先日の左手デバイスの話の続きです。あのとき買っていたのはこの機種でした。
Ulanzi / D100H Dial クリップアシスタント I003
エレコムの左手デバイス兼USBドックが良さそうだけどドックとしてのスペックが微妙…という感想を持った際、そういえばサイカ先生がUlanziのジョグコントローラーに言及していたのを思い出しました。アレちょっと気になってたんだよなあ、と改めて調べてみたら悪くなさげ。値段もそれほど高くない上にAmazonのタイムセールでちょっと安くなってる!と半ば反射的に発注してしまったわけです。
カタチは超オーソドックスなジョグコン。PCとはBluetoothで接続します。PCだけでなくiPad等でも使えるようで、タブレットでのクリエイティブ作業のお供にも役立ちそう。
筐体そのものは樹脂製ですがウエイトが入っていてダイヤルを回した程度ではズレないくらいの重さがあります。またダイヤルはアルミ製で剛性感あり。電源オフで回してみたらちょっと軽すぎる、もう少し重いか一定角度ごとにクリック感がある方が好みなんだけど…と思ったら、ダイヤルにハプティックデバイス(振動フィードバック)が入っていて電源オン中は5°ほど回すごとにクリック感がある。これなら悪くありません。
ダイヤル上部にはアサイン可能な3つのボタンがありますが、ちょっと軽すぎて誤操作の元になりそうなのが難しい。また本機のボタンはいずれも甲高いクリック音を発します。手持ちのマウスを全部静音モデルにしてしまった今となってはこのクリック音はちょっとうるさい。静音スイッチ版とか出してくれないでしょうか。
両側面にも2つずつボタンを備えています。こちらは横向きなこともあってミスクリックしにくいので、メインで使うボタンはこっちにしよう。
内蔵バッテリーの充電はUSB-Cから。その隣にあるのは電源スイッチ。
また本機はBluetoothで3台のPCやスマートデバイスを切り替えて使用でき、その切り替えスイッチは底面にあります。
デバイスの利用にはPCに「Ulanzi Studio」というユーティリティーをインストールする必要があります。
Ulanzi Studioのマーケットプレイスから各アプリ向けのプラグインを追加することで、諸々のアプリの操作に対応します。PhotoshopやDaVinci Resolveといったクリエイティブ系アプリは当然として、PowerPointとか為替系とかビジネス方面も幅広い。パワポでどう使うかとかちょっと想像ができないんですけど便利なのかな…。
なおデフォルトはダイヤル操作がシステムボリューム(音量調節)に割り当てられます。手元で直感的に音量が操作できるのはなかなかいい。
とりあえず一番使いたかったPhotoshopのブラシコントロールをダイヤルに割り当て。1目盛り回すごとにブラシサイズをどの程度変更するかをピクセル単位で指定できるのが便利。私は3pxずつ調節するようにしました。
あとはどのボタンに何をアサインするか悩ましいですが、とりあえずいくつかのよく使うツール選択を割り当てておくのが良いかな。
ちなみにこの設定をいじっているときにマウス(MX MASTER 3S)の横スクロールホイールでもPhotoshopのブラシサイズの調節ができることに気づきました(笑)。それを知っていたらわざわざ左手デバイスを探さなかったのにとは思ったけど、MX MASTER 3Sのホイールは小さい上に滑らかに回りすぎて狙ったところで止めるのが難しい。クリック感のある大きなダイヤルの方が圧倒的に操作しやすいので、D100Hを買ったこと自体は間違いではなかったと思えます。
また一点誤算だったのが、ブラシコントロールはPhotoshopのブラシ系ツール(ブラシ、修復ブラシ、消しゴム、コピースタンプ、指先など)のブラシサイズ変更には一通り効くのですが「削除ツール」(Firefly AIを使った修復ブラシ的なツール)のブラシサイズにだけは効かないこと!同じカテゴリーに格納されてるツールなのに…。私は修復ブラシと削除ツールを併用しながらレタッチすることが多いから左手デバイスが削除ブラシのサイズ変更にだけ効かないのはちょっと辛い。まあマウスホイールも効かなかったからこれはUlanzi側の問題ではなくPhotoshop側の実装に問題があるのでしょうが。
私は今までもツール切替系の操作はほぼキーボードショートカットを使っていたから左手デバイスの恩恵は限定的だと思います。でもブラシコントロールがダイヤルでできるだけでも随分捗りますね。
ジョグダイヤル系の操作、昔動画編集系のアルバイトをしていた時代を思い出すなあ。なんかこれを使って久しぶりに動画編集したくなってきました。










コメント