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Scythe SHURIKEN

Core 2 Duo E8400 を買おうと思っているんですが、なかなか品薄状態が改善されない=値段も落ち着いてこないので、とりあえず CPU クーラーだけ新調してお茶を濁してみました。
CPU クーラーって長らく ALPHA 製を愛用してきましたが、もう最近じゃ流行ってないんですね。数年前ならこの市場にもいろんなメーカーがひしめき合っていたのに、今やもうサイズ一択という感じで選択肢が少ない状況。でもサイズ製品は評判が良いのが多いので、その中でも最も新しくてコンパクトなこれを選んでみました。

サイズ / SHURIKEN

左が Pentium Dural-Core に付属のリテールファン、右が今回買った SHURIKEN です。見た目上のサイズは高さがリテールファンとほぼ同じで、ファンサイズと形状の違いからフットプリントは SHURIKEN のほうが一回りほど大きくなっています。
今使っているケース(WiNDy EX700R)はスペースにかなり余裕がないので、CPU クーラーにもあまり選択肢がなく、かなり小型のものを選ぶしかありません。このクーラーも収まるか不安でしたが、何とかギリギリ収まりました。どのくらいギリギリかというと、空冷ファンのフレームが 5 インチベイのレールに接触している状態(;´Д`)ヾ。
リテールファンは銅コアすら持たないアルミ製ヒートシンクで、冷却性能には(オーバークロック用途には)心許ないのですが、この SHURIKEN はロープロ対応の小型クーラーながら、ヒートパイプを使って冷却効率を追求しているもよう。

さっそく取り付けて冷却性能を試してみました。


現在常用している環境は、Pentium Dual-Core E2140@2.00GHz(333MHz×6)。リテールファンだとアイドル時で 25℃前後、加負荷時(スーパーπ 419 万桁演算直後)で 40℃前後で、既にオーバークロック状態であることを考えるとこれでも十分に冷えていると思うんですが、SHURIKEN だとアイドル時 15~20℃、加負荷時でも最高で 30℃未満(;゜Д゜)。比較対象がリテールファンだから当然かもしれませんが、冷却性能はかなり高いと言えそうです。

これだけ冷えるならオーバークロックももっと行けるんじゃないかと思い、改めて 2.66GHz のベンチ(CrystalMark 2004R2)を取ってみました。

クロック 1.60GHz
(200MHz×8)
2.00GHz
(333MHz×6)
2.66GHz
(333MHz×8)
Mark 81594 98805 121278
ALU 14259 17731 23447
FPU 16538 21329 28396
MEM 9444 13156 14269
HDD 9002 8984 8681
GDI 9147 10740 14851
D2D 4802 4886 4915
OGL 18402 21979 26719

おー、前回と違ってちゃんとリニアにスコアが伸びてる。前はやっぱり発熱か何かの関係で、マザーが自動的に倍率を落としてたっぽい雰囲気だったんですが、今回はちゃんと回ってくれました。ついでに 3GHz 超えも狙ってみたんですが、どうも安定する設定を見つけられず。電圧を 1.4V 以上にしてやれば行けそうな気配もあるんですが、どうせもうすぐ Wolfdale を買うし、2.66GHz で当面は満足しておくことにしました。ちなみに、2.66GHz でも CPU 温度は 45℃前後。

動作音は劇的に静かになったとは思わないですが、リテールファンにあった低く唸るような音の成分がなくなって、耳障りな感覚が軽減された感じ。これで¥3,000 ちょっとという価格設定もあり、かなり満足度の高い買い物だったと思います。CPU を換えてもこのクーラーは使うつもり。

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