メーカー直販で購入した Peak Design 製品についての記事を何回かに分けて書いていきます。まずは当初の目的だったリストストラップ「Cuff」から。
Peak Design / Cuff Camera Wrist Strap (ブラック)
その名の通り「カフ」、つまり手首を通すためのリストストラップです。
カメラ用のリストストラップも星の数ほどあるけれど、量販店で探してもチープな作りのものが多いし、機能性のあるものは特に少ない。そこそこ質感があって機能性も兼ね備えたものを探すとこの Cuff に行き着くことになります。
Peak Design のネックストラップをそのままリストストラップ化したようなデザイン。2016 年頃までの Peak Design 製品はちょっと野暮ったさもあったけど、現行モデルは金属パーツやステッチの使い方が洗練されて価格に見合った質感のある製品になりました。
アンカーを介してカメラに取り付ける構造は Peak Design 製品共通。
付属のアンカーは V4 でした。
このストラップの特長は、この金属パーツを基準にストラップの長さが調節できるようになっている点。ネックストラップでもスライドによる長さ調節機構がついていますが、類似の機能がリストストラップにも備わっています。金属パーツがデザイン上のアクセントにもなっていて良い感じ。
今まで RX100 III で使っていた吉田カバン製ストラップ(たぶん十年以上前に買った Cyber-shot 用キャリングポーチについてきたものをいまだに使っている)と比べると三割くらい長い。コンデジ用としてはちょっと大仰すぎるような気もしますが、今回は他の Peak Design 製ストラップと換装できることを重視しました。
RX100 III への取り付けは、アンカー V4 だと紐が細すぎて通らなかったので、リコール対象になったアンカー V3 をあえて使用。V3 はごく低確率で紐が切れてしまう不具合があるとのことですが、コンデジ級のものであればそれほど負荷はかからないでしょうということで自己責任で使うことにします。
RX100 III に取り付けると、ストラップの長さがカメラ本体の横幅の倍くらいになってしまい、さすがにちょっと長いかなあ…という気はします。まあ邪魔になるときにはすぐに取り外せるのがアンカーシステムの良いところでもあるし、ひとまず良しとしましょう。それでも Peak Design にはコンデジ用にこの 2/3 くらいの長さのバージョンも製品化してほしいところ。
ちなみに RX100 III は必要に応じてネックストラップにも換装できるよう、アンカーは左右両側に取り付けておくことにしました。
α7 III にも換装してみました。サイズ感的にはこっちのほうがしっくり来ますね。α7 III には普段は Slide Lite をつけていますが、屋内だけで使うようなシチュエーションでは Cuff をつけて運用するのもアリだと思います。
撮影時にはこうやって↑ストラップに手首を通し、長さ調節して脱落防止するようにすると単にストラップを通しているとき以上の安心感があります。
基本的には RX100 III の常用ストラップとしつつ、必要に応じて他のカメラにも付け替えて活用しようと思います。
コメント