Belkinのキューブ型USB-Cチャージャーが先月モデルチェンジしました。それが早速Amazonのセールで安くなっていたから試しに買ってみました。
キューブ型、USB-C×2ポート、折りたたみプラグという基本的なスペックは今まで使っていたBoostCharge Pro 65Wとほぼ同じ。進化点はより小さくなったことと出力が若干引き上げられて最大67Wとなったこと、そして待機電力がゼロになったことの三点。
私はこの手のチャージャーはノートPCのACアダプター代わりとして持ち歩いて使っているからあまり待機電力は気になりませんが、自宅でスマホやPCの充電器としてコンセントに挿しっぱなしという人も多いでしょう。そういう人にとって待機電力がゼロ＝スマホやPCを繋いでいない間に電力を消費しない、というのは地味に魅力的ではないでしょうか。電気代への影響は誤差だろうけど、こういうところから少しずつ環境貢献していく意味はあります。
折りたたみ式のコンセントプラグ。持ち歩き中にプラグが他の荷物に傷をつけてしまうリスクが減らせるわけで、もうプラグが折りたためないUSBチャージャーはいくら小さくても買う気がしません。
旧型と比較するとフットプリントは同等で高さが若干（1cm未満）短くなっています。写真で比べると新型の天面が微妙に凸、旧型が微妙に凹だから差が分かりにくいのですが、新型は以前使っていた旧45Wモデルとほぼ同じサイズ。45W級のサイズ感で67Wが出せると考えると大きな進歩です。
なお新型は天面が凸になった代わりに側面が微妙に凹になっているからつまみやすく、滑り落ちにくく感じます。
新型はUSB-Cポートの位置が変更になりました。ポートの配置・間隔は旧型の方が少し挿しやすかった。
最大出力は1台のみ接続した場合が67W、2ポート同時使用時が45W＋20W（旧型と同じ）となるようです。
ただし2ポート同時使用したときの最大出力が旧型ではポートごとに決まっていて45W出せるのは片方のポートのみだったのに対して、新型はその表記がないから自動制御してくれるものと思われます。PCとスマホを同時に充電したいときに「どっちのポートが何ワットか」を意識せずに扱えるのは確かに使いやすい。
旧型は天面がテカテカだったのでキズが付いたら目立ちそうなのがちょっと嫌だったのですが、新型は全体的にマット仕上げっぽくて好感が持てる…と思っていたら今回は側面がツルテカ！Belkinのデザイナーはチャージャーのどこあをテカテカに仕上げないと死ぬ病にでもかかっているんでしょうか。
別にいいんだけど、これはこれで扱いに気を遣いそうです。
旧型からの機能差分は大きくないから旧型ユーザーがあえて買い換えるべきかはやや微妙ですが、2ポート同時使用時の制限が緩和されたことと若干ながら低背になったことは私的には歓迎。たまに大きめの会議室にあるフロア下のコンセント（カーペットの蓋を開けて床下のコンセントやLANポートにアクセスするタイプ）に旧型のチャージャーを挿そうとしたらサイズがギリギリ or NGだった、ということが多いけど新型ならセーフな局面が増えそう。小型のUSB-Cチャージャーなんてなんぼあっても困らないから旧型は仕事用ではないカバンに入れっぱなしにしておきます。
ちなみに新型は発売早々にAmazonのセール対象になっていてお買い得！と思ったら旧モデルがAmazonのセールとは無関係に定価の約半額で在庫処分中だから機能差分が気にならなければ旧型がさらにお買い得。この際どちらかを確保しておいても損はないのではないでしょうか。
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