアに見えるのを避けたかったのでトリプルブラックを選択。これなら街中で履いていてもそれほどアウトドアシューズっぽく見えないはずです。
ちなみにサイズは 10inch/28.0cm を選択。ジャングルモックならいつもは 27.0cm を選ぶところですが、これは紐で締められるし少し大きめの方がつま先に余裕がありました。
アッパーの素材が肋骨のような構造で脚を包み込むようなデザインになっていて、それをシューレースで締め上げるからフィット感が高い。それでいてミッドカットだから重荷は足首で固定され、脚の締め付け感がなくてラクです。またラスト(足型)は土踏まずをしっかりサポートする形状になっているからつま先や踵に体重が集中しすぎず、立っていても歩いていても脚への負担が少ない。見た目のハードさとは裏腹にとても履きやすい靴です。
アッパーには防水透湿性素材の代名詞・ゴアテックスを採用。ゴアテックスは最近ニューバランスやナイキのカジュアルシューズにもバンバン採用されていてありがたみが薄まってますが、このバッジがついているだけで防水に関しては安心感が違いますね。私は雨が酷い日用のシューズを兼ねるつもりで買いました。
レザーに見える部分の素材は合皮(Synthetic Leather)のため、ゴアテックスのナイロン素材も相まってミッドカットにも関わらず片脚 470g(27.0cm の場合)という軽さ。レザー製のトレッキングシューズならあと 100g 近く重くなるところですからね。合皮は耐久性に不安がありますが、そこはちょっと注意して見ていこうと思います。
タンは独立しておらず側面から連続した構造になっています。これなら足の甲から靴の中に水や泥が入り込む心配なし。ゴアテックスの防水性も相まって、完全に水没するようなことでもない限り足が濡れることはないでしょう。
脱ぎ履きしやすいようシューホールの最上段はフックになっています。このフックは真鍮製のようで、使い込むと地金の色が見えて雰囲気が出そう。
またミッドカットモデルはくるぶしまで覆う形状になっていますが、やや低めなのか足首の圧迫感が少なく、スニーカーに近い感覚で履いていられます。
悪路に強そうなビブラム製アウトソール。多少ぬかるんでいてもしっかりグリップしてくれそうに見えます。
一方で濡れた舗装路では滑りやすいという話もあるので、雨用シューズとしてはちょっと注意して履く必要がありそうです。
モアブはアウトドアシューズの大定番であることは知っていましたが、自分で履いてみて改めてその良さが解りました。外観のゴツさとは対照的に履きやすく歩きやすくてとても気に入りました。
タウンユース用のシューズとして普段履きするつもりはありませんが、アウトドア系の写真撮影や旅行、レース観戦(オンロードレースでもサーキット内の移動は足元が悪いことが多い)、あと強い雨やちょっとした雪の日まで幅広く対応してもらうつもり。ジャングルモックと並ぶ私の足の定番になりそうです。
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