劇場先行版だった『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』のBlu-rayを購入しました。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- [UHD Blu-ray]
これでテレビシリーズも含めてBlu-rayをコンプ。6回通った劇場上映やガンプラまで合わせてGQuuuuuuXにいくら使ったかはちょっと考えたくないですね。でもそれだけ楽しませていただきました。
テレビ版の流れを考えると、ゼクノヴァやララァの開示タイミングという点で一年戦争編を2話と8話前半に分散させた構成は必然だったと思います。が、やっぱり一年戦争編を通しで見られるBeginningの構成も緊迫感という意味では貴重。私はGQuuuuuuXはBeginningが初見だったこともあって一年戦争編についてはこっちの構成の方がシックリきます。あとは最初のクランバトルのシーンで流れる楽曲がテレビ版では『夜に咲く』だったのがBeginningでは『もうどうなってもいいや』(共に星街すいせい)という差分も楽しめる。ちなみに楽曲の違いによって両者の映像でカット割りやタイミングが変えてあるのかと思って同時再生比較してみたのですが、映像自体は同じものでした。
同梱特典の一つめはBeginningの未公開初稿コンテ。テレビシリーズに採用された絵コンテは全てテレビ版のBlu-rayの特典として同梱済みですが、こちらは実際の映像には採用されなかった初稿コンテという超貴重な資料(ただし抜粋版)。冒頭のサイド7潜入~強襲シーンの展開がけっこう違っていたり、シャリア専用リック・ドムの出番がちゃんとあったり、主にモビルスーツ戦周りの描写が濃くなっています。たぶん尺の都合で泣く泣く削ったシーンも多かったものと思われます。また、シャアとシャリア・ブルの密会シーンで出てきたワインが初稿ではボルドー(フランス)ではなく某イタリア銘柄だったというのにも驚きました。
もう一つの特典は書き下ろしの短編小説『17バンチ事件』。当初は制作スタッフによるオーディオコメンタリーの予定だった特典が変更されてこの小説になりました。コメンタリーを録ってみたけど外に出せない話が多すぎたのか、それともこっちの方が売れると判断したのかは分かりませんが…劇中で言及だけされて詳細が全く不明だった事件について知ることができるなら読まないわけにはいきません。というか、このBDを買った目的の半分はこの小説だったと言っても過言ではない。
この小説はあくまでBD購入者の特権だから詳細は説明しませんが、Ζガンダムで語られた30バンチ事件に並ぶ「体制側にとって真相を知られたら都合の悪い事件」。この事件を通じて、シャアを騙る偽物の出現が後を絶たない状況やシャリア・ブルとカムランが顔見知りだった経緯、シャリアとコモリ/エグザベの出会い、リック・ドムに乗ったシャリア・ブルの活躍といった「本編で軽く触れられたけどよくは分からなかったこと」がいろいろと紐解かれています。っていうか、頼むからこういうの改めて映像化してくれませんかね。17バンチ事件だけでテレビアニメ2本分くらいの話になりそうな気がする。
時間がなくてまだ全編通してじっくり見ることはできていないのですが、どうしても気になっていた点だけ確認しました。劇場での再上映時にもチェックしていた「ソロモン突入時にソドンから発艦したゲルググの機数」と「ソロモンでのシャア vs セイラの戦闘中の閃きの中にララァの影がいたか」。前者に関してはテレビ版もBeginningも同じくゲルググは3機でした(Beginningも初回上映時と再上映時以降で修正が入っているようなので、このBDも修正版の映像である可能性あるけど)。しかし後者に関してはBeginningでは閃きの中にはララァはいませんでした!やはりあのララァは本作における最大のサプライズとして先行上映時には秘匿されていた、ということですね。それでも古参ガノタにとっては状況からしてゼクノヴァにララァやエルメスが関与していることを推理するのは難しくなかったと思います。
これでGQuuuuuuX関連の発行物はほぼ刈り取り完了ですかね。あとは6月発売のHG ハンブラビ(GQ)くらいでしょうか。ひとまずはBeginningを改めてじっくり観つつ、テレビ版との差分チェックなんかもして楽しもうかと。





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